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キム・テリ主演 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 公式サイト
そして、6月28日から第二章が公開です
アンニョン・・・いつもありがとうです☆⌒(*^-゜)v
最近、久しぶりに活字を読んでます。
どんな本かとゆうと、破壊王こと故・橋本真也関係の本です。
面白いですよ~、今は亡き破壊王のプライベート
爆笑もんですよ~(*´∀`*)
ま、なぜか寝る前とゆうとプロレスの本が一番、読みやすい気がするんですよ。ぎょうさん読みましたよ~、プロレスの活字。
また、その本についても書ければいいんですが、なかなか時間的に難しいですかね・・・。
次は尾崎魔弓選手が書いた推理小説の本を読む予定です
6月12日、この映画を観ました
リミットは10日間!
決してあなたを死なせはしない!
COUNTDOWN
カウントダウン
カウントダウン
原題:카운트다운
英語題:Countdown
(2011年、韓国映画、119分)
監督:ホ・ジョンホ
脚本:ホ・ジョンホ、イ・ヒョンソク
撮影:キム・テギョン
照明:ホン・スンチョル
音楽:タルパラン、チャン・ヨンギュ
武術:ユ・サンソプ
出演:チョン・ジェヨン、チョン・ドヨン、イ・ギョンヨン、オ・マンソク、チョン・マンシク、イ・ミニョン、クォン・ヒョクチュン、キム・ドンウク、キム・ジョング、キム・グァンギュ、オ・グァンロク、チェ・ジョンニュル、パク・ヘジン、チョ・チョンドゥ、ペ・ユンボム、ノ・ヒョンジョン、イ・ジェヒ、キム・ミンジェ、ペ・ソンウ、チョン・デビョン、イ・ジェピル、キム・ジョンソク、チンモ、パク・パリョン、キム・ジュノン、チョ・シネ、オ・デファン、キム・ガンイル、シン・ヘイン(スポーツ解説者、元バスケット選手)、イ・ユンサン、オ・ジョンウォン ほか
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
チョン・ジェヨンとチョン・ドヨンのダブル主演作で、二人の共演は過去に、リュ・スンワン監督の『血も涙もなく』(2001年)があり、そん時は元ボクサーで血の気の多いヤクザと、元ラウンドガールで日本での歌手デビューを夢見るその情婦の関係でしたね。
リュ・スンワン監督の作品の中でも最もいかがわしく、不道徳な映画でしたが、私ゃ大好きです。
さて、「カウントダウン」といえば、あっちゃんのデビュー曲ですが、それはともかく、2011年の映画、この『カウントダウン』・・・。
リミットは10日間!
は、まあ、いいとして
決してあなたを死なせはしない!
のあたりに、非常に騙された感が強いんですが
よく考えたら、やっぱりそのとおりやなぁ・・・とも思わされる。
少し、そんなあらすじを書かせていただきます。
借金の取り立て屋、と言っても、とにかく会社ではあるようですが、そんな仕事をやってるテ・ゴノ(チョン・ジェヨン)、無慈悲に徹して弱いもんからも強いもんからもキッチリ取り立ててます。
半ば自暴自棄のやさぐれパワーとゆうか、どんな債務者からも取り立てる〝無敵の人〟状態・・・。
そんな彼だったが運転中に突然、失神し、肝臓がんに犯されていると医師(オ・グァンロクさん)から告げられてしまう。
生き延びるには10日以内に肝臓を移植するしかない・・・。
実はある理由から、彼は自分に手術で臓器を移植できる人物を、幾人か知っているのだった。
うち一人は実在のバスケット選手、シン・へイン(신혜인)さんだったりするのだが、やはり臓器提供は誰からも断られる。
が、最後に一人、ある女がいた。
しかしその女は今、コンジュ(公州)女性刑務所に服役中
自称〝ミス・コリア〟、男を惑わす美貌の持ち主、チャ・ハヨン(チョン・ドヨン)は、「政財界と法曺界の有力要人を動員した詐欺事件」で収監中だったんですが、なかなかこの事件、私にはよくわからないんだけど、ハヨンがいかにもな女で、生まれながらの嘘つき、世の中をなめてかかってる詐欺師だとゆうことは、よ~くわかります。
お金のためなら何でもしよる
そしてこの女、とても頭がいい・・・。
刑務所のハヨンに面会し、肝臓移植を頼むテ・ゴノ。
ハヨンは臓器提供を引き受ける代わりに、「チョ・ミョンソク」(イ・ギョンヨンさん)とゆう人物の行方を探すようゴノに頼む。
ゴノは私立探偵のような仕事をやってる債務者(キム・ドンウクくん)に無理やり依頼して「チョ・ミョンソク」なる人物を探すことに。
ええな~、キム・ドンウクくん。
『神と共に』二部作でも大活躍のキム・ドンウクくんですが、この映画ではあまり出てこなくって、ちょっと残念。
そして、二人は釜山で「チョ・ミョンソク」を発見・・・。
そんなんでハヨンは出所するのですが、彼女を追う一団あり。
中国の延辺(ヨンピョン)派とゆう朝鮮族の組織で、ボスはシュワイ(オ・マンソクさん)。〝シュワイ〟は中国語で「イイ男」の意味だとか。
このヤクザも、ハヨンにやられちゃった〝被害者〟なんすよ。
いや~、ヤクザを騙すなんて、怖い、怖い~。
で、迎えに行ったゴノはハヨンをヤクザたちに渡さないため、破れかぶれでカーチェイスに突入
この長いカーチェイス、商店街を延々と走りまくり、前半の観どころ。
あら~、親分さん~、おひさ~
イヤン~、怖い~、怖いわ~
凸(・_・)
どうにも好意的なレビューを見かけないこの映画ですが、しかし私ゃ、チョン・ドヨンのこの顔を見れただけで大満足オ・マンソク
ところが逃げきったと安堵したのも束の間、ハヨンは根っからの詐欺師・・・ゴノは彼女に逃げられてしまう。
一度人を騙しよったヤツは
何回でも騙しよる
・・・教訓です。
うわ~、ムカつく顔~
で、ハヨンとチョ・ミョンソクの関係ですが、ま、両方ともが悪すぎてうちら一般人にとってはどっちもどっちでアレなんですが、詐欺を生業とする者同士、騙し騙されの関係で、最終的にチョ・ミョンソクがハヨンを騙して警察に捕まえさせてたんですよね。
ハヨンはその復讐がしたいワケです。
で、なんかチョ・ミョンソクの部下を色じかけで騙してファイルですか、それを奪って、無記名債券で100億ウォン、用意して、と脅すのよね。
わ~、悪い顔。
チョ・ミョンソクはしくじった部下をキッチリお仕置き。
そんで、債券の引渡しは釜山のデパートで、取引後、ハヨンは逃亡して、ゴノからも逃げる気。
この映画はNEWの配給ですが、デパートはロッテですね。
シュワイさんたち朝鮮族ヤクザも電車で移動中。
ソン・ヘギョが〝最高の美女〟役で特別出演。
あ、チョ・ミョンソクの一の部下、ハン室長を演じるのはチョン・マンシクさん。
頭のいいハヨンですのでこの取引は成功したかに見えましたが、延辺(ヨンピョン)派のシュワイ一派が外で待ち構えていて拉致。
埋められてますがな
で、絶対に彼女の肝臓が要るゴノはこの場に突撃してヤクザたちをやっつけまくり、最後はシュワイと一騎打ち。
アクション映画してるなあ~。
そんでゴノは自分のご両親が営んではるトンガン理髪館にハヨンを匿います。
が、ハヨンはスキあらば逃げたろと思ってますので、そのへん気が抜けない。
ハヨンは手術の前に行くところがある、と。
なんと、ハヨンにはヒョンジとゆう娘がいて、こんなお母さんなので苦労してるわけですが、さすがにハヨンも母親、最後に逃げる前、このヒョンジに10億ウォンを渡しておこうってわけです。
ヒョンジを演じるのは当時、miss Aのメンバーだったミンちゃんことイ・ミニョン。
韓国の歌手は演技も上手いね~。
母親のことを「私を生んで捨てた女」と表現するヒョンジですので当然、母娘仲はギスギスしたもの。預金通帳も突っ返されます。
そんな中、しつこい延辺(ヨンピョン)派はハヨンを追って、チョ・ミョンソクの会社CMCの本社を占拠・・・話がややこしくなってきます。
ゴノは手術することになるのですが、ハヨンが逃げたらアカンので債券をコインロッカーにしまっておきます。
俺が死んだら、債権は諦めとけ。
そして、その夜、ゴノはハヨンに自分の過去をふと語るのでした。
ところがチョ・ミョンソクがヒョンジを拉致し、人質に。
こんなママでもママはママ。
ハヨンは娘を救いに行きたい。
そしてゴノはとにかく生きにゃならん、移植が先決。
ゴノは策を練って(そのはず)、クソ度胸と捨て鉢プランで延辺(ヨンピョン)派と取引し、ヒョンジをさらったチョ・ミョンソクと対していくこととなる・・・生きるため。
そんなんでかなり後半まであらすじを書かせてもらいましたが、実は、物語のある要素については触れずに書きました。
なぜって、その部分に私自身が驚かされたので、内緒にしときたかったんです。
そのネタバレをやめた部分については、ある意味、いかにも韓国映画らしい話で・・・それと、この臓器移植と詐欺事件を扱うサスペンス的な話とが重なって進行していく内容は、何とゆうか、2本の映画を同時に観ているような複雑さを感じて、そういったとこは評価の分かれるとこじゃないでしょうか。
私は、ちょっと困ったとゆうか、なんか違うなと感じたところもあります。
ん~、取り立て屋の男と、詐欺師の女とゆう、プロ同士の関係で、最後までそれで観せきっても良かったかなあと思います。
まあ、でも、こっちが思うよりも強いドラマで観せてくれるのが韓国映画なので、一概に否定もできませんし、それに、今、こうして自分の感想を書いていて、この映画の良さがわかったように思うんですよ。
おそらく、親であること、の映画でもあったんじゃないでしょうか。
親は自分の人生を生きる上で、必ずしも子どもを一番に考えられない時もあるかもしれない。
でも・・・とゆうような。
詐欺師女が最後に見せる母親らしい姿にも、感動。
ミンちゃんの娘役もこの映画の観どころでした。
撮影中のケータリングでしょうか。
こんな時に食べる韓国のおうどん・・・おいしそう
チョン・ジェヨンさんもサスペンス・パートではいかにもな演技でしたが、後半のドラマ場面では、また違う一面を見せてくれて、感動でした。
チョン・ジェヨンさんの映画もいっぱい観てきたけど、どの映画も記憶に残りますわ~。
チョン・ドヨンの演技は・・・詐欺師を演じるその演技が凄いですよね。
観返すと、ゴノと最初に出会う刑務所のシーンからすでに、騙そうとしてるもんな~
チョン・ドヨンもどの役でも魅了してくれますし、出演作どれも観る価値があると思います。
オ・マンソクさんは喜々としてヤクザ屋さんを演じてはります。
ハイテンション演技もいいですね~。
でも、こうゆう朝鮮族の犯罪者の役は、どの韓国映画を観てても、変な共通点があって、そこに差別的なニュアンスを感じてしまう
日本でいったら日系米国人、日系ブラジル人のギャングといったイメージなんでしょうか。
まあ、でも延辺朝鮮族自治州と韓国の関係もいろいろ変わってきてるようですね。
イ・ギョンヨンさんもキム・ドンウクくんも良かったです。
キム・グァンギュさんも出てはりますよ。
ホ・ジョンホ監督はこのあと、2014年にイ・ソンギュンさん&キム・ゴウン主演の傑作、『奴が嘲笑う』を監督してはります。
失礼ながら、格段の進歩ではないでしょうか。
笑いもエグさも増している。
そして去年、2018年には、朝鮮王朝版の『グエムル』とでもゆうべき、『ムルグェ(물괴、Monstrum)』を発表
この映画、絶対に劇場で観たいんやけど・・・日本公開はまだか
そんなんで、『ムルグェ』が公開されるまで、ホ・ジョンホ監督の2011年の作品をまた観返してみてはいかがでしょうかね
最後に、いただいたコメントのお返事は明日、必ず投稿します
でわ、今夜もありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))