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僕たちは、再び恋に落ちた――。
いま、会いにゆきます
映画 『Be With You ~いま、会いにゆきます』 公式サイト
韓国最恐ホラー、解禁!
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アンニョン(^-^)ノ
いつもありがとうです
大勢の方々に読んでいただき、本当に感謝しております
このブログで書いておきたい映画は、まだまだあるのですが、なかなか進みません
まあ、気長に書いていくしかないですね・・・
4月5日、この映画を観ました
恋の成功率100%!?
恋愛エージェント 【シラノ恋愛操作団】
今度のミッションは、予測不能な依頼人と訳アリの美女
シラノ恋愛操作団
シラノ恋愛操作団
原題:시라노;연애조작단
英語題:Cyrano Agency
(2010年、韓国映画、117分)
監督・脚本:キム・ヒョンソク
撮影:キム・ウヒョン
照明:キム・スンギュ
音楽:キム・テソン
武術:ホン・ウィジョン
出演:オム・テウン、イ・ミンジョン、チェ・ダニエル、パク・シネ、パク・チョルミン、チョン・アミン、ソン・セビョク、リュ・ヒョンギョン、イ・ミド、イ・ミソ、ト・ヨング、イ・チャンジュ、チャン・ウナ ほか
友情出演:キム・イルン
特別出演:イ・デヨン、クォン・ヘヒョ、キム・ジヨン
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
『建築学概論』(2012年)とどっちにしようか少し考えて、こちらの方が公開されたのが早いので、まず観ておこうと考えて選びました。
〝あなたの恋を私たちが成就させます〟 「シラノ: 恋愛操作団」
え~、本来は演劇で名を成したいと思ってたんでしょうけど、今では劇団を再建のするための資金集めにしょうがなく恋愛操作団の仕事を始めたっぽい「シラノ・エージェンシー」の面々
イ・ビョンフン(オム・テウン)、ミニョン(パク・シネ)、 チョルビン(パク・チョルミン)、チェピル(チョン・アミン)。
ズバリ、女子に告ったことのないイジイジ、モジモジしてる男子のため、好きになった女子と最善の形での出会いを演出し、しっかり付き合うまで持ってきましょう、我々がとゆう、そんなもん、お節介にもほどがあるが、不器用男子には願ったりかなったりの特殊な職業。
100%の成功率を高らかに主張してるわけです。
今日も今日とてダメ男子(ソン・セビョク)が恋愛操作団の力を借り、カフェのおねえさん(リュ・ヒョンギョン)に好印象を与えつつ告るタイミングを教わっているのでした。
いや、そのやり方を見てるとアホかと思ったシラノ・エージェンシー、侮るべからず、と思わされるからいい加減な話・・・ってゆうか面白くなってきましたよーヾ(*´∀`*)ノ
さて次にやってきたのがファンドマネージャーのイ・サンヨン(チェ・ダニエル)。
この男、見た目はなかなかいいし、仕事もできるが、女子に対しては異常に腰の引けた優柔不断なビビリ。ですが通っている教会で会う女の子、キム・ヒジュン(イ・ミンジョン)を好きになってしまい、どうしても上手くいきたい。はい、シラノ・エージェンシーの出番です。
ところがシラノ・エージェンシーの団長、ビョンフンはこの仕事に乗り気ではない。他の3人に対し、変な理由で断ろうと持ちかける。が、背に腹は代えられず、結局、引き受けることに。
実は、なんと
サンヨンが好きになったヒジュンは ―― ビョンフンの過去の彼女さん、元カノだった~・・・これはまずい~、わ~
【感想】
この映画、もともとはウェブトーン(ウェブ漫画)で、2013年にはイ・ジョンヒョクさんや少女時代スヨン、イ・チョニ主演の、『恋愛操作団:シラノ』としてドラマ化もされたそうですね。
ま~、私が思うに、そんな難しい映画じゃないし、難しいことをやってる映画じゃないですね。それにラブコメとしては、目新しい作品じゃないかもしれません。
前半はほぼ完全にコメディですよ。ですが、恋愛操作団の団長、ビョンフンの過去の回想シーンや、韓流らしい気の効いたセリフも取り入れられ、そして後半、とってもいい感じになっていきます
最後の方はスクリーンで観ておきたい気分だったなー。
この映画の何が素晴らしいかといって、最後まで読めないことです。
オム・テウン演じるビョンフン、チェ・ダニエル演じるサンヨン、それぞれ欠点もありますが、どこかちょっとずつ魅力的な男性。
だから恋にしても応援したくなる・・・さあ、どっちと思わされるのですが、なかなか先が読めません。それが最後までとても惹きつけられましたね。
ビョンフンもサンフンも、見苦しいほど気持ちが出ちゃって、ぼやくわ、ごてるわ、右往左往するんですが、そのアホな姿もまた可愛かったりします(´∀`*)
ま、全体的に軽やかで、それがとても魅力ですね。
「シラノ」の元ネタはフランスの劇作家、エドモン・ロスタンの戯曲、『シラノ・ド・ベルジュラック』(1897年)ですね。
私はもちろん読んだことないんですが、母がお気に入りだったのか子どもの頃に最後までネタバレで話して聞かされました。そん時、幼いながらもちょっとウルッときました。ブサイク男子のことを笑ったりしたらアカンな、と思ったかもしれません。
オム・テウンは、ソン・ガンホやソル・ギョングとも違う、また若手俳優たちとも違う、独特の個性ですね~。一瞬、カッコよくないんだけど、それがまたカッコイイんですよね~。ホントに表情に魅せられます。
オム・テウンもスティーヴン・レイと同タイプで、疲れたような顔や、あきれ顔がいいんですよ。そういったカッコよさがある味のある人。
そしてキメる時は実に自然にシュッとキメる。
後半で、ビョンフンがサンフンを複雑な心境ながら、仕込んでいく場面、私はウルウルきましたし、最後の方もでした。
大傑作、『家族の誕生』(2006年)のDVDにある特典映像だと思いますけど、ムン・ソリたちとの撮影中に、近所の子どもたちが「有名人や」って集まってきてしまって、いや、そんな小学生たちがオム・テウンのファンなはずないと思うんですがね~、オム・テウンさん、優しくみんなにサインしてあげてるんですよね~。それがなんか、似合ってて、かっこいいんですよね。子どもに優しい男ってほんとにカッコイイです。
チェ・ダニエルもカッコイイんだけど、役があまりにもカッコ悪くて(^_^;)
けど、そんな役だから後半、また効いてきてね~、いいんですよね
・・・ま、ズバリ、私はオム・テウン派ですが(*´∀`*)
イ・ミンジョンって誰だかわからなかったんですが、あ~、イ・ビョンホンさんの奥様でしたか~いや~、可愛かったです~、美人だし。
役に合うてましたね。
パク・シネは、こんな面もあるのか~って思わされました。なんか表情がきつくって、時々、「猛獣の顔」のように思えたのは私だけでしょうか。あ、もちろん可愛いってことですが。
パク・シネが演じるミニョンが途中で、芝居でイ・ミンジョン演じるヒジュンに突っかかるんですが、そん時の顔がちょっと怖かったね。物語内の芝居なんですけどね。ミニョンは団長よりもシビアで頭がいいのでね。
パク・チョルミンさんはいつもどおりだったけど、チョン・アミンくんの役が、「いるだけ」っちゅうか、存在感が薄かったですね~。でも、いないとなんか少ないし・・・って感じ。
「実は自分たちも恋愛下手な恋愛操作団」って設定も効いてたんですよね、きっと。
前半の笑いを担うのはソン・セビョクで、久しぶりに見ました、やっぱりイイですね。
そん時、イ・ミドさんもチラッと出てきます。二人とも、韓国映画の切り札ですね・・・ジョーカーとゆうか。
実はチェ・ダニエルさん演じるサンヨンは仕事上、やばいことに手を出してて、そのことで怖いおじさんたちが出てきますが、そのボスはクォン・ヘヒョさんで、チョイ役ながら悪い役でした。ま、笑いましたが。
あと、サンヨンとヒジュンが通う教会の牧師さんがまたイ・デヨンさんで、いてはるだけで面白い。
そして、キム・ヒョンソク監督のこれまでの作品は以下のとおり。
爆烈野球団! (2002年)
クァンシクの弟クァンテ (2005年)
スカウト (2007年、日本未公開)
シラノ:恋愛操作団 (2010年)
タイム・クライム (2013年)
セシボン (2014年)
アイ キャン スピーク (2017年)
私は『爆裂野球団!』と『セシボン』だけ観てました。
で、『シラノ』を観て思いましたが私、この監督さんの映画作り、好きですね。だから他の監督作も絶対に好きやと思います。
『タイム・クライム』はSFですね(DVDを安い時に買っときました)。
最新作、『アイ キャン スピーク』はナ・ムニさんと、イ・ジェフンくん主演で私も観たいんですが、政治色が強い映画なので日本での公開は・・・難しいでしょう、残念ながら・・・( ̄、 ̄)チッ
とにかく『シラノ恋愛操作団』のような映画を作らせたら、ホントに韓国、上手いとゆうか、気が利いてるとゆうか、小粋ですね~。
恋愛の味がまた日本と違って・・・映画もイイですッ
このタイプのラブコメ、韓流ドラマ・映画がお好きな方でまだ観てない人は、是非
ハマる人はハマるはずッ
けどね~、恋愛操作団にほんとにお願いしたら、かかりますよ~お金、きっと。100万、200万すぐちゃう(;´∀`)
でわ、今日もありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))