韓国映画 短い記憶 2011年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

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僕たちは、再び恋に落ちた――。

 

Be With You

いま、会いにゆきます

 

 

映画 『Be With You ~いま、会いにゆきます』 公式サイト

 

私が本気でオススメする素晴らしい映画ビックリマーク

是非、スクリーンでご鑑賞ください!!

 

韓国最恐ホラー、解禁!サーチ

コンジアムは、そろそろ上映が終わりつつありますドクロ

観ておきたい人はお早めにビックリマーク

 

映画 『コンジアム』 オフィシャルサイト

 

 

 

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アンニョン(^-^)ノ

いつもありがとうですキスマーク

 

パイレーツ』(2014年)の続編にかんするニュースですが、映画『パイレーツ2』の投資配給会社であるロッテエンターテイメントは10日、毎日経済スタートゥデイに「キム・ナムギルさんが作品を辞退したのは事実だ」としながらも「制作中断ではない。キャスティングを再整備する予定」と明らかにした。女優のソン・イェジンとイ・グァンスは『パイレーツ2』に出演する。もっと! コリア)とのことで・・・私思うにかなり厳しい状況ですねあせる

 

いや、ほんと、ナムギルさんの出ない『パイレーツ』なんてビックリマークが本音ですし、ナムギルさん抜きのソン・イェジンだけでは物語的にも不自然なことになると思いますがね~(^_^;)

いっそのこと、美女海賊フンミョ(ソルリ)と青年海賊チャムボク(イ・イギョン)主演でやってみるか!?

 

ま~、ユ・ヘジンさんが出ないだけでも魅力半減ですし、ここはナムギルさんとヘジンさんに出てもらえるよう、企画を練り直した方がいいように思います・・・それでもパイレーツ、ファイティンビックリマーク

 

今日は、ヴァンゲリスのCD、『The Best Of Vangelis』(2002年、EU盤、14曲、70分58秒)が届いたので、それを聴きながら書かせてもらってます。

ヴァンゲリスのベスト・アルバムは3枚、持ってるんですが、この『The Best Of~』には、他のベストに入ってない昔の曲が多かったので買ってみました。

 

私、ヴァンゲリスはオリジナル・アルバムを数枚しか聴いてなくって、ベスト盤とか、映画音楽のサントラ盤ばかりでお恥ずかしいかぎりです。

ヴァンゲリスはもちろんアルバム志向なので、過去の名盤をちゃんと聴くべきなのですが・・・。

 

しかし、とにかくヴァンゲリスの音楽は素晴らしいです。

ずっと聴いてたいですね~音譜

 

ところで現在大ヒット中の『翔んで埼玉』にはジャガーさん、出てはるんですかはてなマークそう知ると急に観たくなりますね。

でもジャガーさんの縄張りは、千葉のはず!?

 

 

 

さて、4月6日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

あ の 時 も し … を 考 え て も 、 答 え は 白 く な る 。

 

 

 

短い記憶

 

 

短い記憶
原題:혜화,동
英語題:Re-encounter


(2011年、韓国映画、108分)


監督・脚本:ミン・ヨングン
撮影:ナ・ヒソク
照明:チャ・サングン
音楽:キム・ミョンジョン
美術:イ・ヒョンジュ


出演:ユ・ダイン、ユ・ヨンソク、パク・ヒョックォン、キム・ジュリョン、チェ・ヒウォン、チョン・ジェミン、ソン・ヨンスン、キル・ヘヨン、パク・ソンヨン、パク・ソンジュン、イ・ジンスク、チョ・ドクチェ ほか

 

 

解説: TVドキュメンタリーなどで経験を積んできた新鋭ミン・ヨングン監督の初長編作で、繊細なタッチで描かれたドラマが話題を呼び、ソウルインディペンデント映画祭で作品賞を受賞するなど高い評価を受けた一作。17歳の高校生ヘファは、恋人ハンスとの幸せな人生を夢見ていた。しかし、ヘファが妊娠するとハンスは姿を消してしまい、取り残されたヘファは出産するが、子どもはすぐに死んでしまう。それから5年後、ハンスが再びヘファの前に現れ、自分たちの子どもは生きていて養子にだされているという事実を告げる。そのことを知ったヘファの心は大きく揺れ動き……。(映画.com

 

 

この映画も、「書けない映画」ですね~汗

 

言葉が見つからないとゆうか、書くと気持ちが損なわれるとゆうか・・・だからこそ、ミン・ヨングン監督もこうして映画にされたわけですし、観たからといって簡単には言葉にできない映画こそ、本物の映画なんじゃないですか。

 

あらすじも、私には書けません。

書くとしたら、全部を書かないとダメでしょうね。

そうなると、書けないですね、ええ。

 


<作品受賞歴>
第31回 韓国映画評論家協会賞新人女優賞(2011年韓国)
第15回 釜山国際映画祭「韓国映画の今日-ビジョン」部門監督賞(2010年韓国)
第36回 ソウルインディペンデント映画祭最優秀作品賞、コダック賞、独立スター賞(2010年韓国)
第13回 アジア映画祭審査員賞、主演女優賞(2012年フランス)

 

私はもっと受賞しててもいいのに、と思います。

本当に素晴らしい映画だと思います。

 

 

ヘファ(ユ・ダイン)は動物病院かなはてなマーク・・・に勤め、トリミングなどの他、飼い主のいない犬たちを保護して、必要ならばイ・ジョンホン先生(パク・ヒョックォン)に治療してもらっていた。

犬たちのために新しい飼い主を探してやり、飼い主の見つからない犬たちは自分の家で一緒に暮らしている。

 

見ての通り、ヘファの家には犬たちが大勢・・・。

 

 

バンドをやっているイ・ジョンホン先生。

暇な時にはギターを練習してる。

 

 

ヘファは高校生だった17歳の頃、キム・ハンス(ユ・ヨンソク)と付き合っていたが妊娠した。

彼女はハンス、そして子どものことについて前向きに考えることにするが、しかし、ハンスの母親はハンスがカナダへ留学したとヘファに言い、ヘファはそれきりハンスとは会えなくなった。

 

5年後、彼女の前にハンスが姿を現す。

ハンスはヘファとの間の子が今、どうしているのか、へファに告げ、彼女の前から消えたことを償いたいと考えているようだった。

 

あらすじ・・・私に書けるのはこんなところです。

 

 

2度、観たんですが、やはり2度目の方がよく理解できましたし、また強く感動しました。

 

ミン・ヨングン監督は、多くのシーンにたくさんの連想を込められたんじゃないでしょうか。

私も全てをわかったわけではないのですが、いくつかの場面に感じた意味にハッとさせられ、心動かされました。

 

監督の意図を私が受け止められていれば、いいのですが・・・。

 

韓国語の題、英語の題、その意味がわかれば良かったんですが・・・私には無理でした。

 

いろいろあるんですが、性の映画でもあると思います。

性の、高ぶるような、わかりやすい側面と、それ以外の現実的なこととかはてなマーク

それは人は愛し合えば、子どもを授かるのでしょうけれど、そうすると、たとえば若い人たちだったら、どうするのはてなマークって感じで、思ってるのと違う現実に突き当たるものでしょう。

 

ヘファの今の日常 ―― つまり犬たちの面倒を見ることや、彼女の特殊な癖などから、どれほどこの5年間、彼女が自分の産んだ子について考え、思いつめてきたのか、垣間見れます。

 

・・・やっぱりうまく書けませんねあせる

つまり、そうゆうことです。

ま、それでいいんじゃないかなあ・・・。

 

とにかく、素晴らしいシーンがたくさんあり、特に後半であることが判明した時、私はホントに感動しました。

その時、ああ、この映画を観て良かった、と考えました。

 

なんてゆうか、私は犬の姿を見ると後悔を感じます。

犬は後悔の象徴とゆうか・・・この映画でもある部分、特に前半はそうなんじゃないですか。

犬たちは人類の罪の意識を表してるような。

 

 

ユ・ダインは馴染みのない女優さんでしたが、『サスペクト 哀しき容疑者』(2013年)の、あのジャーナリストを演じた女優さん。

いかにも韓国の演技派女優って感じはてなマーク

 

ですが、私はこの映画を観てて好きになりきれないとゆうか・・・いや、もちろん、それは役柄の上での話なんだけど、可哀想だから応援したいとかそんなふうには思わなかったな。

ヘファは複雑な身の上で、だから若くして自分の家族を得ることにどれほど喜んでいたかとも思うんだけど、それだからハンスが去った時、投げやりになったのかなあ。

 

ともかく、物語の最後に彼女が吐露する本音は感動的です。

 

ハンスを演じたのはユ・ヨンソク。

まだまだ若くって、今と比べてずっと頼りない。実際、年配の男性に捕まって押さえつけられたりしますし。

共感しうる心の弱さを的確に表現してましたね。

 

他のキャストの方々も、いかにも韓国映画の、このタイプの作品の脇役を巧みに、でも自然に演じておられました。

特に、ヘファの「母親」を演じられたソン・ヨンスンさん・・・。

 

そして、犬たちが多くを語ってました。

人間の出演者と同じくらい・・・。

この映画の犬たちの表情は非常に印象的・・・。

 

この映画の犬たちを見てると胸が締めつけられるようで・・・もしかしたらそれはヘファの気持ちに重なるのかなあ、と思うと、だから私はこの映画が好きなのかなあ、とも思います。

 

ユ・ヨンソク、ユ・ダイン、そして、ミン・ヨングン監督。

 

脚本も書かれたミン・ヨングン監督は他に2作、オムニバス作品に監督として参加されただけで、長編の監督作品はこの1作だけです。

もう6年以上も作品を発表されてません。

なんかもったいないなあ・・・と思いますが、理由があるんでしょうかね。

 

私はミン・ヨングン監督が映画を監督するのなら、絶対に好きだと思うんですが・・・また作品を撮ってほしいですね。

 

女性の映画監督だと観終えた時には思ったので、男性だったのも意外でした。

 

 

2011年公開と、少し前の映画ですし、私が今さら、ゆうのもなんですが・・・本当にいい映画だと思いますので、もしもまだ観ておられないなら、是非、観ていただきたいですね。

 

ってゆうかこの映画、日本でも劇場公開されたんですか!?

2012年に・・・いや~、それは凄いですね。

そして劇場で観られた方々はラッキーでしたね音譜

 

でも、確実に、「好き・嫌い」ってヤツのある映画でしょう。

それを考えると、なんだか不安になるんですが、こうゆうの映画はもしかしたら今、あまり人気がないのかなあ・・・はてなマーク

 

ズバリ、「映画祭で評価されるような映画」で、非常に地味で飾り気のない、静かな、そしてとても細やかな作品です。

だから派手な映画が好きな人たちにはつまらなく思えるかもだけど・・・特に後半の「誘拐」あたりなんかは私は非常に興奮させられたし、引き込まれました。面白い映画だといってもいいんじゃないですか。

 

語り方とゆうか、ヘファが心に思い浮かべることで、起こったことの時間を入れ替えてたみたいな編集も私は好きですね。それがミステリーの謎解きみたいに感じられて、また納得でした。

・・・感動でしたね。

 

韓国映画・・・こうして観ていってますけど、ホントにいい映画ばかりで、さすがです合格

私は今は楽しい、笑えるような映画、それからカンフー映画が好きですが、『短い記憶』のような映画も大好きです。

この映画に出会えて本当に良かった。

 

でわ、次は日本の映画について書かせてもらいましょうか。

最後まで読んでくださり、ありがとうですキスマーク

アンニョン~(^.^/)))