韓国映画 サスペクト 哀しき容疑者 (2013年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

アンニョン~(^-^)ノ

毎度、どうも~、ありがとうございます~キスマーク

 

書きたいことはいろいろあるのですが

基本、ひと記事、映画1作品ですので

遅々として進みませんあせる

 

もうちょっと早く書けるといいのですが・・・

まあ、できましたら向こう10年、お付き合いください~(^_^;)

 

え~、メモによりますと、今年の8月19日

この作品を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラ走る人DASH!

 

 

 

 

 

男はただ復讐するためだけに生きている

 

 

 

サスペクト 哀しき容疑者
 
サスペクト 哀しき容疑者

原題:용의자(容疑者)
英語題:The Suspect


(2013年、韓国映画、137分、PG12)


監督:ウォン・シニョン

脚本:イム・サンユン
脚色:リュ・ジョンウン
助監督:リュ・ジョンウン
撮影:イ・ソンジェ(CGK)
照明:イ・ビョンフン
音楽:キム・ジュンソン(CineNote)
美術:イ・ジョンゴン
武術:オ・セヨン(Triple A)


出演:コン・ユ、パク・ヒスン、チョ・ソンハ、ユ・ダイン、チョ・ジェユン、キム・ソンギュン、パク・チイル、キム・ミンジェ、キム・ウィソン、ウォン・プンヨン、ウォンジン、ソン・ジェリム、チェ・ジョンニュル、ナム・ボラ、キ・ジュボン、チョ・ソッキョン、イ・ヨンジク、チェ・テファン、キム・ドス ほか
特別出演:ソン・ジェホ


配給:ツイン

 

※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
解説: 「トガニ 幼き瞳の告発」のコン・ユが、家族を殺した犯人を追う脱北者役を熱演したサスペンスアクション。祖国・北朝鮮から見捨てられた特殊部隊の元エリート工作員チ・ドンチョル。愛する妻子を殺害され復讐を心に誓った彼は、現在は韓国で運転代行業をしながら犯人を探す日々を送っていた。そんなある日、ドンチョルは親身にしてくれていたパク会長の殺害現場に遭遇。容疑者の濡れ衣を着せられたドンチョルは、「国家の狩猟犬」と呼ばれる対北情報局のミン・セフン大佐から執拗に追われることとなる。セフン大佐役に「依頼人」「南極日誌」のパク・ヒスン。監督は「セブンデイズ」のウォン・シニョン。(映画.com
 

サスペクト 哀しき容疑者 予告編

 
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub6_large.jpg?1405306254
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub8_large.jpg?1405306254
https://photos.hancinema.net/photos/photo374960.jpg
 
北から来た男、チ・ドンチョル(コン・ユ)。
朝鮮民主主義人民共和国の最精鋭特殊要員だった彼は、今は
韓国で運転代行の仕事しながら都会の片隅で暮らしている。
 
妻と娘を殺され、国家に捨てられたドンチョルは生きる希望を失い
いつか復讐するためだけにただ生きていた。
 
ジャーナリストのチェ・ギョンヒ(ユ・ダイン)は
脱北者であるドンチョルに取材を頼んでいるのだが
ドンチョルはにべなく相手にしない。
 
ヘジュ・グループのパク・コノ会長(ソン・ジェホ)は
同じ脱北者としてそんなドンチョルを気にかけてやり
自分の下で働かないかと繰り返し提案していたが
ドンチョルはいつものように断るのだった。
 
その直後、ドンチョルは何者かがパク会長を殺害する現場を
目撃し、パク会長の遺品を手にすることになる。
会長は死の間際に「それを必ず埋めてくれ」とドンチョルに言い残す。
同時に、会長殺害の容疑者と誤解され
韓国警察に追われる身となったドンチョル。
 
捕まるわけにはいかない。彼にはただ一つ、目的があった。
 
その経歴ゆえに逮捕することが困難なドンチョルを捕らえるため
対北情報局のミン・セフン大佐(パク・ヒスン)が呼ばれる。
セフン大佐は過去にドンチョルと接触したことがあり
苦い経験があった。
 
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub3_large.jpg?1405306253
https://photos.hancinema.net/photos/photo374962.jpg
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub4_large.jpg?1405306253
 
前回、記事に書いた『あなたの初恋探します』(2010年)と同じく
コン・ユ主演の韓国映画です。
 
この映画、私
ケチのつけようのない、非の打ち所のない傑作――
そう思いました合格合格合格合格合格
 
アクション映画なのですが、すごく心を打つドラマがあり
だから理想的なアクション映画だと思います。
 
韓国映画を観始めてから、いいアクション映画を何作品も
観てきましたが、この映画は中でもホントに凄かった。
こんなアクション映画なら、いつだって大歓迎ですクラッカー
 
妻と娘を殺された男の復讐劇
全方向から追い掛け回される逃走劇
そして、彼を追う凄腕の男・・・137分間
息つく暇もありません。
 
そして初めて観た時、すごい怖さもあったんですね。
 
途中でドンチョルを殺そうとして
普段はタクシーの運転手さんをやってる、北進会の暗殺要員が
出てきて、この人が本当に怖いんですけど
見た目が普通のおじさんなのに動きが異常なんですよ。
そんな人が地下鉄の駅の階段のとこで
殺し合いをやってるって光景が、確かにありうるんだどうけど
そのリアルさが怖かった(>_<)
そうゆう怖さは韓国映画が最高ですね、いつも。
 
その暗殺要員を演じてるのは
ウォンジン(ウォン・ジン/キム・ウォンジン/ユン・ジャン)さんといい
武術監督、スタントでもあり
香港のゴールデンハーベストにも所属して
スコーピオン・ファイター』(1989年)といった香港作品にも
出演した人物だそうです。
つまり凄い人ってことですね。
 
(こういったまったく知らなかったことを書いて
アクション大好きな方々に喜んでもらおうと思いました音譜
 
アクションにかんしては、いっぱい盛り沢山で
しかも後に行くに従って、さらに激しさを増すとゆう素晴らしさビックリマーク
私は特にドンチョルがバックで車を運転する姿に惚れましたクラッカー
表情一つ変えずに運転する姿ってカッコイイですよ、ほんと。
 
マット・デイモン主演の『ボーン・シリーズ』(2002年~)に
インスパイアされたとも、また似てるとの話もありますが
不思議なことに、私は『ボーン・シリーズ』の記憶があいまいです。
マット・デイモン主演の1~3作目までは観てるんですが
1作目の最後の方で草原でクライヴ・オーエンがいたとか
フランカ・ポテンテが気の毒だったとか
パリでのカーチェイスとか、部分的には思い出せるんだけど
どんな話だったとかは・・・思い出せない。
まあ、それもここ数年、韓国映画について記憶するために
昔に観た映画の記憶が薄れていってるんだろうけれど。
 
あと、わからないなりに考えさせられて納得した
印象的なアクション・シーンで
ソン・ジェリム演じる学生たちから人気の大学の先生が
ドンチョルの車の前からガガガガーって車で暴走してきて
なんの技も裏もなく正面衝突でバーンドンッってぶつかって
そのまま怪我しつつもドンチョルを見送ってるけど
あれはやっぱり
「俺たちにイヤも応もない、ただ殺し合うだけの立場だけど
お前は行けるとこまで行ってやりたいようにやってみろよ・・・」
って感じなのかなはてなマーク
なんしか、私にはそう思えました。
 
https://photos.hancinema.net/photos/photo370731.jpg
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub1_large.jpg?1405306253
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/sub5_large.jpg?1405306254
 
コン・ユは、とにかくかすかにも笑うことなく
終始無表情で、哀しみと執念だけを感じさせて・・・
かっこよかったです。
あ~、こんなにかっこいい人なんだなぁ~、って思い知りました。
アクション映画の見事な主役でしたね・・・ビックリマーク
 
そして、セフン大佐を演じたパク・ヒスンもまたカッコイイ!!
初登場のシーンからすでに「凄い人」で、それがまた好きなんです。
パク・ヒスンさんのムードって日本の俳優さんにも
いそうな感じなんですがね・・・今は誰とか思いつけない。
こうゆう、容疑者とそれを追いかける人の関係で観せる映画って
意外と私の好きな方向なのかもしれません。
 
ユ・ダインとキム・ミンジェの「ジャーナリズム・コンビ」も
良かったです。
この映画、登場人物が最終的に
「私のやってほしいこと」をやってくれる映画です。
それがもう、完璧でした。
 
悪役の人は・・・誰とは申しませんが
憎たらしさが凄くって、ホントに腸が煮えくり返りますけど
だからいい悪役だったってことですね。
個人的には、もうちょっと反省を促したいところでしたが(^_^;)
 
キム・ソンギュンさんは・・・
あまりネタバレしたくないんですが・・・
泣けました。
私は勝手に「黒幕」だと思ってましたので(;´∀`)
素晴らしいキャラクターですね・・・。
 
ドンチョルの奥さんを演じたナム・ボラも印象的でした。
途中の回想シーンで彼女が語る
「お腹の中の子に父親の話をたくさんしてるの」ってセリフが
泣けます。゚(゚´Д`゚)゚。
 
https://photos.hancinema.net/photos/photo370733.jpg
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/gallery/main_large.jpg?1405306252
https://photos.hancinema.net/photos/photo370735.jpg
 
この映画は、私ごときがどうこう語る映画ではないですね。
 
一つ、断言できることは
絶対に観てほしいってことです。
 
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントさんが
廉価版のブルーレイ&DVDを出してくれてます。
「初回限定生産3枚組セット」にあった特典ディスク(101分)は
付いていませんが、高くないので是非、買ってくださいビックリマーク
 
買わなくっても、レンタルさんとかテレビ放送で
また観てくださいね!!
 
まあ、観る人はもうすでに観てはると思いますが
超~オススメですドンッ\(^o^)/ドンッ
特にアクション映画の大好きな方!!
 
でわ、今夜もありがとうです、アンニョン~(^.^/)))
 
https://eiga.k-img.com/images/movie/80459/poster2.jpg?1405499123