アンニョン(^-^)ノ
いつも、おおきに、ありがとうです
ブログは細々と続けていきますけど
ひと記事、ひと記事、丁寧に書いていきますッ
しかし、俳句や短歌のように
非常に短い文で書いておられるブロガーさんもいて
そうゆう書き方だとやはり読みやすいので
そういった書き方に憧れもするし
そんなふうに書きたいなあとも思います。
私はどうしてもくどくなりますが・・・。
11月11日・・・つい先日ですが
この映画を観ました
彼と私の730日
あなたならどうする?
待ちくたびれて
待ちくたびれて
原題:기다리다 미쳐
英語題:Crazy For Wait / Crazy Waiting / The Longest 24 Months
原題:기다리다 미쳐
英語題:Crazy For Wait / Crazy Waiting / The Longest 24 Months
(2008年、韓国映画、108分)
監督・脚本:リュ・スンジン
PD:シン・チョル
助監督:シン・ジョンフン
撮影:キム・チョルジュ
証明:カン・デヒ、イ・ソンヨン
音楽:キム・ジュンソク
美術:イ・グナ
助監督:シン・ジョンフン
撮影:キム・チョルジュ
証明:カン・デヒ、イ・ソンヨン
音楽:キム・ジュンソク
美術:イ・グナ
出演:ソン・テヨン、チャン・グンソク、チャン・ヒジン、デニー・アン、ユ・イニョン、キム・サノ、ハン・ヨルム、ウ・スンミン、ソ・ミヌ、チョン・ミンソン、イ・ヨンジン、クォン・ジニョン、キム・ジュノン、キム・インジュン、ホン・ヨジン、チャン・ナミョル、チェ・スビン ほか
友情出演:キム・テヒョン、イ・ギウ、チョン・ブグム、ファン・ソクチョン、イ・サンウン
特別出演:オ・ミヨン
※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。
韓国映画を観てきて思ったのは
韓国と日本、本当によく似てるな~ってことです。
そりゃ細かいことは少しずつ違いますよ
でも間違いなく、日本にとっては
世界で一番、似ている国は韓国です。
お箸やお茶碗が金属製だとか、自動車が右側通行とか
細かいこと以外については
ここがこう違うと具体的に指摘するのも難しいほどでは
まあ、韓国に住んでる日本出身の人たちが
ブログで書く「日韓の違いのいろいろ」には
納得させられることも多いんですが
私の認識では、ほぼ一緒。
日本や韓国以外の外国の人たちにとっては
パッと見、もう確実に見分けがつかないでしょう。
そんな中、決定的に違うのが
韓国には男子に徴兵制度がある、ってことですね。
これは日本にはないことです。
自衛隊はありますが、自衛隊は義務じゃないので
一種の単なる職業です。
お巡りさんや消防士さんに近い雰囲気かな
なんしか、韓国の男子たるもの
19歳から29歳までの間に兵役のお勤めを果たさないと
アカンのです。
韓国映画や韓国ドラマ、韓国芸能に詳しい人はもちろんのこと
ご存知のことでしょう。
いやいや、私もここ数年で知った話なんですがね(^_^;)
(輝国山人さんがこの映画のページの[おまけ]で、韓国の徴兵制について詳しく書いてくれてます。どうぞ ⇒ 待ちくたびれて)
*
『待ちくたびれて』は、韓国の徴兵制度にまつわる
4組のカップルの話ですね。
6歳下のイケメンで遊び人ウォンジェ(チャン・グンソク)と
付き合ってる理学療法士のヒョンジョン(ソン・テヨン)は
ウォンジェが兵役に行ってからギクシャク・・・
お互いに相手への疑いが拭えないし不満も膨らんでしまう・・・。
大学生カップルののウンソク(キム・サノ)とジナ(ユ・イニョン)は
ラブラブな日々だったが
ウンソクの兵役中、ウンソクの友人、ギソン(イ・ギウ)と
はしゃいでいるうちにそーゆー中になってしまうとゆう
マンガみたいな展開。
ロックバンド、〝ピーコック・グリーン〟のキーボード・プレイヤー
ボラム(チャン・ヒジン)は同じバンドのギタリスト
ミンチョル(デニー・アン)に片思い中だったが
ミンチョルはシンガーのハンナ(イ・ヨンジン)のことが好き。
ミンチョルが兵役に行くとハンナも英国へと行ってしまうのだが・・・。
4番目のビアン(ハン・ヨルム)は、ようわかりません(^_^;)
高校生のくせに彼氏と同棲しとったのか
ウク(ウ・スンミン)が入隊すると
クラブで出会ったおとなしい男の子、ホシン(ソン・ミヌ)と
無理やり同棲するように持っていく
何がしたいのかと。
家賃を折半したいのか、家来のような彼氏が欲しいのでしょうか
4組のエピソードが交代ごうたいで進みます。
あ、入隊してても時々は休暇で外の世界に帰れますがね。
いつも通り、何も調べずに観てますし
グンちゃん以外のキャストに馴染みのない人が多いので
前半、誰と誰がどうゆう関係なのか
ちょっとわからなくって困りましたが
後半、関係が鮮明になっていくことで面白さが増しました。
私はそん時の気分が好きでした。
意図してやってはるのならたいしたもんやと思います。
この映画は、女性側の視点だと思います。
『待ちくたびれて』・・・韓国語の原題では『기다리다 미쳐』
「待つ」のは男子を待ってる女子、兵役が終わるのを待ってる男子
両方の意味でしょうが、兵役中の男子は浮気のしようもないので
男子の方はともかく、女子の心は揺らぎます。
そんな女心を描く映画で、男子の方はむしろ
いちず~、いちず~、離れないけど~♪ってもんです。
いやいや、「別れ」ってゆう概念がない人ばかりとかで(^_^;)
また、好きな人が入隊したらって話もありますね、一個。
兵役の映画かと思って観ると
男子のそっちの方の奮闘はほとんど描かれてないので
肩透かしかもですね。
*
キャスト的にはやっぱりグンちゃんですけど
女の子たちがみんな美人です。
最初、劇中のバンド、〝ピーコック・グリーン〟が演奏する曲で
始まるんですが、この曲がかなりカッコイイ。
そのバンドのシンガーの役が、『少女たちの遺言』(1999年)の
イ・ヨンジンで、美女なんですが、自分で歌っているのなら
歌手としてもかなりいいですね。
演じている役柄は若干、自信あり過ぎて傲慢
嫌われる可能性も高いキャラですが・・・
女子大生のジナが彼氏のいない間にデキてしまう相手の役で
韓国でもほんとに背の高い(189cm)イ・ギウさんが出てきます。
イ・ギウさん、あんまり見かけないんです。
優しい顔立ちでいい感じなんですけど。
グンちゃんとクォン・サンウの奥様、ソン・テヨンのエピソードは
ちょっと色が薄い感じですがいい結末ですね。
私は『楽しき人生』(2007年)のグンちゃんが大好きですので
入隊して短髪なグンちゃんがかっこいいと思いました。
ソン・テヨン・・・私はパッと見、パク・ウネかと思いましたよ。
ユ・イニョンとキム・サノ、イ・ギウさんのエピソードは
なかなかにいたたまれなくって、けっこうキツかったです。
ああゆうのを切りだすのとか、ほんと、タイミングもへったくれも
ありませんわ。
観てて、そうゆうのはしんどいですね~。
ま、こーゆーこともあるってことで。
ユ・イニョンは『女教師 シークレット・レッスン』(2017年)の時より
ずっと可愛いと思いました。
ジェーン・バーキンのTシャツ着てて。
チャン・ヒジンとデニー・アンの「バンド内での恋愛事情」は
最も映画らしいドラマのあるエピソードですが
個人的には途中、あっちゃーって感じだったけど
かなりいい結末でした。
ま、女の子のああゆう気持ちも可愛いです。
カエル顔のハン・ヨルムの話は、ようわからんのですが
コメディ担当で、よく理解できない分、個人的には好き。
お前何考えてるんだ、って話、映画としては好きですね。
ま、要は、男関係でチャッカリしてたってことなんでしょうけど
とかく「泳ぎ上手は川で死ぬ」とも言いますので
そんな感じなのかな。
ハン・ヨルムが彼氏No.2を落とす目的で観てる映画は
キム・ヘス&ユン・ジンソ主演の『浮気日和』で
『待ちくたびれて』の前の年に公開された作品ですね~。
脚本も書きはったリュ・スンジン監督ですが
作品はこの『待ちくたびれて』、一作のようです。
またなんか、作ってほしいですね。
1本の映画で4つのエピソードですが
群像劇ではなく、オムニバス的な形
そうゆう形の映画もええですね。
もうちょっと、一つ一つのエピソードが重なるとことかあったら
もっと効果的だったかもね
*
ところで、韓国映画で観る分には
入隊は面白いし、映画的にグッとくる場面になると思うんですが
私のオススメの入隊の場面のある映画は
コン・ユとキム・ジョンファが主演した2004年の作品
『僕の彼女を知らないとスパイ』です。
この映画では、ずーっと彼女がいなかった浪人生のゴボンくんが
(実は北のスパイの)万能美女、リム・ゲスンを好きになって
入隊するんですが、今、思い出しても泣けます~゚゚゚(゚´Д`゚)゚
ほんっとにいいシーンです。
みんな、韓国の男の子は、ああなのかなあ~
その後、兵役中のゴボンくんにそっと会いに来るゲスンの
女としての優しさも・・・最高
古い映画ですし、日本版DVDの画質・音質も壮絶に最悪ですが
もしも機会があったら、是非
*
『待ちくたびれて』・・・面白かったです
コミカルなシーンは笑えますし
時々、胸がキュっとなるシーンもありましたよ。
10年前・・・2008年の映画ですが
グンちゃん主演ってことでどのレンタルDVDさんにも置いてあるし
また機会があったら是非、観てみてください
ただ、徴兵制度そのものは、早く世界が平和になって
なくなってしまうのが一番いいですね
でわ、今夜もありがとうです~
アンニョン(^.^/)))
解説: 6歳の年の差カップル、熱愛中の大学生カップルなど4組の男女が登場。それぞれが男性の兵役義務による入隊で離れ離れになることから起こるドラマを描いたオムニバス。ドラマ「美男(イケメン)ですね」(2009)、「メリは外泊中」(10)などでブレイクした韓国の人気俳優チャン・グンソクの出演作を上映する「チャン・グンソク祭」で日本劇場初公開。(映画.com)