韓国映画 提報者 ~ES細胞捏造事件~ 2014年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

 

11月2日、マイケル・マン監督

アル・パチーノ、ラッセル・クロウ主演の

『インサイダー』を観ました。

 

インサイダー

 

 

原題:The Insider
(1999年、アメリカ映画、158分)


監督・脚本・製作:マイケル・マン
脚本:エリック・ロス
音楽:リサ・ジェラール、ピーター・バーグ


出演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマー、ダイアン・ベノーラ、フィリップ・ベイカー・ホール、リンゼイ・クローズ、デビ・メイザー、スティーブン・トボロウスキー、コルム・フィオール、ブルース・マッギル、ジーナ・ガーション、マイケル・ガンボン、リップ・トーン ほか

 

 

きっと有名な映画だと思うので

観た方も多いに違いないと思うけど

やっぱりすごく面白かったですね。

 

ラッセル・クロウも大好きなんですが

この映画ではアル・パチーノがめちゃくちゃ

かっこよかったですね、痺れるほど( ゚ー゚)( 。_。)

ええこといっぱい言わはるし

私が映画で実感したい正義を体現してました。

私にはそれが本当に嬉しかった。

 

「失った信用は取り戻せない」

私はあのラストが好きです。

ちょっと寂しいけど、心が熱くなった。

 

このところ、ブログを書けば書くほど

「知ったかぶり」だけはやめようと

私も襟元を正してるので

そうなると、あまりいろいろ書くことも

なくなってしまうのですが・・・素晴らしい傑作でした、うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

 

 

さて、時は遡って10月の5日には

この韓国映画を観ていましたカチンコ

 

※こういった科学的な映画は

(ってゆうか科学的なこと全部だけど)

私には不得意なジャンルですし

報道とかに関しても同じくらいわかってないので

記事を書いてても用語とかが間違ってるかもしれません。

そのつもりで読んでください、うんあせる

 

 

 

 

 

その告発全世界を揺るがした。

 

 

 

提報者

~ES細胞捏造事件~

 

 

提報者 ES細胞捏造事件

原題:제보자

英語題:Whistle Blower


(2014年、韓国映画、113分)

 

監督:イム・スルレ

脚色:イ・イル
脚本:イ・チュニョン
音楽:イ・ジュノ(CASKER)


出演:パク・ヘイル、イ・ギョンヨン、ユ・ヨンソク、パク・ウォンサン、クォン・ヘヒョ、リュ・ヒョンギョン、ソン・ハユン、キム・ガンヒョン、チャン・グァン、キム・ジュンギ、イ・ミド、ナム・ミョンニョル、パク・ヨンス、パク・チニョン、キム・ヨンソン、イ・ボンギュ、イ・スンジュン、パク・ソングン、キム・チャニ、クォン・ヒョク、チェ・ヨンミン、ハン・ギジュン、チョン・ヒョンソク、キム・スンテ、イ・ファリョン、キム・ジフン、チェ・ギョシク、チョン・スジ、キム・セビョク、キム・ウォネ、キム・ヨンジェ、キム・テフン、ファン・ジョンミン、キム・ギョンラン、ユン・ミンス、オ・チャンギョン、ユ・ミンソク、ユ・ホハン、チャン・ムンギュ、ホ・ウン、キム・スアン、ファン・ジェウォン、パク・チソ、ケイ(わんこ) ほか

 

 

【あらすじ】

 

世界で初めてヒトのES細胞抽出に成功したことをイ・ジャンファン博士(イ・ギョンヨン)が発表し、ノーベル賞の受賞も期待され韓国中が盛り上がる中、テレビ番組「PD追跡」の番組プロデューサー、ユン・ミンチョル(パク・ヘイル)は、匿名の情報提供者から「研究の成果や論文は捏造されたもの」という告発を受ける。その情報を提供したのは、イ博士と共に研究していた若手の研究者、シム・ミノ(ユ・ヨンソク)で、彼は科学者としての良心の呵責に耐えきれず告発を決断したのだった。ミノの証言だけを信じ、ユンは真実を求めて取材に取り掛かるが、イ博士への批判は国益に反するとの理由で世論や他メディアから激しい批判が殺到し、ES細胞抽出成功の捏造を主張する番組が放送されなくなる事態に陥る。

 

 

『インサイダー』を観た時

「あ、『提報者』と同じ話やビックリマーク」と思いました。

(公開は『インサイダー』の方が先)

 

情報提供者がいて

告発される側があって

ジャーナリストがいる。

そして、報道に様々な圧力がかかる。

テレビ局の側にあってはならない自己規制が生じる。

多くの共通点があるし、テーマも主張もよく似てます。

 

ただ、比率がちょっと違う。

『インサイダー』では、告発される側の企業は

あまり詳しく描かれませんけど

『提報者』で、捏造を疑われることになる

イ・ギョンヨン演じるイ・ジャンファン博士は

パク・ヘイル演じる報道番組のプロデューサー

ユン・ミンチョルや

ユ・ヨンソク演じるES細胞研究チームのチーム長だった学者

シム・ミノと同じくらい大きな役で、内面も垣間見れました。

 

『インサイダー』は情報提供者とジャーナリスト

ニュース番組のスタッフたちが中心の物語でしたね。

 

どちらも、実は、実話、本当にあったことの映画化なのだけど

もちろん、私は両方とも、知りませんでした。

知ってる人が観たらどう思ったんだろうはてなマーク

 

でもね、映画を観てての感想ですが

それで別にいいんだけども

やっぱり映画は、映画的に面白く、かっこよく

作ってはるんやろうなぁ、と思いました。

 

でも、それでいいんだと思うけどね。

ドキュメンタリーではないし。

 

とにかく、両方ともめっちゃ面白かったですよ!!

ラストが両方とも最高にグッときましたクラッカー

 

 

『インサイダー』の方が深い感動があったと思うけど

どっちがどっちって比較はできないです。

 

強いて言えば、両方とも観るのが一番ですね音譜

 

 

 

汗汗汗汗汗汗汗

 

 

 

・・・って・・・ほら、もう書くことなくなった(^_^;)あせる

 

いや、人様に説明できるような、そんな映画じゃなく

私にはちょっと難しくってね。

企業とか研究とか、ほんっと知らんし(ノ_<)汗

詳しい人なら、いろいろあるんでしょうけど・・・

うちのパパ向きですかね。

 

あ、でも、面白いは本当に面白いです合格

こんなけの無知な私が、こんなけ楽しんだんですからキラキラ

 

ってゆうか、真面目な話

難解であっても、専門的であっても

伝えたいことがあるならば、私にも伝わるんですよ。

それが真実に基づいた、本当の芸術ならね。

映画っておそらく、そうゆう強みがあると思う。

 

私が映画を観始めたのって10歳くらいの頃だと思うけど

そっから10年くらい、ずーっと、わからへんままに観ていて

最終的にちょっとずつわかってきましたもん。

 

で、わからへん時代に観ていた映画を、思い出して

あるいは観返して、少しずつ理解していくとゆう。

 

あんまり「映画内の知識で映画を観る」のも

アカンと思うけど、でも、映画を観ることで世間を知る

何らかの知識が深まる、それはあると思います。

そのお陰でこういった映画を観る日も来たわけですし。

 

私はね、『提報者』や『インサイダー』を観ていて

やっぱり報道、ジャーナリズムの正義が信じられた。

 

私は新聞も読まないし、テレビのニュースも見ないし

ネットのニュースなんてむしろ大嫌いなんだけど

(コメント欄を読むと、言葉が乱暴で気が滅入る)

それでも、いつも報道を信じていたいです。

きっと真実を教えてくれるんだと。

 

映画に登場する報道関係の人たちのプライド

信念、そして責任が、映画の中では描かれているけど

現実の報道関係の人たちもきっと同じだと

この映画を観て、思いましたね。

 

人は必ず嘘をつくし、時には悪をなすと思います。

だからそれを誰が公に知らせるのか、と。

 

 

こうゆう映画のパク・ヘイルは最高ですね。

いや、こういった人物がいつも韓国映画は最高なのかなはてなマーク

最後の表情が良かったなー。

 

『朝鮮魔術師』(2015年)が素晴らしかったイ・ギョンヨンは

この役・・・イ・ジャンファン博士の役

私にはそこまでの悪人に見えなかったです。

最後の方で本音を吐露しますけどね

結局、博士にああいった先走りの発表をさせる圧力が

(それもマスコミが少なくとも加担してるのかもだけど・・・)

大きな問題だと感じました。

それでも・・・やったらアカンけどね、捏造とかは、うん。

 

ユ・ヨンソクも学者の役なので、おとなしそうな

気の弱そうな感じなんだけど、けど、やっぱり

真実を伝えようとした意志は固かったし

共感できましたね。

 

その他、パク・ウォンサンさんも

ソン・ハユンちゃんも、クォン・ヘヒョさんも印象的でしたし

青春写真館のチャン・グァンさんも良かったです。

 

 

イム・スルレ監督の作品を観たのは

私は初めてでした。

他にも見たい監督作品、あるんですけどねー

日本でDVDが発売されてる作品は多くない。

 

『私たちの生涯最高の瞬間』(2007年)は

DVDを買ってありますし

飛べ、ペンギン』(2009年)と

『牛と一緒に7泊8日』(2010年)は

レンタルさんにあるのを確認してます。

(いつまでも、あると思うな・・・やけどねあせる

 

問題は、最も観たい

ごめんね、ありがとう』(2011年)で

どのレンタルさんでも見あたらないし

セルDVDも品薄のようなので、困ってます(>_<)

観たら絶対に号泣間違いなしの作品なんだけど・・・

「心を慰めてくれる動物たちとの暖かいスキンシップ」

・・・ですもの。

メーカーさん、廉価版で再発してくれないかにゃーにゃー

 

 

私に書けるのはここまでですがあせる

『提報者』も『インサイダー』も素晴らしい映画!!

 

もしも、観ておられなかったら是非、観てみてください。

 

それでは、今日も読んでくださり、ありがとうですキスマーク
またです、アンニョン(^.^/)))