ハチミツボーイのブログ -2ページ目

とし物語 vol77 ~沖縄1人旅編7~

だんだんと日が暮れてきた。

そういうや石垣島の宿の誰かが

「太陽が海の向こうへ沈んでいくのは見た方がいいよ。」

って言っていたのを思い出した。

最高のロケーションで見ようと思い、また浜辺へいった。

夕方の浜辺は寝転べた。

他にも何人かが海に沈む夕日を見に来ていた。

この日は雲1つなく、ホントに最高の天気だった。

ここは日本で1番南の島。

僕は日本で1番最後に沈む太陽を見るのか。

と思って感慨深かった。

が、

太陽は西へ沈むので1番西の島の与那国島が最後か?

そっちかな??

とか、どうでもいいことを考えていた。

いつの間にか時間がすぎ、いよいよ太陽が海の向こうへ。

とにかく感動した。

綺麗だった。

美しかった。

さっきのワンピースの女性もいた。

泣いてるようだった。

それほど感動するものだった。

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今写真を見ても、やっぱり感動する。

うろ覚えだが、太陽が沈んだのにまだ辺りは暗くならない。

(余韻というか、余太陽というか)

太陽がないのにまだ明るい。

このことを、ミラクルタイム。

というらしい。

この時に写真を撮ると、それはそれは幻想的なのが撮れるらしい。

という話がうそかホントか聞き間違ってるのかは分からないが

そうらしい。

写真は撮らなかったが、太陽がないのに明るいのは不思議だった。

30分もすると辺りは暗くなってきた。

一気に暗くなった。

島はホントに昼と夜とで違う。

1メートル先も見えなかった。

宿に帰ると隣に同じ年ぐらいの男性がいた。

軽く挨拶した。

僕はおじいからビールを買って外で飲んでた。

空を見上げるとそこにはめちゃめちゃ星があった。

もう人間の目では見えきらないというか、1画面には収まりきらないというか

とにかく、星がめちゃめちゃあった。

こんな綺麗な星をさっきの砂浜に寝転がってみたいな。

と思った。

女性の人が1人立っていた。

同じ宿の女性部屋にいる人らしい。

声をかけようか、かけまいか。

チラッと目があった気がした。

ここは波照間。

この島が僕を大胆にする。

よし!

僕はビールを片手に持ち、

「よかったらこの綺麗な星を一緒に見ませんか?」

と、声をかける練習を心の中でした。

口には出せなかった。

・・・

そして1人ぼっち。

仕方がない。

1人で見に行こうと思い歩いたが、ホントに一寸先は闇。

まともに歩くのも難しい。

かといって懐中電灯もないし。

恐る恐る歩いてると草むらが急に

「ガサっ!!」

と音がした。

完全にビビってしまって宿に引き返した。

部屋に戻ると先程の男性がまだいた。

暇そうに携帯をいじってた。

話しかけてみた。

どうやら違う島で出会った女の子にメールを送ってるらしいがつながらないって。

「ヒマなら一緒に星でも見に行きませんか?」

なぜか誘ってみた。

すると

「いいですね。行きましょか!」

そんなことで、僕はまだ名前も知らない男性の人と星を見に行くことになった。

懐中電灯を持っていたので、それは助かった。

砂浜に着いた。

早速寝転んだ。

するとまるで星が落ちてきそうな感じというか、

手を伸ばすと星がつかめそうな、

そんな風に見えた。

流れ星も8回ほどみた。

多すぎてみきれない。

「あ!流れ星。」

「どこ?」

「あそこ!」

「あそこってどこよ?あちこちであり過ぎてわからへんわ」

こんな会話をした。

しばらくすると自転車の明かりがこちらへやってきた。

こんな時間に自転車??

島は野宿が禁止。

なので夜は宿も自転車を貸し出してくれない。

なのに自転車??

自転車に乗った人がこちらに近づいてきた。

するとおじさんだった。

いきなり

「この砂浜でオカリナの練習してもいいですか?」

わらけた。

「もちろんいいですよ」

と返事した。

僕らは数えきれない星を、オカリナをBGMにして見ていた。

まさに現実ばなれ。

数十分するとオカリナもふき終わり、話をすることに。

どうやら東京から自転車で寝袋を積んで旅をしてるらしい。

仕事も辞めて。

九州からはフェリーで。

と。

歳は40らしい。

そういや出会った人はほとんど仕事を辞めてきてた。

休んできてるのは僕ぐらいだった。

このおじさんも(名前知らないので)、適当に遊んでから

こっちで仕事を見つけるらしい。

そんな人たちばかりだった。

しばらく談笑して、そろそろ宿へ戻ることにした。

また男性の人と一緒に。

そういやこの男性はずっと僕にため口だった。

歳は27で東京で銀行員してたらしいが、辞めたって。

僕の方が年上だったので、年齢を聞かれないかな?

って待ってたが全然聞いてくれなかった。

この男性が帰る途中に急に

「なぁ、なんで島が野宿禁止か知ってる?」

って聞いてきた。

僕は知らなかったので

「知らん」

と言った。

すると男性が

「どうやらちょっと前に島で殺人がおきたらしいで。しかも旅人が現地の人を

殺したらしい。それで野宿したら誰が島に来てるかわからんから禁止になったらしいで。

それ以来、島の人も旅人には結構きびしいらしいわ。

しかも、犯人はまだ捕まってないねんて。」

なんで急にこんな話を。

しかもこんな暗闇で。

まさかこいつが犯人じゃ???

C級サスペンスなら彼が犯人のパターン。

僕は急に怖くなって、彼と少し距離をおき

しかも半歩後ろをあるいた。

しかしちょっと離れただけで彼の姿が見えない。

懐中電灯の明かりだけが見えてる。

こっちの方が怖いのでちょっと近づいた。

宿まで走りたかった。

何事も起きずに宿についた。

すぐふとんに入って寝た。

とし物語 vol76 ~沖縄1人旅編6~

北海道の親子と別れて僕は最南端の石碑に着いた。

ここが日本で1番南の場所か・・・

女性の2人組がいたので写真をお願いして撮ってもらった。

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てっきり友達かと思ったら、さっき島で知り合ったらしい。

で、一緒に島を歩いてるって。

こういう人たちはこの旅で何組か出会った。

男でも女でも。

旅人はいい人ばっかりだね。

波照間島は日本で唯一南十字星が見える。

星空観測所があるのだが、行ってみると台風で壊れてた。

・・・まさかね。

ま、しかたないっか。

自転車で無事島を1周し、そのまま海へ向かった。

西浜。

ここがおそらく日本で1番綺麗な海じゃないかと僕は思う。

この海を知ってしまったので、もう他の海では満足できない。

とにかく行ったことない人はぜひ行ってみてほしい。

自転車で海に近付いて行くと、だんだんと海の匂いというか

潮のにおいというか、そういう感じがしてきてドキドキワクワクしてきた。

角を曲がり、海へ。

目の前には真っ白な砂と真っ青な海がいた。

文章では表しにくいが、とにかくうおぉぉぉおおーーーー!

って叫んだ。

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思わず書いてしまった。

すぐに着替え海へ!

水中メガネなんかいらない!

熱帯魚もはっきり見えた。

見える。

私にも見える!!

僕は前日石垣島のやどで、宮古島から来た女性のダイバーに

「西浜はめっちゃきれい。ここより向こうは行ったらだめ。ってとこがあって

じつはそこから向こうがめっちゃめちゃ綺麗なのよ!

ぜひ行ってみて!!。」

と、いい情報を聞いていたのでそこへ向かった。

そこは急に海の色が変わっていた。

深いブルーに。

つまり深くなっていた。

ちょっと怖かったが、思い切って行った。

そして潜った。

深さは5メートルぐらい。

海の中にもぐるとそこには真っ白い砂が。

そして魚もほとんどいなくて見渡す限りブルー。

なんていうか、体の穴という穴から毒素が抜けていったというか

何とも言えない不思議な感覚だった。

記憶はないが、お母さんのお腹の中にいる時ってこんな感じなんかな?

って想像してた。

しばらく潜ってぼーっとした。

ほんとは行ったら行けない場所なんで

行ったらダメです。

(でも是非行ってみてほしい。急に深いブルーになるのですぐにわかる。)

次は日焼けしようと思いあがった。

砂浜は暑過ぎて寝ころべず、座れそうな場所に座った。

すると、何人かが海にやってきた。

「うわぁーーー!やっべーぇぇ!!」

「すなが白!!!」

めっちゃ興奮して叫んでた。

その気持ちはよーーくわかった。

周りを見渡してみると1人女性の人がいた。

真っ白なワンピースで日傘をさしてた。

顔はよく見えなかったが、きっと綺麗な女性だっただろう。

本を読んでた。

他にもいろんな人がいた。

ずうっと居たかったがお腹もすいたので移動することにした。

ご飯は島で唯一の食堂、その名も

”あおぞら食堂”

というところで、タコライスを食べた。

青空の下で食べるタコライスは最高だった。

あとは適当にぶらぶらしたり、海へまた行ったり。

ゆっくりと時間を過ごした。

とし物語 vol75 ~沖縄1人旅編5~

ダイビングを終え、宿に戻った。

朝から石垣島をまわり、すぐに海に潜ったので

へとへとだった。

ちょっと仮眠した。

夜になると飯でもいこうか?

と、ごっしーが誘ってきた。

星君も誘って3人で食べに行った。

ごっしーが連れて行ってくれた店では石垣牛の握りがたべれた。

これがまためちゃうまだった。

口に入れた瞬間にとけた。

これは肉か???

塩とたれがあってどちらも食べた。

うますぎてもう1貫ずつ食べた。

ビールもうまかった。

次の日は僕は1人で波照間島へ行く予定だったので

割と早めに切り上げて帰った。

次の日。

僕は船着き場へと向かった。

みんな寝てたので、挨拶もしなかった。

朝一の舟に乗って波照間島を目指した。

高速船にのっておよそ1時間ぐらい。

僕は海をみてたかったので、甲板の席に座った。

高速船を甘く見てた。

その名の通り高速で走りだし、すごいGで

揺れもすごく波がバシャバシャと上がり、僕はびしょびしょになった。

よく見るとみんな中に座ってた。

なるほど。

帰りは中に座ろうと心に決めた。

約1時間ほどで波照間島に到着した。

港に着くとたくさんの車が止まっていた。

どうやら宿をとってる人達の迎えみたいだ。

僕は宿をとってなかったので、適当に辺りを歩いた。

泊まるとこはどこでもよかったので、適当に歩いてたら見つかるだろう。

と思っていたが、なかなか見つからなかった。

どうやらあの船に乗ってた人達は全員宿を決めてから来たみたいだ。

なかなかその日に、というわけにはいかないみたいだ。

それでもどこかに泊まらないといけないので、探した。

(島は野宿は禁止だそうだ)

ぶらぶら歩いてると、2人組の人に出会った。

歳はだいたい60ぐらいの女性と男性だ。

女性の方が話しかけて来てくれた。

「どこからきたんですか?」

僕は

「京都からです。どこからですか?」

「北海道からです。」

「そうなんですか、旦那さんと2人でいいですね。」

「えっ!息子なんですよ。」

「!!!!!!!!!!!!」

「いやぁ、落ち着いてらっしゃるから間違えましたよ。」

苦しい言い訳をした。

ちょっと気まずくなって

「では!」

と言って別れた。

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しばらく歩いてると、小学校があった。

その向かいには島で唯一のコンビニ的なお店があった。

島で1つしかないっていうのもすごいな。

関心してる場合ではなく、僕はとにかく宿を探さないといけなかったので

歩いた。

歩いてると宿らしき感じの家が何件かあり、手当たり次第に電話した。

4,5件電話してやっと泊まるところがみつかった。

西浜荘。

ここが僕の泊まるところだ。

宿が決まり、宿の方歩いているとさっきの親子にまた出会った。

「あ、さきほどはどうも。」

「宿決まったの?」

「あ、はい!決まりました。今から行きます。」

「そう、よかったね。じゃあまた。」

宿に着いた。

宿と言うか、すごいボロイ民宿で

ほんとに大きな部屋で10人ぐらいがふとんを並べて寝る。

という所だった。

網戸には大量のヤモリが張り付いてた。

めっちゃ自然な感じで。

荷物を置き、自転車とシュノーケリングセットを借りて

早速海へと向かった。

宿から海は歩いても5,6分ぐらい。

まだ朝の9時ぐらいだったので、そんな朝早くから海に行くことはないか。

と思い、自転車で島を1周することにした。

自転車で1周するのは2時間ぐらいでできるそうだ。

この島は日本で最南端の有人島。

最南端の石碑みたいなのがあるらしく、そこにも向かった。

途中で日本で1番南にある標識を見つけ写真に収めた。

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止まれ。

自転車で走ってる人もほとんどいなくて、途中でたまに会う旅人とすれ違う

旅にあいさつした。

ほんとに走ってて気持ちいい道だった。

サトウキビ畑と海と。

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ヤギと牛と。

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そして鳥と。

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う~ん。

自然いっぱいだ!

テンション上がりつつ自転車をこいで島の半分以上進んだ時、

向こうの方に歩いてる人影が??

あれ?

まさか・・・?

近づいてみると、さっきの親子だった。

これはもうすごいことだ。

いくら小さい島とはいえ、3回も会うなんて!

これはきっと何か縁があるんじゃないか?

と思い、声をかけ一緒に写真を撮った。

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僕らは連絡先を交換した。

「では!」

すると女性の方が

「4回目会えること楽しみにしてるね。」

「はい!僕もまた探しますね。」

こう言って別れた。

しかし、4回目会うことはなかった。