看護もカウンセリングも「あなたの物語を聴く」こと。 | 心理カウンセラーあきねぇの『正義の剣をおろして負ける”極上“の女』

心理カウンセラーあきねぇの『正義の剣をおろして負ける”極上“の女』

「自分に素直に生きる」って難しい
でも難しくしていたのは自分だった…

パニック障害、パートナーシップ、子育てに悩んだ看護師が
カウンセラーになりました。

そんな私の
気づきや葛藤、人にさらして負けてもいい日々を綴ります

今日は3月14日、ホワイトデーで日曜日。
 

 

お天気も良かったし

大切な人と過ごしている方もいらっしゃるのでしょうね。

 

 

 

 

私はめずらしく(笑)勉強の日となっています。

 

 

 

 

 

心理カウンセラーで看護師の

あきねぇこと池田あきです。

 

池田あきのプロフィール
オンラインサロンWAKUGAKU(わくがく)
個人カウンセリング
負けるが花しつもんセミナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人生の最終段階と透析療法」

 

 

このシンポジウムは
東京大学大学院の死生学の講座が開催したものです。

 

 

内容は

透析を受けている患者さんの緩和ケア全般について。

 

 

 

「透析(とうせき)」を簡単に説明すると

老廃物の処理ができなくなった腎臓の替わりに
血液を体の外にあるフィルター通してをまた体に戻すという治療のことで

一般的には、1回につき3~4時間を週に2~3回うけなければなりません。

 

 

 

 


そんな患者さんの命に期限が迫ったとき

私たち医療者が

どれだけ患者さんの思いに寄り添い

家族の気持ちに寄り添うことができるのか

 

そして体や心の苦しみを和らげるために何ができるのか

 

 

あるいは

患者さんがもう透析を終わりたいと言われたときに

患者さんの価値観や死生観と、医療者の職業的倫理観との葛藤などを

どう考えるのか

 

 

 

そういった現場での問題について

 

私も病院で働いていたときに
朝、入院している患者さんを透析へと送迎していたなぁ

なんて思い出しながら話しを聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

その中でくり返し言われていたのが

患者さんの傍にいること

その人の話を聴くことです。

 

 

 

それは

医師、看護師と職種を問わず

何度も何度も出てきた言葉でした。

 

 

 

 

 

緩和ケアでは

体の苦痛だけではなくて

心の苦痛(スピリチュアルペイン)へのサポートも

とても大切なことです。

 

 

 

 

 

患者さんが今抱える苦しさや

これまでの日々を「自分語り」してもらうことで

自分の思いを整理したり
意味づけすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

私がいた病棟は

数か月入院している人もざらにいたところだったので

 

患者さんとは顔なじみになるし
面会に来られるご家族ともよく話す機会がありました。

 

 

 

元気なときはそんなにしゃべらなかった方も

体がしんどくなってくると

ナースコールで呼ばれることも多くなりますし

 

年代的に気を遣う方も多かったので

こちらから積極的に顔を見せるようにして

時間がある夜勤のときは
ゆっくり話を聴いたりしていました。

 

 

 

 

 

聞いていると

本当にそれぞれの方に物語があります。

 

 

 

 

例えば

消灯された暗闇の病室の中

70歳代の独身の男性患者さんのTVがついていたので

ベッドに近づいてみると

患者さんはドラマを見ていて

その中では小さい子役の女の子が遊んでいました。

 

 

 

「ごめんごめん。ちょっと眠れんかってん。」

そういう患者さんの表情がなんだか気になって

こっそり一緒にドラマを見ていたら

 

 

 

 

 

実は家庭があったんだけれど

若い時に散々お金のことで迷惑をかけたから

もう30年以上会っていない。

 

小さかった頃の娘はすごくかわいくて
もうきっと嫁に行って、子供がいるかもしれない。

どこにいるかもわからないけど…

 

 

ドラマを見ながらポツリ、そう教えてくれました。
 



 

 

 

 

そうやって

 

奥さんや旦那さんやのこと

子供さんのこと

小さかった頃の話し

お父さん、お母さんのこと

 

若い頃のこと

苦労したこと

本当はしたかったこと
今の自分のこと

これから先のこと…

 

本当にたくさんたくさん聞きました。

 

 

 

 

 

 

大爆笑したことも、一緒に泣いたことももありますが

一番に思うのは、もっと話を聴いたらよかったなということです。

 

 

なんだかめっちゃ話し聞いてるみたいに書きましたけど

忙しさで話しを後回しにさせてもらうことも

聞いているようで
頭の中では次のスケジュールを考えているときも

本当にたくさんありましたから。

 

 

 

 

 

そういえば

逆に怒鳴り散らしたり

時には殴りかかってくる方もけっこういたので

避けるのは上手になりました。

あと距離をとるのも。笑笑

 

 

 

 

 

 
 
えらい古い写真しか見つからん(笑)

 

 

 

 

 

 

 

シンポジウムの中で心に残った言葉のひとつは

 

 

 

私たちは
その思いや意味を

よくある言葉やカテゴリーで勝手に理解するのではなくて


その患者さんにとっての意味を理解すること
そのこと自体がケアだ

 

と、いうことです。

 

 

 

 

 

それを聞いて

カウンセリングにも通じるなと思いましたし

改めて襟を正すというような気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

そして今からもうひとつ
医療系の面白そうな勉強会に参加してきます。

 

 


好きなものなら、勉強も楽しい♪

 

 

 

 

 

 

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