二十四の瞳
地域貢献の一環として地元小学生3年生48名に
2回に分け、ガラスの歴史や作品制作についての授業を行いました。
子供達を前に2時間をフルに語り通すのはさすがに
キツイので、こちらから色んな質問をしたり、
制作を通してガラスについて考えてもらう作戦にしました。
こちらが想像していた小学3年生よりもいくらか大人びていましたが、
やはり、事前の想定の枠をはみ出る発言も多く、
タジタジになる場面も・・・・
授業の最後は
「きみならどうする?」という問いと共に
歴史から学び
これからの未来をつなぐ存在として
新たな価値を創造し真の豊かさを見つけて欲しいということを
子供達にお願いしました。
その後、近所を歩いていると子供達に指をさされたりするようになりました。
悪い意味で有名になってないことを祈ります。
PB戦略
最近めっきりガラスの記事がブログから姿を消してしまっておりますが、
ガラスの仕事は毎日続けております。
そして、ブログも書かねば・・・ならん
と思いつつも、一日があっさりと終わってしまっていたりします。
申し訳ありません。X 10
むむぅぅ・・
これは花粉のせいでござります。(小さな声)
現在は他のガラス工房が踏み込んでいない領域に積極的に
チャレンジしている真っ最中ですので、
もうしばらくご容赦いただけると幸いです。
ズバリ!!何をしているかといいますと、
10年後も存続してゆくための新しいビジネスモデルの構築です。
その一つとして、進めているのが
いわゆる、プライベート・ブランド(PB)商品の開発です。
大手スーパーが企画・開発してメーカーに生産を委託した
自主企画商品がコンビニでも多く見られるようになりました。
このPB戦略をパクらせていただき
ガラス工芸の現場で必要な道具、加工機でやってみようという
作戦であります。
今回のミッションの落とし処は
既存の道具を現場からの視点で捉えなおし、
地元の企業と連携してリメイクする という点です。
あくまで個人的意見ですが
日本のガラス工芸の世界では
伝統的な部分を尊守する傾向があり、
独自のヘンテコな進化をあまり遂げていないように感じます。
そこで、地域で活躍する異業種の匠の技をお借りして
ガラス界でちょっとした「さざ波」「波風」を興したいな~と
目論んでいる次第です。
価格にこだわったリメイク商品としてだけでなく、
従来の用途や機能に幅を持たせ、性能を向上させたり、
付加価値を持たせることができたら、
当然すごいことなのですが、
あくまで、それぞれの分野で、できることを
繋げてベスト・ミックスを見つけることなので、
全く新しい分野を開拓し最先端のテクノロジーで
進める必要はないということを心がけています。
しかし、昨年から取り組み始めて
なかなか、思い通りとはいかず恥ずかしながら連戦苦戦
サンプルが完成したら、ご紹介します。
二兎を追う者
最近は通常の教室&制作と平行して
本業以外にちょっとしたプロジェクトを3つ4つ同時に進めております。
二兎を追う者は一兎も得ず・・・・
なんて昔から言いますが、
最近では「二兎を追う者だけが、二兎を得ることが出来る」
という、説も聞かれます。
リーマンショック以降、
全く先の読めない情勢が世界規模で続いていますので、
従来の感覚ではありえないことが
自分の身辺でいつ起きても不思議ではありません。
不測の事態が起きるのだという事を
想定して多角的に行動しておくということも必要かと思います。
もちろん、駄目で元々なんて軽い気持ちで取り組んではいませんが
「狙って当てられるものではない」ということを念頭に置いて
try and seeの愚直な反復で前進していきたいと考えています。
ちなみに、具体的に何をやっているかといいますと、
これがわたし単独での活動ではなく
異業種との共同開発やグループでの企画になりますので
うかつな発言ができないという難しさがあります。
逆に言いますと、自分だけに利があるというような種類の
プロジェクトではなく広く多くの人に貢献できるものでありたいと思っていますので時期が来ましたら、発表するつもりであります。
スターリングエンジン研究会第22回例会
昨年末あたりからガラス溶解炉の廃熱を利用して発電できないものかと模索してきました。http://ameblo.jp/7thmonolith/entry-11393566491.html
現在は地元の企業が主宰する「スターリングエンジン研究会」に所属して
発電のみならず様々な視点からエネルギー問題に取り組んでおります。
会員はそれぞれの専門分野の企業の研究者や
大学の教授で構成されています。
当初はわたしがそんな方々と一緒に同席してよいものかと、
恐縮しておりましたが、ミーティングの後で行われる懇親会では
お酒が入るので最近ではすっかり、馴染んでおります。
今年の前半期までに当工房において、発電の実証実験を
行う予定です。
スターリングエンジンそのものはすでに完成の域に達しているのですが
連続して運用するための冷却機関の最終調整を待っている状況です。
経過は随時このブログで報告させて頂きます。
ファウンテン
これまで、バレンタイン・デーとは無縁の人生を歩んできたのですが・・・
今年は素晴らしいプレゼントを生徒さんからいただいたので、
早速、皆でいただきました。
こちらです。ジャーン!!
なんと、チョコレート・フォンデューマシーンをいただきました。
間近で見るのさえ、初めてで、ドキドキしました。
我が家にこのようなものが、食卓に並ぶことになろうとは、
夢のようです。
ポテチやら果物にいたるまで、考えられるものを
片っ端から浸しては口に運びます。
クレープも焼いてみました。
美味しいのは無論のこと、とにかく楽しいです。
ヤバイです。
何度「これで最後にしよう。」
という言葉を繰り返したことか。
止まりません。
ダイエットの敵と呼んでもよいでしょう。