こんにちは、Thambaです!
武士道も⑦まで来ました。
さてさて、【礼】から日にちが開いてしまいました。
誠は誠で時間がかかったんだ〜
新渡戸さんが言いたいことが詰まってたし、
儒教的にもめっちゃ大切らしいし、
あと、歴史的背景とか調べたりで、
時間かかった…。
そして大事なところが多すぎてどう抜粋して、超訳したら良いか分からず、
こんなに日数経ってしまった〜!!
ただ、新撰組が背中に背負ってた【誠】だけあって、とても大切な徳!!激アツ!!
文中の中に、武士道とは異なる
日本での「商業道徳」と
西洋の「商業道徳」が出てきます。
新渡戸さんは、この3つを
武士道>>西洋の商業道徳>日本の商業道徳
として、誠度(まこと・ど)を位置づけしてます。
そのことが結構大切なことなので、
念頭において読んでみてください。この話は中盤で出てきます。
では、武士道・誠をお届けします!
さて、上辺だけ丁寧だったり、
心が伴ってないのに自分がメリットがあるからとヘコヘコしている人は茶番です。
伊達政宗も「礼に過ぐれば、へつらいとなる」と言っています。
【中庸】をとなえた孔子は
【誠】を尊び、【誠】の中に超自然的な力を見出し、
それをほぼ神と同一視しました。
(この場合の【誠】は【真理】【真実】みたいな意味で、
全てのものを構成するエネルギーみたいな感じで捉えるとイメージつきやすいです)
誠とは自然の中に流れているものであり、
人間の本当の姿である、と
孔子は考えました。
そして誠は、動かずして変化を作り出し、
作為なく目的を達成する力を持つのだと述べています。
(つまり、人も誠の状態であれば、それだけで
いろんなものを引き寄せ、創り出すということ。)
武士にとって、嘘をつくことや言い逃れは卑怯と見なされていました。
誠の精度は、農民や町人よりも高い精度のものを武士は求められていました。
「武士が言ったことだ」というだけで、
真実性の保障となり、
証書を結んでの約束は嫌われ、
それは武士の品位を下げることとされました。
「武士に二言はないのだから、証書による保障は必要ないのだ!」と。
そして、武士が約束したことが
成されなかった場合、
大げさではなく、本当に血を持って責任を取ることも多かったのです。
でも、明け透けに真実を語ることによって、
不必要に人を傷つけたりすることはしませんでしたよ。
嘘も方便という言葉もあります。
実は、これだけ武士道の素晴らしさを語ってきましたが、
我が国の「商業道徳」はまだまだ未発達なのです。
そのことで諸外国の商人さんとのやりとりで
大変不名誉な評価をもらってるのもまた事実なのです…。すみません。
(当時、日本は明治初期。外国との貿易などはまだまだ始まったばかりでした)
それは武士道と商業道徳が
別々に発達したことにあります。
日本では江戸時代まで【士農工商】という身分の役割があり、
武士と商人は一番離れた身分でした。
よって、そろばんや帳簿は
「それは商人がすることなのだ」と、
武士から嫌悪されていました。
実際、権力を持つのが武士、
富を持つのが商人という風に
権力と富が分離していたことで、
封建社会は長く日本の中で存在することが出来ました。
(フランス革命みたいな感じで、下々からの反乱が起こりにくいので。
でもまぁ、当初の武士の都合で
武士の支配しやすいように【士農工商】という順番で身分制度が出来たのですが)
そういう訳で、
我が国では商人が一番卑しい身分であるとされてきてしまったということが、
日本の商業道徳が未成熟な理由です。
「一番卑しい」とされてしまった故に
武士道ほど道徳が発達することが出来ず、
商人のなかでは、
「利益を得ること」が一番大切であるとされてしまった訳です。
実際、封建社会が終わりを告げ、
武士たちが政府からお金をもらい
武士も新しくなにかの事業をしようと
商業を始める人もいましたが、
手練手管の生粋の商人たちから
上手くお金だけ巻き上げられてしまう武士が
本当に本当に多かったのです。とほほ。
しかし、ドイツでは誠実であるほど、
経済が発展するという結果も出ていますし、
それによってわずかな時間で工業大国となりました。
我が国の商業道徳の発達は
グローバルに経済活動を続けるためには
今後の課題ですね…。
西洋は商業道徳が
日本の商業道徳よりも随分と発達しています。
私は「どうして西洋は商業道徳が発達しているんですか?」と尋ねました。
すると返ってきた答えはこうです。
「正直は最善の政策なのだ。
正直であることは、割に合うのだ。」
その時私は思いました。
そんなの、ギブアンドテイクじゃないか!!
正直でいることの方が、
嘘をつくよりもたくさんの現金を得られるから、正直でいるってこと!?
そんなの武士道のいう、誠じゃないわ!!
そんなの嘘よ!と。
(ほんと、結構こんなテンションです。)
日本の商人であれば、
きっとこの考えが通用するはずです。
しかし武士道でいう誠とは違うのです。
武士は「なにかを得る為に、何かをする」という、
ギブアンドテイクを嫌います。
武士がなぜ誠を大切にするのか?と言えば、
それは現金のためではありません。
武士にとって、
誠ではないことは
恥であり、不名誉なことでした。
自分の誇りや名誉のために
自分の誠を貫くのです。
嘘をつくことや、
言い訳をする事は刑罰が下りるものではありません。
しかし、それでも
誠を尽くし、真実や誠実を守っていたのは
自分の誇りや名誉のためになのです。
次はこの、名誉についてお話ししていきますね。
続く…
Thamba
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