問題解決にはたくさんの手法がある。

もっとも重要なのは真の原因を掴むことだ。

特に引き金になった「動機的原因」を捉えれば問題解決の5合目に達したと言ってよい。

ところが老舗の企業ではこの「動機的原因」を追究されることを拒む人もいて障害になっている。

 


~問題解決力<その30>~

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【本文】

■日立流問題解決では動機的原因の追究が重視される!■

老舗の企業では長い年月を経て培った伝統や格式が重んじられる。

創業者のときから受け継がれてきた風土もある。

何か問題が起きたとき、原因を追究するわけだが、特に幹部やベテラン社員は「動機的原因」に触れられるのを拒む傾向にある。

根っこの原因となると風土・社風、制度や仕組み、経営者や幹部の基本的なフィロソフィ(哲学)にまで踏み込むことになるから嫌われるわけだ。

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例えば東芝の経理不正事件、三菱自動車の燃費改ざん事件などが思い出される。

時の経営トップの独善、権限委譲の名の下での放任と臭いものに蓋をする企業体質に「動機的原因」が潜んでいるが、本丸だけに追究は困難を極める。

日立の場合は必ず「動機的原因」を追究して対策を講じることが義務付けられているから会社を揺るがす大問題は起きにくい土壌が出来ているのだ。

=コンピテンシー宣教師=
 
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