【心に刻んでおきたい言葉】
我々には危機意識という経営資源がある。
そう考えて壁を乗り越えてきた。
～大平善信氏の言葉～
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【本文】
■中小企業では「番頭」格の「参謀」が社長を補佐していた！■
大平善信氏は、「雪国まいたけ」の創業者だった。
「村一番の貧乏だった」と述懐されていたが、室内でまいたけを栽培する事に成功した。
山で「まいたけ」を見つければ、舞い上がるほどうれしくなるのが「まいたけ」だそうだ。
一山当てた「雪国まいたけ」は「カンブリア宮殿」でも採り上げられ、一躍有名になった。
だが、あっという間にせっかく大きくした会社を手放すことになってしまった。
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大平善信氏は、はっきり言って叩き上げの経営者だ。
そのため財務や経理には全く精通していなかった。
本田宗一郎氏や松下幸之助氏も同様だったが二人には有能な参謀がいて、財務、経理や総務の仕事は任せて安心だった。
昔から中小企業にも「番頭」と言われる「参謀」がいて、しっかり社長を補佐していた。
大平善信氏にも有能な参謀がいれば、会社を手放さずに済んだものと思う。
＝コンピテンシー宣教師＝
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