名古屋に夕方6時に閉店するタチヤと言うスーパーがある。
当日の朝仕入れた生鮮食品はその日のうちに売り切るのが信条だ。
「閉店時間に間に合わないお客様はよそのスーパーへどうぞ」と言うスタンスだが、時間ぎりぎりに高級車で駆けつける主婦もいるそうだ。
～挑戦意欲＜その３０＞～
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【本文】
■夕方6時閉店なのに繁盛しているスーパー！■
大手スーパーの中には食品売り場に限定して夜通し営業しているところも結構ある。
コンビニに取られたお客を少しでも取り戻そうと言う狙いなのかもしれないが、一方でコンビニのオーナー経営者は従業員を確保できず、しかもお客が少ないため深夜は閉店したいと本部に泣きを入れて社会問題にもなった。
深夜、煌々と電気をつけ、従業員を待機させていても経費倒れで利益どころではないはず。
一方、名古屋に夕方6時に閉店するタチヤと言うスーパーがあるが、結構繁盛している。
一軍に位置づけられた社員は翌朝早く複数の市場に繰り出して、携帯電話で連絡を取り合いながら安くて鮮度のいい生鮮食料品を全店舗分買い付けると言う。
日持ちのする乾物以外の生鮮食品はその日のうちに売り切ることを信条にしているのだ。
お客様は閉店時間を熟知していて閉店前に買い物に来てくれるからうれしい。
政府は働き方改革と騒いでいるが、タチヤの場合、従業員は夜は家族団らんのひと時を楽しく過ごすことが出来るのだ。
＝コンピテンシー宣教師＝
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