下請けは親企業から言われたことをその通りにやればいい。
買い叩かれるだけでなく主体性もないから面白みがない。
ひそかにコア技術を磨き、脱下請けに挑戦することだ。
~挑戦意欲<その26>~
==================
【本文】
■ブロー成型技術で脱下請けに成功した中小企業!■
下請けもまんざらでもない時代があった。
営業はする必要がない。
黙っていても電話やファックス、近年はメールで注文が舞い込む。
ところがコストで叩かれ、納期でいじめられ、挙句主体性がないから面白みがない。
「Hプラス」と言う零細企業はブロー成型のコア技術をひそかに磨き、小物容器の開発に成功して脱下請けに成功した。
事務機メーカーに売り込んで修正液の容器に採用されたのは良かったが、立ち上げて半年が過ぎても不良率が5割も発生していた。
必死に努力し、何とか品質問題を克服した。
その後化粧品メーカーなどにも採用されて、自主独立の道が開けていった。
トヨタから下請けの引き合いがあったが、あの時お断りしてよかったと思っているそうだ。
ローマは一日にしてならずだから、ひそかに脱下請けに挑戦することが大事だ。
=コンピテンシー宣教師=
*************************
彩愛コンサルルビアのHPは
http://saiaiconsul.web.fc2.com/ind
**************************