今の時代になぜ定年制が必要なのだろうか。

 

定年になって自宅で「粗大ゴミ」扱いされると考えることもやることもなくなり、ボケ老人になってしまう。

 

生涯現役で働いている人には、ゼロではないが認知症の人は極めて少ない。

 

 

 

~挑戦意欲<その9>~

 

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【本文】

 

 

 

■定年制をやめて引退制にした会社がある!■

 

 

 

定年制のルーツを探った人がいた。

 

 

 

工作機械メーカーのN社長だ。

 

 

 

N社長の調べによるとドイツの前身であるプロイセンの首相ビスマルクが政敵を早く辞めさせるために60歳定年制を思いついき、実行に移したのだと言う。

 

 

 

それを日本の官僚や企業が知って、定年制を導入したのが始まりだった。

 

 

 

年寄りがいつまでも働いていると若者の就職口を確保できないから、一定年齢に達したら職場から追い払う制度が必要と考えたのではないか。

 

 

 

ちなみにN社には定年制はなく、あるのは自己申告による「引退制」だ。

 

 

 

N社ではベテランの経験やノウハウは会社の財産と考え、本人の意思を尊重する「引退制」に挑戦し、会社も社員もWin Winを手に入れた。

 

 

 

頭の固い政治屋や官僚には思いもよらない制度ではないだろうか。

 

 

 

年金支給年齢を引き上げたい一心で定年年齢を引き上げるのでは、あまりにも無策過ぎる。

 

 

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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