【心に刻んでおきたい言葉】

 

 

元々質素で堅実であった多くの経営者が、成功によって変わってしまう姿を見てきました。

 

 

そう言う経営者の精神的な崩れ方の程度は、会社の崩れ方と比例してしまうものなのです。

 

 

~稲盛和夫氏の言葉~

 

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【本文】

 

 

■成功に酔いしれている間に会社を潰した経営者!■

 

 

私がサラリーマン現役時代に創業間もない、従業員10人ほどの直流モーターメーカー「M社」と取引があった。

 

 

高齢の社長F氏だったが、モーターそのものは性能が良いので、ホームビデオ用のレンズに2個使いで購入していたが、何しろ不良が多く、何度となく出張したり呼びつけたりして品質管理の指導をやっていた。

 

 

F氏はそれまで会社を大きく成長させては倒産を繰り返し、三度目に創業したときからのお付き合いだったが、技術面は優秀なのに、経営管理面がなっていないため、会社が大きくなるたびに、放漫経営に陥った様子だった。

 

 

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戦後、大阪市千日前に「大栄薬品工業株式会社」を創業した人がいた。

 

 

その人こそ、後に神戸市で「株式会社ダイエー」を起業した中内功氏だった。

 

 

「いいものをどんどん安く」のキャッチコピーでの出店戦略が奏功し、小売業売り上げ一位になった頃から凋落の道を辿り、紆余曲折を経てイオンの傘下に入り、生き永らえているが、中内氏は本業に関係性の薄い多角化戦略に酔いしれて破綻をきたしたのだった。

 

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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