■日本的経営には成果主義人事制度よりも良い点が沢山ある！■

【心に刻んでおきたい言葉】

日本的なものを守ってきたことがデンソーの取柄、長期的雇用を固持する。

～岡部　弘氏の言葉～

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【本文】

■日本的経営には成果主義人事制度よりも良い点が沢山ある！■

日本的経営には三つの要素があるとされてきた。

それは「企業別組合」、「終身雇用」、「年功序列」の三つである。

企業別組合は現在も残って入るが、「御用組合化」されてしまい、見る影もないほど弱体化しているように思えてならない。

昨年、そごう西武の労働組合が一日限りのストをやってマスコミに取り上げられたが、効果はなかったようだ。

残りの二つ、「終身雇用」と「年功序列は」はほぼ消滅してしまった。

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人間は年齢と共にIQ(知識などの知能指数)は高まるし、EQ(心の知能指数)も高まるから、実力が向上しているとみても間違いではないし、年功序列は妙に納得感があった。

終身雇用は大きな安心感となるから、ローンを抱えていても子供の学費の問題もクリアできて、会社に対する忠誠心も維持される。

成果主義を前面に出した人事労務政策ばかりを高く評価するのは、我々農耕民族には適合しにくいのではないか。

＝コンピテンシー宣教師＝

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