大器晩成ということわざがあります。人間は何かのきっかけを掴むと見違えるように成長するものです。早咲きの人でも直ぐに散ってしまえばそれでおしまいですから。
~下山明央氏の言葉~
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【本文】
■遅咲きだった懐かしの不動裕理さんの強さから学ぼう!■
ちょっと古い話になるが、不動裕理さんが、ゴルフ5レディースで、15人ゴボー抜きで優勝し、最年少で30勝目を飾り、永久シード権を獲得した。
その歳の暮れには、伸び盛りの藍ちゃんとのマッチレースは見ごたえがあったが、さすがに女王は強かった。
10歳でゴルフを始め、1996年にプロテストに一発合格したが翌年春の熊本でのデビュー戦は予選落ち、スタートでは大きく出遅れた。
それ以来、練習の虫。
「サラリーマンなら8時間以上は働く。
プロならそれぐらい練習するのが当たり前」が口癖になった。
1999年の初優勝までもたついたが、以来5年足らずで30勝というから驚いた。
しかもあの年は男女を通じて初の年間10勝をマークした。
永久シード権第一号の樋口久子(当時女子プロゴルフ協会会長)さんは、「人一倍やる練習のたまもの」と賛辞を送っていた。
身長156センチというから小柄なほうだ。
ボギーにも腐らず、バーディにも驕ることなく地味なゴルフを信条としている。
「誠実さ」、「謙虚さ」、「忍耐力」なるコンピテンシーは抜群だった。
その上「目標達成志向」なるコンピテンシーも磨き抜かれていた。
同期の桜に先を越されたビジネスマンも決して焦る必要はない。
地道に努力を続けていれば、きっと大器晩成の花が開くから。
= コンピテンシー宣教師 =
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