現場での新入社員の実習を終えたとき、感想を書けと言われたから「手だけあって頭のない会社」、「最終製品を作らなければ会社の将来はない」などと書いたら現場行きの辞令が出た。
 
 
 
~川田達男氏の言葉~
 
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【本文】
 
 
 
■会社を再生させるのは異端児経営者なのです!■
 
 
 
福井の「セーレン」と言う会社は年々進化し続けている。
 
 
 
昭和天皇が2度も訪問された老舗の繊維メーカーだった。
 
 
 
傍から見れば本当にすばらしい会社に見える。
 
 
 
当時、大卒5人を採用するのに数百人が受験したらしい。
 
 
 
採用になった5人の中に後に社長になった川田達男氏が含まれていた。
 
 
 
 
 
 
 
新入社員にとって見るもの、聞くものが初めてだから新鮮に映る。
 
 
 
感想を書けと言われたらほとんどの人は優等生の感想を書くが川田氏は正直に「手だけあって頭のない会社」、「最終製品を作らなければ会社の将来はない」と書いた。
 
 
 
経営陣の逆鱗に触れ、現場に左遷され、以降も異端児扱いされ続けた。
 
 
 
落ち目になったセーレンを再建したのは異端児扱いされていた川田氏だった。
 
 
 
=コンピテンシー宣教師=
 
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