大工になりたいと言う人は少ないようだ。

 

 

弟子を持つ親方がそもそもいなくなった。

 

 

弟子を持っても養成しながら食わせていく余裕がないことも一因だ。

 

 

工場で加工し、ユニットに組み立てて、現場で組み付ければ家が完成する。

 

 

大工の出番が少ないのだ。

 

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【本文】

 

 

■自ら大工を養成する建設会社の経営者!■

 

 

昔は、大工の家に住み込みの大工の卵が56人はいて、下働きをしながら少しずついろいろな道具の使い方を覚え、一人前の大工に育っていった。

 

 

親方は大工の「棟梁」と呼ばれ、言ってみれば経営者である。

 

 

ところが、大手住宅会社が工場で部品を加工し、ユニットに組みつけて建設現場に持ち込み、組み立てれば家が完成するようになった。

 

 

大工の腕の見せ所は激減し、収入が少ないから大工は弟子を持つ余裕すらなくなった。

 

 

 

「平成建設」は職人集団の会社として、すばらしい住宅を建設することで有名だ。

 

 

街から大工が消えてしまうことを憂いた社長の「A氏」は、新卒の学生を採用して自社で大工や土木職人、型枠職人らを育てることを決断した。

 

 

応募してくるのは有名大学の優秀な学生ばかりで、みんな多能工に育つから一級建築士を兼ねた職人集団となり、会社は繁栄を続けている。

 

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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