トヨタでパワハラによる社員の自殺者が出て豊田社長が遺族を訪問して謝罪したニュースが全国を駆け巡った。


だが、なにも驚くことではない。


トヨタでは昔から自殺者が結構散発的に発生していた。



■自動車絶望工場を思い出させるトヨタの自殺者ニュース!■



もう40年以上も前になるかと思う。



「自動車絶望工場」という本を読んだことを思い出した。



トヨタの工場で数年働いた経験のある元季節工のKさんが実話として出版した本だったと記憶している。



次々流れてくる部品を組み付けていく作業員は気ぜわしく、まさしく働くロボットのようだ。



数年前に富士重工(現スバル)を見学する機会があった。



株主として群馬の工場見学に招待されたのだった。



車のボディがゆっくり流れていてそこで大勢の作業員が自分の担当する部品を組み付けていく。



誰かが体調を崩して作業をやめればすぐにリリーフマンがラインに入ると聞いた。



作業員は気の休まる暇もないから体力は著しく消耗するだろうと思った。



スバルに限らず、自動車メーカーは派遣社員や季節工が多いと聞く。



自動車絶望工場の著書によれば、毎月のように自殺者が出ているが、ほとんどニュースになることもないと書いてあったようだ。



耐え切れずに辞めていく人が多く、それでも次々新人を集める。



体調を崩せばトヨタ記念病院に半強制的に行かされる。



診察の結果は「どこも異常なし、現場に戻れ」というもので、
一般の病院に行くと怒鳴れるそうだ。



トヨタ記念病院は今でこそ超優良病院にランクされているが、当時は前述のような状況だったらしい。



今回の自殺は上司のパワハラと言うことで、社員に対して決して優しい会社ではない。



世にいうブラック企業という感じがしてならない。



でも、豊田社長自らが謝罪に出向いて和解金も支払ったという報道だから昔よりは進化していると思う。


=コンピテンシー宣教師=

 

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