【心に刻んでおきたい言葉】

 

かつて日本でも隆盛を極めた流れ生産はほとんどが新興国にシフトされた。実は流れ作業には大きな盲点がある。100人の組み立てラインがあれば200回の「取り置き」と言うムダな動作が生じているのだ。

 

         ~コスト意識<その29>~

 

 

 

 

【本文】

 

■流れ作業の盲点を克服してほしい!■

 

フォードの創始者であるヘンリーフォード氏はたまたま肉屋の前を通りかかった。

 

牛の肉の各部位が並んでいた。

 

ふと立ち止まり、考えた。

 

これらの牛の肉の部位をつなぎ合わせていけば一頭の牛になるはずだと考えたのだ。

 

かくしてフォード氏は自動車を流れ作業で組み立てることを思いつき、自動車産業合理化の礎を築いた。

 

今、自動車メーカーの製造ラインを見た人なら分かると思うが、筺体がゆっくり移動しているところに各持ち場の工員が部品を組みつけていくから基本的に取り置きはない。

 

だが、家電品やパソコンなどは相変わらず取り置きが生じるから、これがムダな手や体の移動となり、盲点になっている。

 

取り置きを限りなくゼロにするには、全ての部品を目の前に準備して、最初から最後まで一人で組み立てるセル生産システムがよい。

 

        =コンピテンシー宣教師=

 

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