【心に刻んでおきたい言葉】



生徒たちにとって、そのときはうっとうしいと思うかもしれないが、未来にサービスする贈り物をしてあげることが大事だと思う。



         ~漆紫穂子~




【本文】



■部下の未来に贈り物をする上司になろう!■



漆紫穂子氏は超人気の品川女学院の経営者でもあり校長だ。



生徒たちが28歳になったときどうなっているかを目標に、逆算して人生計画を作らせる。



生徒たちは「医者になります、研究者になります」というように元気に答えてくれる。



その目標に向けて先生が生徒たちに時にはうっとうしいことも言わなければならない。



だがそれは生徒たちの未来にサービスする贈り物なのだ。



組織の中で働いていれば必ず上司がいて部下がいる。



いつまで上司と部下の関係が続くのかは全く分からない。



上司は部下の未来に対して贈り物をしているだろうかと考えてみる必要があるように思う。



部下の仕事の結果や書類に対して重箱の隅をほじくるように小言をいい、将来の贈り物は一切ないとしたらさびしい限りだ。



異動したり、辞めた部下が立派に活躍できるようにしてあげる贈り物を忘れてはならない。



        =コンピテンシー宣教師=



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配信元は彩愛コンサルピア



著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」


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