【心に刻んでおきたい言葉】



コミュニケーション能力を話す能力だと思っている限り、相手との間には一体感を持つことはできないでしょう。



         ~伊藤 守~




【本文】



■話す能力の前に聴く能力を磨こう!■



話すことにかけては誰にも負けないという人がよくいるが、相手から煙たがられている場合が多い。



本人が気づいていないだけだ。



コミュニケーションの第一段階は、「相手の話に耳を傾け、よく聴いて理解する」ことだ。



私はこのことを「傾解力」と名づけて推奨している。



相手の話をよく理解し、ニーズや困っていることなどを正しくサーベイしてから次に解決策を提案するステージに移っていけばいい。



多くの場合、この順番が逆になり、相手は不快感のサインを送っているのにマイペースで喋り続ける。



これでは相手との正しいコミュニケーションにはならないし、ましてや相手の意思を知ることもできない。



相手に話させ、じっくり聴いて、主導権はあとでゆっくり取ればいい。

これは市場の原理であり、とっくに証明されていることだ。



        =コンピテンシー宣教師=



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配信元は彩愛コンサルピア



著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」


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