小中学生への、いのちの授業とがん教育に想う① | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。
昔、白血病で亡くなった長男のことを想いながら、
日々の出来事や想いを書いています。

今年度になってずっと迷い、結論が出ていないことがあります。

このブログを読んでくださっている方は、どう思われますでしょうか?


コメントを頂ければ嬉しいです。


私は、以前、山口県でNPO活動をしていた頃に、当時高1だった次女の担任の先生から、「教員を対象に、がん経験の話を」と頼まれました。

そこで緊張しながら、お話をさせていただいたのが最初です。


それから時々、先生や生徒さんに講演とはおこがましいのですが、依頼された学校へお伺いしていました。


あの頃から随分月日が経ちました。

2人に1人ががんに罹患する時代、子どもの頃からがんのことを学んでおくことは大切だと思います。


厚労省「がん対策推進協議会」でがん教育の必要性が認められました。

やっと、文科省「がん教育推進協議会」で、がん教育の推進や教材作成が始まりました。(私も少し関わりました)


そして今現在、各県、がん教育の方法はいろいろ、そして実施している自治体もあれば全く実施していない自治体とさまざまです。



中高校では、医師など医療者とがん経験者が行います。医師のみの自治体もあります。


生徒・児童は住んでいる場所によって、「がん教育」をしっかり受けることができるか否かが決まります。


子どもの頃から、「いのちの有限性を認識して今を大切に生きる」ことを実感して欲しいと願っています。