小中学生へのいのちの授業と、がん教育に想う② | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

続きです。


山口県に住んでいる頃は、がん教育という言葉はなく、長男の死やがん経験を元に小中高校生に講演し、いのちの大切さを講演していました。

いのちは、かけがえのないものということが、こころに残りますように、と思っていました。


転居して8年、今、東京近郊のH市にて


最初の頃は小学校で「いのち育むがん教育」というテーマで一コマ講演をさせていただいていました。

そのうち、中学校で医師とがん経験者のペアで講演するようになりました。


私は元々、生徒さんのお役に立てるのならボランティアで、という考えです。


金銭のことは書かない方が良いとは思いますが・・・

患者経験者はボランティア(2,000円弱の振り込み)、医師には相応の謝金です。


雨や雪の日は、ちょっと辛い。

体力の衰えもあるかもです。


教委とのやり取りで感じたことは、「がん経験者の話が必要と思われていないのでは」です。

お役所だからかなぁ。

因みに、経験者は3人。

お1人は、話し合いの結果、辞められました。



???と感じながら続けることが出来たのは、生徒さんの素直な感想と可愛い笑顔☺️

生きがいにもなっています。


お断りすればあの笑顔には会えない、という寂しさもあり、今、迷っています。


「◯◯さん(ワタシ)が、その教委から必要とされていないのよ。私だったら、大切と思ったら大事にするよ」との旧友の言葉が腑に落ちました。

そっかー。



1ヶ月くらい、モヤモヤと迷っています。今日、外は雨

結論を出す前にブログに書いています。