揺れる伊丹でRWYチェンジ? 羽田→伊丹 | トリプルセブンの低空飛行

一昨日福岡から戻ったばかりでしたが、今日から大阪出張です。前回の大阪出張は訳あって新幹線でしたが、この日はいつも通り飛行機です。前回、久しぶりに東京から大阪まで新幹線で移動した訳ですが、まあ疲れること疲れること。やっぱり私には新幹線は生理的に受け付けないことがよくわかりました。

 

いつも通り3:00起き、3:30出発、4:30羽田到着です。先週の日曜日に同じ時間に羽田にきましたが、早朝にも関わらずかなり人が多かった印象ですが、この日は

 

 

いつものとおり閑散としていました。

 

反対側も。

 

こんな看板があったのですね。通路じゃなくてカウンターに掲示したらいいと思います。

 

省庁で作成したものなんですね。航空会社にしても「国がダメって言ってるんだからね。うちじゃないよ。国だからね。だから変な奴は警察に突き出すよ」って言っているような気がします。

 

怒鳴ったら即、警察。徹底しましょう。何があろうが怒鳴るのはダメ(暴力は論外)。主張すべきことは理路整然と主張しましょう。

 

そういえば私の大嫌いなJR東日本ですが、「会社としてカスハラ案件は一切お客様対応致しません」ということを発表しました。これは重要な2つの要素があると思っています。まず、

 

会社として

 

そういう対応をするということ。一従業員の判断ではなく、会社としての判断ですということ、もう一つは、そういう奴らには

 

お客様対応をしない

 

ということ、おじさんに多いと思うのですが、大きな声を出せば自分の主張が通ると思っている人いますよね。だから、大きな声を出した時点で、

 

即負け

 

ということをわからせないといけません。そういうことが浸透すれば、大声出すアホも減ってくるのではないかと思います。

 

ここから先は私の提案ですが、大声を出したやつは即警察案件なのは当然として、ブラックリスト行き&航空会社間でブラックリストの共有を行なって、今後の搭乗拒否でいいんじゃないかと思います。

 

飛行機の場合は特に、そういう人たちが安全運行の阻害につながりますから、従業員だけではなく、他の乗客の安全も考慮するとそれくらいの措置はしてもいいと思います。

 

ちなみに、

 

こちらは論外です。ただ、このポスター上部のイラストですが、あまりに露骨すぎてちょっとな感じがしま。CAさんとかがわからないところでその姿を撮影するのがNGという、左下のイラストくらいが例示としては適当ではないかと思います。スカートの中を撮影するのがダメなのはイラストにしなくてもわかるような。でもあれか、田代まさし的な感じで、ダメとわかっていてもやる奴はやるか。でもそういう奴はポスターとかで抑止されていてもやるような気もする・・・


ラウンジに入りました。今日は雨です。

 

というか今週は雨が多いですね。ちなみにこの日はただの雨ではなく、日本の真ん中あたりに2つの低気圧があり、気流もかなり悪い予報ということらしく、揺れるの嫌だなーと思うのと、そもそもちゃんと伊丹に着陸できるのだろうかと懸念していました。一応、ANAのサイトを確認すると、運行に影響が懸念される空港に伊丹は入っていなかったので、飛ぶとは思いますが。

 

この日はおいなりさんに加えて、おにぎりもいただきました。

 

おいなりさんも、おにぎりも美味しかったです。羽田はおいなりさんもおにぎりも1個のサイズが小さいのがおじさんにとってはありがたいです。調子に乗って味噌汁までいただきました。なぜ「調子に乗って味噌汁」かというと、先日の健康診断で、血液検査など、すべての項目が基準値内という健康優良児のお墨付きをいただいた25歳イケメンおじさんですが、唯一

 

血圧

 

のみが高かった・・・。

健康診断の1週間前から突如訪れたポテチブームによる、一時的な血圧上昇と信じることにしています。

 

ということで、30分くらい前に搭乗口にやってきました。

 

今日の機材は

 

B787-10

 

国内線仕様が投入されたのはいつかはわかりませんが、割と最近だと思います。なんとかと畳は新しい方がいいと言いますが、飛行機も新しいに越したことはありません。もちろん古いですがB767やB777も大好きですけどね。

 

噂によるとB777を徐々に退役させて後継機としてB787-10に置き換える動きのようです。

 

ちょっとびっくりなんですが、B777-200よりB787-10の方が座席数多いんですね(国内線仕様同士の比較です)。

 

B777は座席配列が3-4-3の10席、B787-10は3-3-3の9席なので、B787-10はB777-200より長いということになるんでしょうね。

 

いつもの最後尾通路側座席に座りました。普通席なのにモニターがあってしかもでかいです。自分が映り込むこと不可避でしたが、顔は映らないようにしました。

 

 

飛行機自体が新しいので当然ですが、シートも新しいです。

 

ちなみに安全のしおりはB787共通のようです。

image

脱出用スライドの配置等、非常用設備は他のB787シリーズと共通ということですね。

 

機外カメラが付いていました。出発前なのでトーイングカーがアップで写っていました。

 

グラハンさんも自分がこんなふうに写っているとは思っていないような気がします。

 

CAさんに「この飛行機新しく導入されたものですよね?」と、知らないことを聞くというよりかは、 CAさんとお話ししたいおじさんが知っていることを聞いているような感じになっていますが(事実そうです。ごめんなさい)、「今日乗務しているCAも全員、-10は初乗務です」と教えてくれました。新しいどころかそんなレベルで新しいんだとちょっと驚きました。
 
定刻前にドアクローズし、その後も順調に離陸していきました。しかし気流の方は順調は行かずに、シートベルト着用サインはそこそこ早い段階で消灯しましたが、消灯後も揺れはそこそこあって、ドリンクの用意をしていたCAさんも、一旦中断して着席するほどでした。スープのいい匂いがしてきましたが、その後の放送で、冷たいお茶とアップルジュースの2択で提供するとの案内がありました。しかもお客さんも少ないいつものNH985便なので、カートでのドリンク提供ではなく、個別にどちらの飲み物が希望かを聞いた上で、個別に配布する形式をとっていました。
 
確かにこの状況だと、そのやり方が合理的だなあと思いつつ、状況に合わせてサービスのやり方を臨機応変に変えていくその対応力の高さを感じました。
 
飛行機が降下を始めると揺れはさらに大きくなり、私も1度
 
ぅおー
 
って思わず声を上げてしまいました。隣のジャンプシートに座っていたCAさんが半笑いで「大丈夫ですか?」と声をかけていただいたのですが、逆に、「CAさんよく怖くないですね?」と聞き返してしまいました。続けて私は「まあ、怖かったとしてもお客さんに怖いとはいえないと思いますが」というと、CAさん、「その通りです」と言わんばかりに笑っていました。
 
そんな感じで、機外カメラで大阪の街を眼下に見ながら降りて行き、正面にITMのRWY32Lをロックオンし、いよいよ着陸かと思った刹那、
 
激しい揺れ
 
 
 

思わず、

 

隣のCAさんに抱きつく

(↑妄想 真実→)アームレストにしがみつく私・・・

 

すると、これまで正面にロックオンしていたITMのRWY32Lが右に逸れていきました。

 

そして心なしかエンジンの推力が上がって、

 

えっ?

 

上昇してる?ゴーアラウンド?ならまだいいけど、早朝から

 

島送り?

【島送り】目的地ITMの便がKIXにダイバートすること。

 

ということが少し頭をよぎりましたが、モニターの様子を見ていました。隣のCAさんに、今日のRWYは32Lですよね?とお聞きすると、機長からはそう聞いています、とのことだったのでやはり気流が悪くて何かしらの対応をしているのかと思いつつ、ゴーアラウンドやダイバートのような動きではないようにも思え、なんかぐるぐると旋回している雰囲気も感じながら、どうなっているんだと思っていると、

 

RWY14R

 

らしき映像がモニターに映りました。そうか、32Lだと厳しいということで反対側に回り込んだんだというふうに、私は理解しました。降機後にフライトレーダーを確認するとこんな感じでした。

 

 

もっとぐるぐる旋回していたイメージでしたが、意外とそんなこともなく。この航跡だけ見ると、もしかしてRWY14Rへの普通のアプローチと同じ?と思わなくもなかったですが、実際乗っていて感じたのは、直前でRWYを変更したというのが正解じゃないかと、素人ながら思っています。

 

ちなみに、30分後に来たNH13便も

 

同じようなルートでRWY14Rに降りたみたいなので、やっぱり、ある程度早い段階でRWY14Rに降りることを決めていたと思わなくもないです。

 

ということで最後にログブックです。

 

コメント欄アップで。

 

CAさんと同じ時間に起床したとなっていますが、(誤解する人が多数いらっしゃることも多いにありうるので、一応言っておきますが)ログブックを書いていただいたCAさんと同じベッドで寝ていたわけではないことを付け加えておきます。