2024 ANAマイル修行5日目 1/2 私の隣の有名人 羽田→長崎 | トリプルセブンの低空飛行

日曜日ではありますが、いつものように3:00起床、3:30出発、4:30羽田空港到着です。

 

いつもと違うのは、人によってはすでに大型連休突入とばかりに、保安検査場オープン前のロビーにはいつもの10倍くらい人がいました。

 

駐車場も、空きは十分あるものの、やはり車は多いですね。土日でお出かけの人が前日から停めているということでしょう。そして早朝に駐車場に来て時間まで車内で仮眠をとっているらしい車も多数・・・。お疲れ様です。

 

ということで、私の方はいつものルーティンです。トイレ行って、ログブック仕込んで、保安検査の準備して(PCやスマホを出して上着を脱いで)、近くのソファで待機です。並ぶのも嫌だったのでスルーしましたが、5:15までに10人くらい並んでいました。

 

検査をつつがなくスルーすると、

 

 

おいなりさんタイムです(昨日のブログ写真の使い回しです)。1ついただきました。そこそこ美味しいです。おいなりさんの形状が、私が前回いただいたときから少し変わっていて、自立しないタイプでした。

 

そんなことはどうでもいいのですが、私の前においなりさんをピックアップしていたおじさんは、鼻歌を歌いながら

 

8個

 

おいなりさんを取っていました。連れでもいるのかと思いましたが、1人で堪能されていたようです。まあ、その場で食べるなら構いませんが、私が8個食べるとしたら、せめて4個ずつ2回に分けていただくかな。こういう場所であまり下品な真似はしたくないと思っています。

 

ラウンジからの飛行機たち。

 

今回の搭乗口は511ということで、バスラウンジからの出発です。久しぶりな気もしますが、ちょっと気づいた前回からの変化として、サテライトターミナル行きのバスもバスラウンジから出ていたとでしょうか。

 

 

バス移動で定刻8:00なので、遅くとも8:20には搭乗開始するかなと思っていたのですが、一向に呼ばれる気配がありません。そうすると、アナウンスがあり「出発準備に時間を要しているため遅れます」とのこと。羽田で1泊しているシップで「出発準備で」とか言われると、

 

えー

 

って思うのは私だけではないはず。もちろん定時出発に間に合うスケジュールで動いて、何かしらのイレギュラーがあって遅れるということだと思うので、仕方ないとは思いますが、思いますが、

 

朝イチくらい定刻で出してよ〜

 

って思う乗客の気持ちも理解して欲しいなとも思います。

 

さて、バス移動のお楽しみといえば、でかい飛行機を間近で見られること。B777(多分)

 

B777(恐らく)

 

B787(Maybe)

 

B777(peut-etre)

 

3人

 

そして今回乗るA321です。ここまでバスが地下通路を通って、T2の南側(RWY05に向かうTWYの横)にある駐機場まで来ました。こんなところから乗るのは初めてです。

 

ということで搭乗です。今回はプレミアムクラスなのでログブックを渡すタイミングとかあまり考える必要はなかったですが、最初の方に搭乗してR1らしきCAさんにお願いしました。なんかこの便のCAさん、みなさん、長身で美人ばかりです。あー、どなたをお嫁さんにしたらいいか悩んでしまいます。

 

その後、正式ご搭乗の挨拶をいただきました。バスでの搭乗なので、お客さんがひっきりなしに入ってくるということはなく、1陣が終わると落ち着いて少し時間が空き、2陣が来てバタバタとしてまた落ち着いてを繰り返していました。そんなインターバル中に、ログブックをお願いしたCAさんが私のところにやってきて、「ログ帳拝見したんですが、腰は大丈夫ですか?もし必要なら毛布ともかもありますが、お使いになりますか?」とお優しい言葉をかけていただきました。どうやらこちらのCAさんが私のお嫁さんになるようです。

 

さて、第3陣のバスの到着が遅かったです。お客さんは何人かトイレに行ったり、CAさんも手持ち無沙汰のようでした。誰かこないやつとかがいたのかもしれません。知らんけど。

 

ようやく3陣のバスがやってきて、私の隣にもちょっとサイコパスなマスクをした小さなおばさん(おばあさん)が、若い(と言っても推定アラフォー)娘さんらしき人と一緒にやってきて、娘さんらしき人は後ろの普通席にいき、サイコパスなおばさんが私の隣に座りました。

 

そのおばさんはすかさずトイレに行ったのですが、おばさんは何もリクエストしていないのに、CAさんは毛布を持ってきて袋から取り出し、おばさんの座席に置いていました。

 

トイレから戻ってくるとCAさんが「ジャケットお預かりしましょうか」と申し出ると、そのおばさんは「機内は寒くなりますかね?それであれば自分で持っていますが」と聞いていました。CAさんは「もし寒いようでしたら、毛布がありますからおっしゃってください」と言って、半ば強引にジャケットを預かっていました。

 

見た目や服装はサイコパスだなあと思ったのですが、そういったCAさんとのやりとりはものすごく丁寧で、人間できていそうな(まあ、普通の大人はそうなんですが)印象を受けました。

 

で、そのおばさん、改めて座席に座ると、何やら宗教じみた本と新聞を前のポケットに入れました。飛行機でこういうの読む人ってあまり見たことないなと思った刹那、新聞名が目に入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖教新聞

 

もうこれで私、すべてを悟りました(みなさんもお分かりでしょう)。このおばさん、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久本雅美

 

です。このお方、創価学会の信者というか、確かそれなりの役職か何か持っていた方だと思います。人の見ていないところでもこういった書籍や新聞を読むのだからさすがです(褒めてませんけど)。

 

そうなると、サイコパスなおばさんを格好のネタにしようとその一挙手一投足を見ることはやめて、なるべく窓側を見ないようにし、「私、あなたのこと気づいていませんから」というオーラを放ってとにかく目があわないように心がけました。

 

私は、正直、久本は好きな芸人ではありません。むしろ(ちょっと下品でうるさい芸風が)嫌いです。ただそれはテレビの中の芸人としての久本が嫌いなだけであり、人としてはちゃんとしているなあと思いましたが、とはいえこちらから声をかけるほどでは全然ないので、とにかくあなた知りませんオーラを貫きました。

 

同じおばさんでも、鈴木杏樹や石田ゆり子だったら良かったのに。なんならおばさんじゃなくても、ガッキー、浜辺美波でも良かったのに。まあ100歩譲って橋本環奈でも良かったのに。

 

離陸すると本日3回目の朝食タイムです。(1回目は自宅でネオバターロールを2個、2回目はラウンジでおいなりさんでした。)

 

中身はもちろんサンドイッチ。

 

意味もなくアップで。

 

美味しくいただきました。

 

飲み物もいつものオールフリー。パッケージは新しくなっていました?

 

食後にコーヒーをお願いしたら、キルフェボンのチョコもいただけました。1個178円ですが、飴と同じ感覚でひょいとくれます。

 

長崎までは比較的長いフライトということもあり、上空でログブックを返却いただけました。今回はぎっくり腰をネタに質問させていただきましたが、お客さんの荷物を上の棚に上げるときに腰を痛めたことがあるとおっしゃっていました。他人の荷物は重さがわからないので、持ってみたら意外に重かったということはあるのかなと思いました。

 

ということでそのログブックです。

 

コメント欄アップで。

 

 

さて、ジャケットを返却するタイミングになったのですが、久本さんは寝ていました。前方のCAさん2名もどうしたもんかとちょっとお困りの様子でしたが、いろいろ思案した挙句、出した結論は、「寝ている久本さんの上に返却するジャケットを掛けてあげる」でした。出発前に寒さを気にしていたお客さんに対する気遣いとしてとても秀逸な対応だと思い感心しました。

 

ANA(だけじゃないと思いますが)のCAさん、優秀すぎます。

 

すごいすごい。