ショックだった健康診断 | トリプルセブンの低空飛行

昨日、丸の内のビルがこぞって日の丸を掲揚しており、はて今日はなんかあったかなと思ったのですが、よくよく見ると先端の金の玉に黒い布が被されており、

 

半旗

 

であることに気づいたのですが、その直後、「ああ、3月11日か」ということに気づきました。

 

災害のことを忘れないことは重要ですが、大きな災害があった日にいちいち半旗を掲揚していたら、そのうち年中半旗になっちゃいます。関西の方だと1/17に半旗を掲げたりするのでしょうか?

 

ちなみに、気象庁が命名する自然現象とは別に政府も災害名を命名することがあり、3.11だと、前者が「東北地方太平洋沖地震」でそれに対する後者が「東日本大震災」です。1.17だと前者が「兵庫県南部地震」でそれに対する後者が「阪神・淡路大震災」です(ちなみに正確には気象庁の命名には頭に「元号+年」が付きます)。

 

一般的には3.11の地震のことを「東日本大震災」と言いますが、あくまで地震そのものは「東北地方太平洋沖地震」でそれに起因する災害のことを「東日本大震災」というのが正しいです。よくないのは、マスコミは知っていてあえて誤用している点です。お前ら(=国民)はどうせわからないだろうからこう言っておいた方がいいだろうという、ちょっと一般市民を馬鹿にした感じがするのが、私は大嫌いです。(個人の思い込みですので悪しからず)

 

さて、そんなことはさておき、そんな丸の内を歩いて、年に1度の恐怖の健康診断に向かいます。昨年の今頃が一番体重が少なく、そのときから比べると3kgくらい増えているのですが、毎週のつくチャレのおかげだかなんだかわかりませんが、太ももの筋肉が発達してきているような気もしていて、自分としてはそれほど気にしてはいないのですが、さて。

 

まず、朝はオフィスに出社し、少ししてから会社の検診センターみたいなところに行くのですが、出社した時点で、朝採尿したものを家に忘れてきたことに気づきました。

 

 

これが1つ目のショックです。

 

この時点で相当やる気ナッシングですが、健康診断に私のやる気なんてまったく関係ありません。ちなみに忘れたことをスタッフに申し出ると、今採尿してくださいということで、新しい容器を渡されて取り直しました。検便にしろ検尿にしろ自分でやってはいるのですが、その行為というかその様子が屈辱的な何かを感じる年頃の25歳です。(うら若き乙女であれば尚更かと)

 

最初に身長、体重測定を行いますが、体重は想定通りの3kg増でした。スタッフ(看護師)からは「増えてますよ」と嫌味を言われましたが、ハイハイと受け流し、次に血圧測定すると、これがまさかの138mmHgと高い値を叩き出してしまったため、再測定してくださいと言われて再挑戦するもさらに上がり、その後、医師の診察のときにもう一度別の機械で測ったらさらに上がっていました。

 

これが2つ目のショックでした。

 

食生活も変なことしてないし、運動もしているのですが、なんで血圧が上がったのか不思議です。自宅にある血圧計でしばらく経過観察をしてみようと思います。

 

ショックなことは以上の2点でしたが、看護師さんとの問診というのがあり楽しくお話しできたのが収穫でした。事前の問診票にその他気になることというのがあったので「ひざ痛」と書きました。走ったり登ったりしていると左膝が少し気になっています。最初は少し気になるのですが、走り続けたり登り続けているうちに気にならなくなるので病院とかにも行っていませんでした。

 

看護師さんが、「いつからですか?原因は何かありますか?」と聞いてきたので、「2ヶ月くらい前からですね。山登ったり走ったりしているのでちょっと痛いです。」と答えたら、そりゃ自分が悪でしょっていう感じで半笑いでした。あまり気になるようだったら整形外科を受診してください、という、「お腹が空いたらご飯を食べてください」くらい当たり前のアドバイスをしていただきましたが、私から、「『湿布出されて、安静にしてください』と言われるだけなので遠慮しておきます」と答えたら、また半笑いでした。好きにして、と思われたでしょうね。はい、なので好きにします。

 

その後医師の診察です。血圧の件は先ほど書いた通りですが、体重が増えていたこともあり「食事に気をつけて、運動もしてください」という、(問診票に書いた)私の普段の生活をまったく反映していないテンプレコメントをありがたく頂戴して終了しました。

 

その後、いろいろやった後、最後にメインイベントの胃のレントゲン撮影、いわゆる「バリウム検査」となりました。以前はあのバリウム化合物を飲むのがものすごく苦手だったのですが、昨年はそれほど苦も無くサクッと飲めたようなきがしました。なので、今年はそれほど気負うこともなく挑んだのですが、やはり、あの水と比較にならないくらいの比重の液体が入った紙コップを持たされると、

 

心が折れます

 

とはいえ、なんか昨年までと比べると、その量が2〜3割くらい少なくなっているような気がして、「全部飲み干しください」の指示の後は苦も無くぐびぐびっといくことができました。

 

それにしても技師さんの「右」とか「左」とかの指示が本当に苦手です。最初回る方を間違えて、「逆です」と言われて恥ずかしい思いをしました。どうか私のときは「手前側」とか「向こう側」とかいう指示をしていただけるとありがたいです。

 

それにしても、血圧が気になるな〜