羽田から伊丹に到着したところからです。
ということで、この日は日本海側は言うに及ばず、太平洋側でも名古屋から関西にかけて降雪・積雪の恐れありということで、特に帰りの伊丹から羽田便がちゃんと飛ぶのか不安でした。
予報はこんな感じです。ですが、コロコロと予報が変わります。
飛行機の場合、降雪や積雪よりも風の問題が大きそうです。ただし、新千歳空港なら除雪などの設備や重機のオペレーションも慣れたもんでしょうが、仮に伊丹で積雪があった場合、どの程度なら耐えられるのかいまいちというか全然読めなくて怖いところです。
到着直後、8:00ごろの伊丹空港です。まだ晴れています。
そしてデジャブ感満載のマーメイドサラダと
デジャブ感満載のハンバーグステーキ200g。単品。
うまいぜ!
調子に乗って、いらんもんまで頼んでしまいました。いちごのパフェ的なやつ。
ソフトクリームみたいなやつが、マスカルポーネが入っているとかいないとかで、まあなんて美味しいこと。
いちごは甘味が少なく酸味が強い、まあ、安もんでしょって感じでしたが、このパフェ全体からすればいいアクセントになって美味しかった・・・ということにしておこうと思います。
そして一番下に
トゥルントゥルン
の白玉団子が入っており、幸せたっぷりでした。カロリーは見ていません。見てもいけません。
まあまあ。
ということで、仕事も順調に終わり、いざ、伊丹空港へ向かうわけですが、仕事の終わり時間が読めなかったので、20:20の最終便の予約をしていた私です。
が、仕事が終わるのが予想外に早く、乗換案内で伊丹到着を検索すると
16:50
です。さすがに17:00の便は無理筋だとしても、次の18:00の便はどうだと思って検索すると、
そもそも欠航・・・
A320のエンジン点検の影響で、このB777がどこかにあてがわれ、その影響で欠航なんだよね。きっと。夕方のお客さんの多い時間帯だけれども、他の空港も同じだしね。伊丹なんて、新幹線で東京帰ればいいじゃんってことだよね。私もそう思います。
でも、この日は雪のため欠航している便が多数あったので、満席続きの伊丹に臨時便を飛ばしてくれてもいいんジャマイカと思ったとか思わなかったとか。
ただねえ、その影響もあってだと思うのですが、次の19:00の便も満席で、毎時00分に設定されている羽田行ですが、最終だけは20:00じゃなくて20:20と微妙に遅いんですよね。17:00に伊丹について、20:20じゃあねえ。ちょっと待ち時間長いよね(この待ち時間でのぞみなら東京着いてるし)。
ラウンジで空席ハンターをしたいところですが、ラウンジに入るためにはチェックインしないといけないので、(多分ですが)空席ハンターできないんですよね。でも、ラウンジ以外で、落ち着いて座ってられるところもあまりないし、ということで、最悪、20:20でもいいやという腹を括って、プレミアムカウンターに立ち寄りました。
私:
ワンチャン、19:00の便に空席ないですか?
GSさん:
あるよ。
GSさん:
プレミアムクラスで1席だけ。
私:
OKです。お願いします。
1万円は自腹ですが、飛行機にかけるお金はその価値1/100なので実質100円でアップグレードです。いやー担当してくれたGSさん、あなた、可愛いだけじゃなくて本当の女神様ですね。
とは口に出しては言っていませんが、心底そう思いました。家に着く時間が全然違いますからね。
GSさん:
お支払いは現金ですか、クレジットですか?
私:
クレジットでお願いします。
GSさん:
・・・・・・
ごめんなさい
私には心に決めた人が
ではなく、今、
この座席取られました・・・
まあ、しょうがないよね。きっと空席ハンターしてた人がいたんだよね。分かってるよ、カウンターよりもネットで自分でやった方が早いことは。ただね、便変更からのアップグレードは実際アプリでやっても時間がかかるので、結局百人一首状態の空席待ちゲームでは負けるんですよね。なので素直に諦めました。
ただ、よっぽど落胆した顔をしていたんでしょうね、GSさんに、
期待させてすみません
と謝らせてしまいました。なんか、思わせぶりにあなたのことが好きみたいな態度をして、いざ告白すると、他に好きな人がいるのみたいな感じでしょうか?えっ?違う?
せめともと思ったのかどうかわかりませんが、空席待ち入れておきますね、と気を使っていただき、普通席とプレミアムクラス両方入れておきます、とおっしゃっていただきました。
時間的にはかなり早い時点での空席待ちなので、早い者勝ちなら勝機ありですが、自分もダイヤといえど、ダイヤ蠢く伊丹ー羽田で株主優待運賃でどこまで勝負できるかですね。
注:ANAの空席待ち優先順位は、ステータス→運賃種別→早いもの、の順なので、同じダイヤの中に普通運賃で乗ろうとしている人が後から空席待ちを入れると、その人が株主優待運賃の私より順位が上になります。
そして、この空席待ちは、チェックイン締め切りをすぎてノーショーだった人がいたときに初めて空席がでるもので、キャンセル手続きをした人がいると、それは空席待ちではなく空席ハンターの獲物になってしまうだけだと理解しています。(この取扱いは、私の推測です。)
なので、私は空席は出ないもんだと思って、ラウンジで
おにぎりをいただいていました。
まあまあ。
で、お約束の18:40が近づいたので、空席待ち案内に書かれた13番ゲートの近くの空席待ちカウンターに行くも、どうも空席待ちの業務をやっている気配がないんですね。不安に思った私、18:40になって
あの〜、この空席待ちってここでいいんですよね?
ってGSさんに尋ねたところ、
搭乗口変更になっているので、10番ゲートの近くに変更になっています
って、いうじゃない?(波田陽区?)
えー、そういうことがあるなら、言っておいてくれるか、空席待ち案内の紙に書いといてよ。ていうか、伊丹に空席待ちカウンターが複数あるとか知らないし。
そんなことを言っている時間はなく、万が一空席が出たときに「放棄」と見做されないよう
ダッシュ
しました。若いね。25歳。しかもイケメンだね。関係ない?
で、10番ゲートの空席待ちカウンターに到着する前に、装着していたアップルウォッチにお知らせが来ました。
(画像はスマホアプリのものです)
当選です!
空席待ち自体、あまりしたことがないですが、実際に空席待ちで乗れたのは初めてじゃないかと思います。期待していなかっただけにめちゃくちゃ嬉しかったのですが、アプリの案内には、普通席かプレミアムクラスかどちらの席かは書いてありませんでした。
結論、プレミアムクラスだったのですが、私の他に当選者が2人いて、その方々が、どういう当選かわかりませんので、私の空席待ちはプレミアムクラスの方が優先されたのかどうか今持って謎です。
ちなみに空席待ちはチェックインカウンターのかわいいGSさんの好意でやっていただいたものなので、私の方から「両方空席が出たときにどちらを優先して」ということは言っていませんでしたし、確認もしませんでした。
そして、アップグレードの支払いを済ませるとすぐに搭乗したので、搭乗口の案内看板の撮影はできませんでした。
もちろん座席の指定なんてできませんでしたが、通路側席でした。
いつものように最初に搭乗したわけではなかったので、すでにCAさんたちはわちゃわちゃしており、ログブックを渡すタイミングが難しかったですが、ご挨拶に来てくださった女子フェロモン多めのCAさんに、お忙しければそのまま返していただいても大丈夫です、と断ってお願いすると「いえいえ、ちゃんと書かせてもらいます」とちょっと体をくねくねさせながら受け取っていただきました。ただ、瞳の奥は・・・でした。まあ、こんな便で頼む私が悪いんですがね。
ということで食事です。
えっ?
さっきラウンジでおにぎり食ってなかったかって?
まあまあ。
なんだかんだ、久々のプレミアムクラスです。お弁当の箱がちょっと高級感あるデザインに変わっていました。
そして、美味しかったあ。久々の機内弁当。心に沁みる味でした。一応メインは「鶏すき」ということだったのですが、ぱっと見、どれが「鶏すき」かわかりませんでしたが、それよりも中央上のたこ焼きが意外に美味でした。
早食い競争でお馴染みの伊丹ー羽田ですが、この日は寒気を伴った強い季節風にもかかわらず、シートベルト着用サインの消灯が思いの外早く、お弁当もテキパキと配られたので比較的ゆっくりと味わっていただくことができました。
機内では
特段、CAさんとの熱い絡みもなく、品行方正に羽田に到着しましたが、欠航便が多くて羽田空港の混雑がなかったからなのか、
かなりショートカットしてRWY34Lに着陸し、
定時出発&早着
という、いつも遅延のブロ友さんの旦那さんに声を大にして自慢したいラッキーでした。
最後にログブックです。
私がプレミアムクラスで、ログブックを書いていただいたCAさんが普通席担当だったので、「途中までしか書けませんでしたが、愛を込めて書きました」と言って、着陸前に返却していただきました。何が途中だったのだろうと、後で見てみたら、CAさんのお名前でした。
ちなみに、「愛を込めて」は本当におっしゃっていました。言っていたのは本当ですが、本心ではないと思います(目が・・・)。
コメント欄アップです。
ログブックを書いていただいたCAさんには大変なご迷惑でしたが、とてもありがたく感謝していますので、その気持ちでご勘弁いただければ幸いです。
ちなみに、すごく揺れると思ってこの質問でしたが、あまり揺れることなく羽田に到着しました。
ちなみに、「気流が悪くサービスが行き届かなくてすみません」というアナウンスがあったので、後ろの方はそこそこ揺れたか、私がご飯に目が眩んで揺れに気づかなかったか、はたまた、単に時間切れでドリンクが配りきれなかったことを揺れのせいにしたかのどれかだとは思います。