やっぱり微妙なかっぱ寿司 | トリプルセブンの低空飛行

かっぱ寿司って、100円寿司チェーンの中でも微妙ですよね、っていう意見に賛同いただける方は多いと思います。

 

微妙な理由はいくつかあるのですが、ただそれでも品質の向上には色々努力されているという記事も見たりしますので、最近はどうだろうなと、本当にいつ以来ぶりかわかりませんが、かっぱ寿司に行ってみました。(本当はお出かけの帰り、腹減って死にそうなところに、休日のお昼時なのに駐車してある車の量がまばらですぐに食べられそうだと思っての入店です。)

 

 

店内に入るとまずはお茶のサーブですが、カウンター席でこの配置、

 

このままだと真っ直ぐに湯呑みを押し当てることができません。わさびやスプーンが入っている箱とガリの箱をどけないとお湯が入れられないこの配置。お寿司をいただく前からいまいちです。

 

それから、写真を撮り忘れましたが、私のカウンター席には箸箱も醤油もなく、両隣を仕切る板から微妙に見えている隣の席から拝借するスタイルでした。ちょっとありえないと思うんですがどうでしょうか。ひょっとすると、2席単位でしか客を誘導していないのかもしれませんが、それであれば、その2席の間の仕切りは外してもらいたいと思います。繰り返しになりますが、寿司を食べる前から

 

イマイチ

 

です。

 

では、肝心のお寿司です。まずはマグロから。かっぱ寿司のマグロといえば、昔から水っぽくて旨味がないことで有名でしたが、さてさて。

 

昔ほどではないですが、はま寿司とかと比べてもやっぱり水っぽくて旨味が少ない印象です。なんだかんだ、寿司屋(特にチェーン店)にとってマグロって看板商品なので、マグロ単品では多少利益が薄くなっても何とかいい品質のものを出そうと頑張るネタだと思うのですが、これでははま寿司はスシローには遠く及びません。

 

100円のマグロにあまり文句ばかり言ってもしょうがないので、次は1貫300円の

 

天然本鮪のトロ

 

いきます。ちょっと前にスシローの大間の本マグロは赤身と漬けの2貫で300円でしたから、トロということもありますが1貫300円という価格設定にも期待が高まります。

 

 

こちらです。食べた感想ですが、筋張ってて口当たりも硬く、ネガティブな意味でこんなトロ食べたことないものでした。もちろん工業製品ではないので個体差があることは重々承知しますが、ちょっとこれはいただけないです。100円でもこのトロは食べたくないです。

 

次、水だこです。

 

これはOKです。美味しかったです。もちろん100円寿司である前提ですが、文句ありません。

 

 

はまちとイカです。イカは普通に美味しかったです。はまちは不味くはないですがちょっとぼやっとした味でした。

 

次。エビとたい。

 

エビは小ぶりですが美味しかったです。鯛はやっぱ旨味があまりないんですよね。なんか、何食べてもぼんやりした味で、これなんか本当に鯛なのかなあって。先日食べた鯛めしの方がよっぽど鯛っぽい。

 

次。つぶとボタンえび。

 

つぶはよかったですよ。美味しかった。でもエビですよ問題は。ボタンえびっていうんですけどちょっと立派な甘エビが3尾乗ってるだけのような。これ本当にボタンですか?

 

アップで。

 

食べたら、甘エビでないことは分かりましたが、ホンマにボタンエビか〜?ちなみに1貫200円だったかなあ。

 

穴子です。

 

ツメはテーブルにある小袋を自分でかけるスタイルです。300円。まあまあ。

 

最後にANAラウンジがベンチマークのお稲荷さんです。

 

ちょっと甘めの味付けですが、美味しくいただきました。ただ、タブレットで注文するのですが、お稲荷さんがどこにあるのかが分かりづらく、探すのに四苦八苦しました。

 

ということで、読んでいただいて大変読みづらい内容になってしまったことは大変申し訳なく思うのですが、100円寿司としてもはま寿司やスシローと比較しても総じてクオリティが低い上に、100円のネタが意外と少なく、150円以上のものが意外と多く、まあこの辺は止むを得ないところかもしれませんが、満足度は低かったです。

 

かっぱ寿司に限らずですが、100円寿司という看板をおろして、200円寿司とかではダメなんでしょうか。もちろん100円寿司より高いクオリティでの提供は必須ですが、ただひたすら怪しいネタばかり100円の寿司に嫌気がさした層には受けそうな気がしますが、中途半端ですかね。

 

最後によかったところを1つ。お皿です。いわゆる回転寿司の安っぽい皿ではなく黒くて四角いお皿は商品の見栄えもするしいいと思います。あと2皿頼んだときの長方形の皿もよかったです。