JAFにお世話になりまして | トリプルセブンの低空飛行

さて、先日13年越えの車の税金でぶーたれましたが、そのBMWが車検となりました。税金、保険、車検(メンテ)で年間30万円〜50万円くらい平気で飛んで行きますが、ほとんど乗っていないのでただただ無駄です。売っちゃってもいいかなと思う反面、この車がないと早朝修行に行けない上、車を買い替えると肝心の修行費用が捻出できなくなる恐れがあるので、苦渋の決断としてほとんど乗らないBMWに莫大な費用を注ぎ込んでいます。

 

次の日の朝から入庫に行くということで、前日、車庫から出して庭に置いておこう(車庫も敷地内にはありますが)と思い、BMWが駐車してある車庫まで行って、リモコンの解錠ボタンを押しても

 

扉が開かない

 

というか解錠するがチャッという音がせず、まったくの無反応です。私のBMWのリモコン(車のキー)は電池が充電式です。エンジンをかけるためには今どきの持っているだけでOKではなく、車に挿してからスタートボタンを押す必要があり、走行中にリモコンに充電するようになっています。しばらく(おそらく半年くらい)乗っていなかったのでリモコンの充電がなくなったのであろうと思い、リモコンの中に収納されているエマージェンシーキー(物理キー)で扉を開けて車に入りました。

 

あとはリモコンの電池がなくてもキースロットに差し込めばエンジンがかかるはずですが、

 

エンジン始動せず

 

というか、キーを挿したときにガチャっとキーがロックされるのですがその感覚がありません。

 

はて、リモコン電池がないときのスタート手順なんか間違っているかなあと思い、マニュアルが積んであるトランクを開けようと、トランクオープンのボタンを押すもこれもまったく反応なくもうなすすべなしです。

 

もうこうなったら電話で聞くしかないなと、毎年点検をお願いしているBMWのディーラーに症状を伝えて対処方法を請うと、なんと帰ってきた答えは予想外の、

 

車体側のバッテリー上がり

 

とのこと。オーマイガ。まじか。高々前回バッテリー交換してから2年くらいしか経っていないのに。

 

 

やっぱ、機械は動かしてないとダメだね。これはもっと羽田に修行に行きなさいという神様とナギサちゃんからのメッセージに違いないと確信するのですが、うちには神より強い真の闇の勢力がいるのでそれもままなりません。

 

車体側のバッテリー上がりとなれば、もうあれを呼ぶしかありません。そうです。みんな大好き、

 

日本自動車連盟

 

いわゆるJAFですね。私、保険のとかの付帯とかではなく、ちゃんと個人で年会費(6000円くらいだったか)を払っている個人会員なんです。なのでバッテリー上がりをはじめとするロードサービスは無料で受けられます。

 

電話をすると30分くらいできてくれるとのことで、一安心です。

 

でJAFのロードサービスの方に来ていただいて症状を説明すると、バッテリー上がりでしょうね、ということで、まずはバッテリーの電圧を測定します。

 

乗用車のバッテリーの電圧は12V。以前どこかで聞いたようなちょっと自信ないですが、11Vくらいまで電圧が落ちるとエンジンがかからないとか。で、今回の電圧、何と

 

2.4V

 

エネループ2本です。こんなバッテリー、上がってるどころじゃなく死んでいます。

 

ということで、JAFのロードサービスの方に外部バッテリーを繋いでいただいてエンジンをかけると無事始動しました。そのほか車のシステムに異常はなさそうで、1時間くらいエンジンかけっぱなしにして充電してくださいとのことで、無事終了しました。

 

一報から復旧まで実に迅速に対応いただいたJAF、本当にすごいです。ありがたやありがたや。6,000円の年会費なんて全然高くないです。

 

ということでロードサービス書です。

 

エンジン始動後のオルタネーターによる発電電圧は14Vということで正常とのことです。よかったよかった。

 

その後、念の為90分エンジン回してから、一旦エンジンを切り、再度エンジンを始動させようとするも、

 

うんともすんとも言わない

 

 

おそらく、バッテリーの電圧が下がりすぎてもはや充電できない体になってしまった可能性が・・・

 

ということで、再度

 

JAFさん、助けて〜

 

と、電話しました。本日2度目です。ちなみに先ほどのロードサービスの方も、もし上手くかからないようだったらまた電話してください。何度でも無料ですからと、おっしゃっていただいておりました。

 

で、JAFのコールセンターに再度来ていただくように手配いただいてしばらくすると、先ほどの方から電話があり、その後の状況について説明しました。

 

明日、車検に持って行くことになっていることを、先ほど来ていただいたときに話していたこともあり、「もし、今日車を使わないのであれば、明日、ディーラーに持って行く1時間くらい前に電話してくれれば、そこでエンジンかけた上で運転して入庫していただくのはどうでしょうか」と。

 

なるほど。確かにその方がいいですね。ということで、一旦出動をキャンセルして次の日の朝に再度JAFに電話しました。

 

都合3回目の電話ですが、JAFのオペレーターの方、みなさん対応が丁寧で的確で素晴らしいです。それだけでも信頼感MAXです。もしJAF会員でない方いらっしゃれば、絶対入った方がいいと思います。

 

電話から1時間くらいで到着しました。昨日とは違う方(違う会社)でした。JAFは提携している事業者と、直轄のロードサービスが併用しているとのことです。いつも最短時間で駆けつけられるサービスカーをオペレーターが手配しているとのことで、まあ、タクシーの配車みたいなもんかと思います。

 

で、昨日からの経緯をJAFの方にお伝えすると、やはりバッテリー自体がほとんど死んでいる(充電できなくなっている)みたいで、電圧を測ったら3.2Vでした。昨日90分充電してほとんど電圧上がっていませんでした。

 

オルタネーターからバッテリーまでの電流を測ると規定値の1/3くらいしか流れていないようで、やはりバッテリーが死んでいるようです。一応エンジンの再始動には成功しそのままディーラーに行くことにしました(自分の運転です。レッカーではありません。)。

 

私が、ディーラーまで下道で45分(30km)くらいであることを言うと、JAFの方から怖い話が。可能性として、走行中にエンジンが止まる可能性があるとのことで、その場合は近くの店の駐車場に入るか左側に停めてJAFを呼んでくださいとのこと。そして左側車線をキープして走行してくださいとのことです。目的地までは国道のバイパスを主に通ることになるので、走行上の注意点として教えていただきました。

 

その後、無事にディーラーまで走行できました。エンジンは何の問題なくシルキー6の心地よいサウンドでしたが、いつバッテリーがいかれるか本当にヒヤヒヤしながらの45分でした。そしてディーラーに到着すると、若い美人の受付の方が駐車場の誘導をしてくれたのですが、エンジンをかけたまま昨日からの経緯を説明したうで、私が「なのでエンジンかけたままにしておきます」と言おうとし、「なので」まで言ったところで、受付の美人おねんさんが先に「エンジンは切らないでください」とご指示いただきました。

 

美人なうえに車のことわかってる〜

 

ガッキーも捨て難いですが、こういう人をお嫁さんにしたいです。