作品づくりの熱量

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林太郎です。


いつもご愛読ありがとうございます。




良い作品を作り上げたい。という思いの強さに比例して作品づくりに向けられる緻密さや労力や時間は増すものだとおもいます。



いわゆる熱量の高い作品は見る人・触れる人に作者の思いと情熱とこだわりが伝わり、感動すら与えてくれるものだとおもいます。



いま、劇団真怪魚は、そういう作品づくりを目指して、舞台作品『新・銀河鉄道に乗ったサギ』(通称 銀サギ)に取り組んでいます。






舞台美術に関しては毎回とてもシンプルではありますが、美術や音響に頼ることなく、演技力演出力で勝負するというのが劇団真怪魚の基本姿勢です。



今度の舞台は、僕にとっては今までとはまったく次元の違う演技力が要求されています。



それは他のメンバーにとっても同じなのですが、今までと同じ所に留まっていたのでは絶対に人を喜ばし人に感動を与えることはできない、というある意味では挑戦であり、ある意味では当たり前のことに真っ向から向き合っています。




座長による演出には熱がこもり、毎回の稽古は焦げついてしまいそうですが、座長からしてみればおそらくまだまだ序の口という所だとおもいます。



それでも劇団員にとっては挑戦の連続で、その演出を通して役者としての成長が願われていることを感じています。






「銀サギ」は、



宮沢賢治さんがその生涯をかけて現そうとしてきた"人としての生き方"を今あらためて振り返り、人と人がお互いに気持ちよく暮らすことができるようにという願いが込められたオリジナル作品です。



笑いあり、驚きあり、涙あり、そして最後には心がほっこりと暖まる、そういう作品となるように劇団員一同がそれぞれ稽古に励んでいます。



その熱量を高めて、最高の舞台エンターテイメントをご披露できるようにしたいとおもっていますし、早く舞台が観たいと言ってくださる有り難い方々の期待を裏切らないように精進していきたいとおもっていますので、



どうぞご期待ください。




以上

河辺林太郎でした。



"台本読み合わせの様子"


"仁役の河辺(左)と優役の赤井 稽古の様子"




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その青年は、無気力 無関心な性格で何の生きがいも持たずに生きていた。


それは、魂の無い抜け殻のような人間にしか見えず、到底生きているとは言えないような存在だった。


ある日のこと、ふと目についたポスターに目が止まる。


それは、ブルースリーが主演する映画『燃えよ  ドラゴン』のポスターだった。


そこは、映画館の前だったので、暇つぶしにいいかと青年は、そのまま劇場へと足を運んだ。


それからしばらくして、映画館から出て来た青年は、光が差したような明るい表情になっていて、その目は輝きに満ち、躍動感あふれる生き生きとした姿に変化していた。


まさに抜け殻だった人間に、魂が吹き込まれたかのように青年は生まれ変わっていた。


青年は、ブルースリーのような強い男になりたいと世界最強の男を目指して独自で中国武術や空手を研究し猛特訓を開始した。


その頃、青年の住む街は暴力団がはびこり、一般人が被害に遭う事件が続出する。


ヤクザとぶつかった青年が殺されたり、女性が暴行されたりと事態はエスカレートするばかりだった。


青年が恋心を抱き始めていた女の子も被害に遭ってしまった。


ついに、青年はこの暴力団を一掃するするために戦う決意をする。


青年は、暴力団のアジトへ単身乗り込んだ。


しかし、そこには暴力団のボスが集めた最強の格闘家たちが待ち受けていた。


命をかけた壮絶な戦いが始まった。



これが、中学二年生になったばかりの13歳、1978年 春に書いた自主制作映画のシナリオのあらすじである。


タイトルは『ファイト』


当時、爆発的なヒット作となった映画『ロッキー』と『ブルースリー映画』に影響を受けたことがバレバレのような作品である。


剣道部に所属していた私は、勉強よりも剣道に重きを置いた生活をしていた。


とにかくこの頃は、剣道の稽古に加えて早朝や夜には自己流の空手&拳法の自主稽古もプラスしてやっていたから、勉強の方は殆どする暇が無かった。


深夜は、シナリオを書いたり、具体的な映画制作の準備に取り掛かっていた。


日曜日も、剣道の稽古や試合などがあったために撮影するようなゆとりは無かったので、クランクインは夏休みと決めていた。


シナリオから、キャストとスタッフを割り出すと、総勢50人を超える人数の確保が必要であることがわかった。


私は、クラスメイトでも親しくしている友人には男子も女子も片っ端声をかけて協力を要請した。


撮影は8ミリフィルムによる、8ミリ撮影機で撮る予定だった。


これは、父が五年前に購入したものを殆ど使用していなかったので貰ったのである。


「映画制作」「撮影」と聞いてワクワクしない人はいない。


今から40年も昔のことである。


誰でもスマホで動画を撮り、YouTubeにアップする今と比べたら、まるで原始時代と表現したくなるような時代に、しかも一般人が「映画を作る」というのは、あり得ないような出来事である。


この頃、8ミリ撮影機(映写機もセットで必要になる)を持っている家庭なんてクラスでは一人いるか いないか、学校でも指で数えるほどしかなかっただろう。


写真を撮ることすら、一年に数回ということが殆どで、実際 私は中学時代の写真がほんの僅かしかない。


しかも、中学生の分際で映画を作るというわけだから、この呼びかけに否定的な友人は皆無だった。


一学期後半、クラスメイトで映画制作に参加するのは30人近くまでになっていた。


また、他のクラスの親しい友人も声をかけていた。


その中には、スケ番もいた。


もう時効だからいいだろう。


我が校はスケ番ドラマを地でいくスケ番たちが大勢いた。


女番長を筆頭に私はスケ番たちとも、かなり親しかったので、彼女たちも出演を快諾してくれた。


この自主制作映画『ファイト』の主役の青年役は、もちろん私である。


物語で青年は、暴力団のボスが集めた格闘家やチンピラたちとガチンコ対決して、最終的には、彼らは殴られ蹴られボコボコに青年にやられて倒される、というとても辛い辛い役を演ずる役者が必要になる。


誰もやられ役をやりたい人間はいない。


企画、制作、監督、脚本、主演を演じる私はヒーローで、それに対して悪役を買って出演してくれなどとそんな虫の良い酷い話はないだろう。


しかし、私にとって刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)と言える親友、知花は快く承諾してくれた。


知花とは小学時代から親しかったが、中学では一緒に剣道部入り、厳しい稽古も苦難もいつも共にあったので、まるで戦友のような絆があった。


知花だけではなく、私にとって剣道部員は全員が戦友であり、その絆はとても強かった。


40年の歳月を経た今でも剣道部の友人たちはとても仲が良く、一緒に飲み、語り合い、時には助言したり、叱咤激励したりと支え合っている。


私は、自主映画『ファイト』の撮影は、いざとなったら この剣道部の連中に協力してもらうしかないだろうと何となくぼんやりと考えるようになっていた。


ところが、夏休みが近づいた頃、学校では頻繁に校内暴力の事件が勃発し始めていた。


これが、映画制作に多大な影響を与えることになるとは、私は知る由もなかった。


〜以下次回〜




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こんにちは、星ワタルです。

舞台、演劇、映画も全てはまず脚本から始まります。


これは当たり前のように聞こえて、普段意識することは少ないように思います。当たり前だと感じるからこそ意識が薄くなってしまうこともあるかもしれません。


今度の新作にあたり、私は脚本をしっかり読むことを心掛けようと思いました。


今更ながら白状すると、前作の『シリウスゲーム』では、脚本の読み込みが甘かったと言わざるを得なかったと思います。


脚本を読み込むことは、玉ねぎの皮むきのように、何重にも包装された包み紙を剥がして、物語の本質に迫ることです。


脚本の行間を掴んだり、本質に迫ることは、ご飯の味を、噛みしめながら食事の味を楽しむにも似ているかもしれません。


何度も読み返していくと、色々なものが見えてきます。実に味わい深い本だと思ってくるものです。


そして、最近ふと気づいたのですが、実は、脚本を丹念に読み込むと、それ自体が演技の稽古になるのです。


脚本を渡されると、最初に台詞を覚えないと、と真っ先に感じてしまいませんか?そして、台詞を覚えた後に、演技をしていくような、私は最初そのように思いました。


しかし、実は、最初に脚本をじっくりと読んでいくと、自然と登場人物の感情が分かってきて、自ずと自分の心の中に喜怒哀楽の感情が湧いてきます。


そうなると、脚本を読んでいるだけで、極端な時は、泣いてしまったり笑ってしまったり怒ってみたりしてきます。そうでなくても感情の小さな芽が出てきます。


つまり、脚本にまず感情移入するんです。


そして、それから、初めて本を閉じて演技してみるとどうでしょう?


これまで、あれこれ登場人物の感情や演技はああだこうだやっていたものが楽になり、脚本を読んだ時に感じた気持ちを感じながら、台詞に込めて演技すれば、これまで以上に納得するものになっているのです。


つまり、自然と感情がこもったものになって演じられるのです。


もしかして、脚本を読み込むとは、こういうことなのではないか?と何か自分の中で意識が変わった瞬間でした。


演劇とは、客観的な視点で書かれた物語を、今度はそれぞれの役者が、演じる役から見た感じた視点で、つまり主観的な視点でそれぞれの構成要素を演じることで、脚本に書かれた物語を舞台に展開する写像のプロセスと言えるのだと思います。


だから、最初に脚本を丹念に読んで、全体をしっかり掴んでおくことがやはり重要なのですね。


AとBがいて、最初からAの台詞だけ抜き出して、稽古をしても、ぎこちない独り善がりなものになってしまうのは考えてみたら当たり前ですよね。


しかし、AにもBにも自然と感情が湧いてくると、それは自分がAを演じるのに自然と感情がのってくるのは当然ながら、自然とその作品のどんな役でも演じられるようになるのかもしれません。


脚本は読めば読むほど味がでる。

それは演技の味を引き出すものなのではと思います。


よく噛んで味わいながら、脚本をしっかり消化できるよう、今後も稽古に努めたいと思います。



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