Little Friends -615ページ目

「北斗星」の旅路~食堂車「グランシャリオ」⑤

(続き)お品書きには、先付、酢の物…などと細かく書かれているが、本格的な懐石コースではないので、彩りよく御重に詰められている。

お造り、揚物、煮物など、上品かつ本格的懐石だ。僕らしくなく、ゆっくりと味わう。

他に、吸物、デザート、コーヒーがつく。デザートは、確か苦手のおはぎだった。

隣のカップルにオードブルが運ばれ、女性が「おいしそう…」とつぶやく。それを聞いた男性は満足そうにうなずく。

ちょっとうらやましいが、2人だと料金が倍になるから、1人の方がいいと開き直る。

…しかし、今日の「グランシャリオ」で、1人で食べているのは僕だけだ。

自分自身でも、内心かなり引いているのだが、ここで卑屈になってはいけない。僕だって、ちゃんと予約を入れた客なのだ。

実際、1人で利用する人も多いのだが、昔、見るからに「鉄道マニア」、と言うより、電車男みたいなヤツが1人でフルコースを食べているのを見た時は、正直ドン引きした。

…空気読めむかっ


料理の詳細な内容は失念したけど、年に1~2回メニューが変わるそうだ。

詳しくは、NRE(日本レストランエンタープライズ)のサイトへアクセスされたし。(続く)

「北斗星」の旅路~食堂車「グランシャリオ」④

(続き)「グランシャリオ」に行ったら、まず食事予約券をスタッフに渡す。予約内容を確認のうえ、席に案内してくれる。よほど混んでいないかぎり、相席になることはない。

客席は4人がけと2人がけがあるが、僕は1人なので2人がけに通された。

テーブルの上には、すでにお品書き、紙おしぼり、割箸、ナプキンが用意されている。

隣のテーブルには、フルコースのためのさまざまなシルバーが並んでおり、ほどなく若いカップルが座った。2人とも顔を見合わせながら、幸せそうな表情だ。

女性スタッフが、ドリンクリストを持ってきた。これは別料金だ。

部屋にタダ酒があるのだが、せっかくの食堂車だし、サッポロクラシックを注文した。

運ばれてきたビールのグラスを手に、1人心の中で乾杯。

…ビールが苦手なのを忘れていた。もてあましているうちに、料理が登場。(続く)

「北斗星」の旅路~食堂車「グランシャリオ」③

(続き)本格的なフルコースを味わうレストランカーだからと言って、オリエント急行のように正装する必要はないが、浴衣やジャージ姿での利用は案内放送でもお断りしている。

ちゃんと服を着ていても、足元はスリッパというのもマヌケだから、気をつけたい。

どうも、中年以上のグループ客に、そういうマナー違反の客が多い。ここは自宅でも温泉旅館でもない。

さらに、利用時間を守らないのも、圧倒的に中高年グループが多い。

札幌行の場合、ディナータイムは21時05分まで。つまり、この時間までに食事をすませてお帰り下さいということ。

ところが、遅れて来たあげく、料理そっちのけでアルコールを再三追加、他の客など顧みず大声で大盛り上がり。ここは居酒屋ではない。

ディナータイムが押すと、その後のパブタイムが遅くなるし、最悪、中止の場合もある。

一部の非常識な人のために、予約が取れなかった人や、寝る前のナイトキャップを楽しみにしていた人が利用できなくなる。

僕も何度かこういうシーンに遭遇した。

いいトシした大人が、情けない迷惑行為を平然としている。大人がこのザマでは、子供がまともに育つわけがないだろう。(続く)