「北斗星」の旅路~食堂車「グランシャリオ」⑧
(続き)食堂車の厨房は、大変狭いうえに時間にも制約があるから、一から調理していては間に合わない。
そのため、地上の厨房で必要最小限の下ごしらえをすませ、真空パックして列車に積込むのだが、ステーキを焼いたり、天ぷらを揚げたりなどの、味を左右するような基本的な調理は車内で行う。
あの揺れる車内で包丁を使うなど、揺れないラーメン屋の厨房で指を切ってしまう僕には、とても真似できない芸当だ。
食堂車はNRE(以前の日本食堂)が営業しているが、食堂車のメニューは、JR系のホテルの料理長が味や構成を担当していて、新しいメニューが決まると、食堂車のスタッフはホテルの厨房で講習を受けるそうだ。
その料理を、狭くて揺れる車内で調理しなければならない。しかも、火災防止のため、調理に火は使えず、コンロもオーブンも全て電気だ。業務用だから火力は強いものの、火加減の調節はガスより難しい。
しかも、「カシオペア」の厨房には設置されているサラマンダー(焼物器)やフライヤーは、「北斗星」の厨房にはないそうだ。
もちろん、鉄人坂井や中村孝明の料理にはかなわないにしろ、これだけの制約下では、じゅうぶん合格点の味だと思う。(続く)
そのため、地上の厨房で必要最小限の下ごしらえをすませ、真空パックして列車に積込むのだが、ステーキを焼いたり、天ぷらを揚げたりなどの、味を左右するような基本的な調理は車内で行う。
あの揺れる車内で包丁を使うなど、揺れないラーメン屋の厨房で指を切ってしまう僕には、とても真似できない芸当だ。
食堂車はNRE(以前の日本食堂)が営業しているが、食堂車のメニューは、JR系のホテルの料理長が味や構成を担当していて、新しいメニューが決まると、食堂車のスタッフはホテルの厨房で講習を受けるそうだ。
その料理を、狭くて揺れる車内で調理しなければならない。しかも、火災防止のため、調理に火は使えず、コンロもオーブンも全て電気だ。業務用だから火力は強いものの、火加減の調節はガスより難しい。
しかも、「カシオペア」の厨房には設置されているサラマンダー(焼物器)やフライヤーは、「北斗星」の厨房にはないそうだ。
もちろん、鉄人坂井や中村孝明の料理にはかなわないにしろ、これだけの制約下では、じゅうぶん合格点の味だと思う。(続く)