Little Friends -581ページ目

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑭

(続き)係員のねーちゃんは、またまたバカていねいに僕の希望をメモしはじめた。

6月25日の大阪発札幌行「トワイライトエクスプレス」、夕食メニューは「日本海会席御膳」。
和食コースだが、「北斗星」や「カシオペア」と違って食堂車では食べられず、個室へのデリバリー専用だ。

あの豪華なロココ調の食堂車で食べたいが、食堂車で食べられるのは12000円のフルコースだけだ。

ひととおり記入しおわったねーちゃんは、やおら電話をかけ、予約の申込みを始めた。

「あ、そうですか、わかりました。」

…????

やけにあっさり電話を切った。

「お客様、申し訳ございませんが、食堂車の方は予約でいっぱいとのことで…。」

あぁ!?デリバリー専用メニューがなんでだよパンチ!

…数に限りがあるのだろうから仕方がないが、毎回毎回、さんざん待たせたあげく、この旅行センターはなにひとつ仕事をしてくれない!

「ただ今、キャンセル待ちも4組いるとのことでして…。」

そんなことを教えてくれても、なんの役にも立たない!

「キャンセル待ちしますか?」

と言われたが、さすがに腹がたち、

「いいよ、もうむかっ

と語気を荒げてしまった。(続く)

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑬

(続き)翌週日曜日、豊橋駅みどりの窓口。

さっそく「ロイヤル」の有無を調べてもらう。念のため、前後3日間に幅を広げてみたが、いずれも満席。

仕方がない。先週取れたB個室で行こう。

隣の旅行センター「JR東海ツアーズ」へ。食堂車の予約をしなければならない。

先週、さんざん待たされたあげく、なんの仕事もしてくれなかった旅行センターだから、できれば行きたくはない。だが、食堂車の予約は駅のみどりの窓口ではできないのだ。

正確に言えば、JR東海と四国以外は、駅のみどりの窓口で予約できる。

寝台券はどのJRの駅でも買えるのに、四国や東海地方の住人は食堂車の予約ができない、というのは不便で仕方がない。

直接列車を運行していないから面倒くさいのだろうが、遠く離れたJR九州はちゃんと扱っている。

かようなワケで、あの忌まわしい旅行センターを再訪した。

整理券を取り、ひたすら待つ。カウンターでは、先客が長々と話し込んでいる。

また40分…。

ようやく順番がきて、先週と同じねーちゃんの前に座る。

二川駅で買ったB個室の寝台券を提示し、食堂車「ダイナープレヤデス」の夕食の予約を頼んだ。(続く)

チュン太へ…③

(続き)ウチのベランダには、チュン太の死など知らず、いつもどおりにバカスズメ軍団がやってくる。

子スズメ部隊を見ると、やりきれなくなる。

コイツらも、無邪気に僕に依存しているように見えて、厳しい野生の世界にいる。子スズメ部隊だって、みんなが無事大人になれるとは限らない。

そう思ったら、最後まで書こうという気になった。

書かなければ、チュン太が生きた証が何もなくなる。チュン太の小さな命への鎮魂、そして僕の愚かしさを忘れないために。

スズメは人間を利用しても信じはしない。でも、たった一晩だったけど、チュン太は僕を信じてくれたんだ。

僕の肩や指で、安心して寝ていた。僕の手から、夢中でパンをついばんてくれた。

僕のような愚かな人間を信じたばかりに、あんな無惨な死に方をしなければならなかった。

チュン太へ…。

本当にごめんよ。

キミのことは、キミにしてしまったことは一生忘れない。

…子スズメ一羽で、バカじゃないの?と思うかもしれない。

でも、小さくても、必死に生きようとしていた命なんだ。

さすがに数日間、思いきり凹んでいて、ペタ返しもコメントのお返事もしていなかった。

すみませんでした。