「トワイライトエクスプレス」奔走記⑭
(続き)係員のねーちゃんは、またまたバカていねいに僕の希望をメモしはじめた。
6月25日の大阪発札幌行「トワイライトエクスプレス」、夕食メニューは「日本海会席御膳」。
和食コースだが、「北斗星」や「カシオペア」と違って食堂車では食べられず、個室へのデリバリー専用だ。
あの豪華なロココ調の食堂車で食べたいが、食堂車で食べられるのは12000円のフルコースだけだ。
ひととおり記入しおわったねーちゃんは、やおら電話をかけ、予約の申込みを始めた。
「あ、そうですか、わかりました。」
…????
やけにあっさり電話を切った。
「お客様、申し訳ございませんが、食堂車の方は予約でいっぱいとのことで…。」
あぁ
デリバリー専用メニューがなんでだよ
…数に限りがあるのだろうから仕方がないが、毎回毎回、さんざん待たせたあげく、この旅行センターはなにひとつ仕事をしてくれない!
「ただ今、キャンセル待ちも4組いるとのことでして…。」
そんなことを教えてくれても、なんの役にも立たない!
「キャンセル待ちしますか?」
と言われたが、さすがに腹がたち、
「いいよ、もう
」
と語気を荒げてしまった。(続く)
6月25日の大阪発札幌行「トワイライトエクスプレス」、夕食メニューは「日本海会席御膳」。
和食コースだが、「北斗星」や「カシオペア」と違って食堂車では食べられず、個室へのデリバリー専用だ。
あの豪華なロココ調の食堂車で食べたいが、食堂車で食べられるのは12000円のフルコースだけだ。
ひととおり記入しおわったねーちゃんは、やおら電話をかけ、予約の申込みを始めた。
「あ、そうですか、わかりました。」
…????
やけにあっさり電話を切った。
「お客様、申し訳ございませんが、食堂車の方は予約でいっぱいとのことで…。」
あぁ
デリバリー専用メニューがなんでだよ
…数に限りがあるのだろうから仕方がないが、毎回毎回、さんざん待たせたあげく、この旅行センターはなにひとつ仕事をしてくれない!
「ただ今、キャンセル待ちも4組いるとのことでして…。」
そんなことを教えてくれても、なんの役にも立たない!
「キャンセル待ちしますか?」
と言われたが、さすがに腹がたち、
「いいよ、もう
」と語気を荒げてしまった。(続く)
「トワイライトエクスプレス」奔走記⑬
(続き)翌週日曜日、豊橋駅みどりの窓口。
さっそく「ロイヤル」の有無を調べてもらう。念のため、前後3日間に幅を広げてみたが、いずれも満席。
仕方がない。先週取れたB個室で行こう。
隣の旅行センター「JR東海ツアーズ」へ。食堂車の予約をしなければならない。
先週、さんざん待たされたあげく、なんの仕事もしてくれなかった旅行センターだから、できれば行きたくはない。だが、食堂車の予約は駅のみどりの窓口ではできないのだ。
正確に言えば、JR東海と四国以外は、駅のみどりの窓口で予約できる。
寝台券はどのJRの駅でも買えるのに、四国や東海地方の住人は食堂車の予約ができない、というのは不便で仕方がない。
直接列車を運行していないから面倒くさいのだろうが、遠く離れたJR九州はちゃんと扱っている。
かようなワケで、あの忌まわしい旅行センターを再訪した。
整理券を取り、ひたすら待つ。カウンターでは、先客が長々と話し込んでいる。
また40分…。
ようやく順番がきて、先週と同じねーちゃんの前に座る。
二川駅で買ったB個室の寝台券を提示し、食堂車「ダイナープレヤデス」の夕食の予約を頼んだ。(続く)
さっそく「ロイヤル」の有無を調べてもらう。念のため、前後3日間に幅を広げてみたが、いずれも満席。
仕方がない。先週取れたB個室で行こう。
隣の旅行センター「JR東海ツアーズ」へ。食堂車の予約をしなければならない。
先週、さんざん待たされたあげく、なんの仕事もしてくれなかった旅行センターだから、できれば行きたくはない。だが、食堂車の予約は駅のみどりの窓口ではできないのだ。
正確に言えば、JR東海と四国以外は、駅のみどりの窓口で予約できる。
寝台券はどのJRの駅でも買えるのに、四国や東海地方の住人は食堂車の予約ができない、というのは不便で仕方がない。
直接列車を運行していないから面倒くさいのだろうが、遠く離れたJR九州はちゃんと扱っている。
かようなワケで、あの忌まわしい旅行センターを再訪した。
整理券を取り、ひたすら待つ。カウンターでは、先客が長々と話し込んでいる。
また40分…。
ようやく順番がきて、先週と同じねーちゃんの前に座る。
二川駅で買ったB個室の寝台券を提示し、食堂車「ダイナープレヤデス」の夕食の予約を頼んだ。(続く)
チュン太へ…③
(続き)ウチのベランダには、チュン太の死など知らず、いつもどおりにバカスズメ軍団がやってくる。
子スズメ部隊を見ると、やりきれなくなる。
コイツらも、無邪気に僕に依存しているように見えて、厳しい野生の世界にいる。子スズメ部隊だって、みんなが無事大人になれるとは限らない。
そう思ったら、最後まで書こうという気になった。
書かなければ、チュン太が生きた証が何もなくなる。チュン太の小さな命への鎮魂、そして僕の愚かしさを忘れないために。
スズメは人間を利用しても信じはしない。でも、たった一晩だったけど、チュン太は僕を信じてくれたんだ。
僕の肩や指で、安心して寝ていた。僕の手から、夢中でパンをついばんてくれた。
僕のような愚かな人間を信じたばかりに、あんな無惨な死に方をしなければならなかった。
チュン太へ…。
本当にごめんよ。
キミのことは、キミにしてしまったことは一生忘れない。
…子スズメ一羽で、バカじゃないの?と思うかもしれない。
でも、小さくても、必死に生きようとしていた命なんだ。
さすがに数日間、思いきり凹んでいて、ペタ返しもコメントのお返事もしていなかった。
すみませんでした。
子スズメ部隊を見ると、やりきれなくなる。
コイツらも、無邪気に僕に依存しているように見えて、厳しい野生の世界にいる。子スズメ部隊だって、みんなが無事大人になれるとは限らない。
そう思ったら、最後まで書こうという気になった。
書かなければ、チュン太が生きた証が何もなくなる。チュン太の小さな命への鎮魂、そして僕の愚かしさを忘れないために。
スズメは人間を利用しても信じはしない。でも、たった一晩だったけど、チュン太は僕を信じてくれたんだ。
僕の肩や指で、安心して寝ていた。僕の手から、夢中でパンをついばんてくれた。
僕のような愚かな人間を信じたばかりに、あんな無惨な死に方をしなければならなかった。
チュン太へ…。
本当にごめんよ。
キミのことは、キミにしてしまったことは一生忘れない。
…子スズメ一羽で、バカじゃないの?と思うかもしれない。
でも、小さくても、必死に生きようとしていた命なんだ。
さすがに数日間、思いきり凹んでいて、ペタ返しもコメントのお返事もしていなかった。
すみませんでした。