Little Friends -580ページ目

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑰

(続き)ただ、近ツリ係員のすすめで食堂車のキャンセル待ちを申し込んだ。

6月21日土曜、予報は雨だが朝から曇天でとても蒸し暑い。

まずは豊橋駅みどりの窓口へ。やっぱり「ロイヤル」は満席のまま。

次に豊橋広小路の近ツリへ、乗車券を受け取りに行く。

担当した係員のねーちゃんは新人らしく、「トワイライト」の乗車券のほか別のきっぷも頼んだため、たびたび中座して奥に引っ込んだり、先輩社員に聞いたりと忙しい。

かわいそうだが、勉強だと思ってがんばってほしい。

ひととおりきっぷが揃い、代金を支払う時になって、新人ねーちゃんが僕の申込書の一番下の文字に気づいた。

「トワイライト」食堂車のキャンセル待ちの件だ。

またまた奥に引っ込み、しばらくしてから1枚の紙を手に現れた。

「お客様、食堂車の方がお取りできていましたので…。」

…え?

見ると、僕の名前が記載された用紙には、確かに「日本海会席御膳」予約受付済と記載されている。

あれま!ずいぶんあっけなかった。

たぶん、ツアー会社が事前に押さえていた分のうち、売れ残った分をキャンセルしたものだろう。

なるほど、ギリギリまで粘ってみるものだ。(続く)

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑯

(続き)さらに翌週6月14日土曜日、結果は同じ。

ただ、しつこくキャンセルを狙うには、毎日、1日何回でも調べなければダメだ。

ただ、僕の場合は豊橋駅まで時間がかかる。仕事のある日は無理だし、休みの日も正直疲れている。日曜日はとうとう行かなかった。

6月19日木曜、仕事帰りに豊橋駅ではなく、広小路の近畿日本ツーリストに行った。

「ロイヤル」と食堂車の両方のキャンセルを調べるためだ。さすがに、もう旅行センターに行く気はしなかった。

やはり両方ともなし!

とりあえず、6月25日のB個室で行くための、大阪市内から札幌市内までの乗車券を申し込んだ。

この時、「トワイライト」の食堂車の利用定員を教えてくれた。

フルコースは28名。これは食堂車の座席定員だ。二回だから56名、和食は個室へのデリバリーにも関わらず30名しかないそうだ。

あの狭い厨房では仕方ないが、列車の定員が144名だから、少ないと言えば少ない。

「トワイライト」の食堂車は、予約制の夕食のほか、ランチタイム、パブタイム、朝食(車内で予約)もある。ランチとパブは予約不要だから、そちらを利用するとして、夕食は駅弁持参であきらめよう。(続く)

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑮

(続き)「トワイライト」食堂車の夕食は、フルコース12000円、和食は6000円と高価だ。

それが予約開始から一週間で満席。しかも、まだ本格的な北海道観光のシーズンではない。

考えられるのは、やはりツアー客だ。豪華列車とは言え、B寝台利用のはずだから、せめてお食事くらい豪華に…という客が多いのだろう。

なんだか憂鬱になってきた。デビュー当時の「北斗星」もそうだったが、ワケのわからぬ団体客の傍若無人さには何度も腹がたった。

貸切のバスと違って一般の客がいるのに、我関せずでやりたい放題。

これを海外でもやるから、ニホンジンは特異な目で見られるのではないか?

とにかく、そんな連中と22時間も同じ列車に乗るのはイヤだ。

旅行センターを出た僕は、隣のみどりの窓口に入った。

慣れた「北斗星」で帰ろう。

だが、こちらの「ロイヤル」も満席。やはり減便された影響か。

フェリーで帰ろうか?

がんばってくれた二川駅には悪いけど、この時は本当に乗りたくなくなった。

翌週6月7日土曜。しつこくみどりの窓口へ。

やっぱり「トワイライト」「北斗星」とも、「ロイヤル」は満席。

翌8日も同じだった。(続く)