「北海道フリーパス」の旅~6日目Vol.29
(続き)ガラガラのまま室蘭を発車、家路を急ぐ高校生たちは東室蘭までに降りてしまい、僕の乗っている車両は数人しかいない。
東室蘭から特急に変身するが、そのまま続けて鷲別、幌別と停車。
同じ区間を走る「(スーパー)北斗」より停車駅も多く、所要時間もかかるせいか、乗り込んでくる人はほとんどいない。
もともと、札幌から苫小牧や室蘭には高速バスが頻発しているし、所要時間はたいして変わらず、運賃はバスの方が安い。僕も普段なら、旭川や室蘭ならバスを使う。
暮れなずむ室蘭本線を、「すずらん」はガラガラのまま快走してゆく。
旅の終わりは、いつも物憂いものだ。
この旅は明日も続くから、まだ終わりではないが、毎日札幌に帰らねばならないから、結果的に毎日旅の終わり特有のけだるい空虚感を味わうはめになっている。
外がだんだん暗くなってくるのもよくない。これでは、テンションも上がらない。
しかも、明日の最終日は、この旅で一番の長距離移動になる。移動時間が長くなるぶん、現地滞在時間が短くなるわけで、さらに憂鬱になる。
陽の落ちた外をぼんやり見ながら、明日のことを考えていた。
定刻20時58分、札幌に到着。(続く)
東室蘭から特急に変身するが、そのまま続けて鷲別、幌別と停車。
同じ区間を走る「(スーパー)北斗」より停車駅も多く、所要時間もかかるせいか、乗り込んでくる人はほとんどいない。
もともと、札幌から苫小牧や室蘭には高速バスが頻発しているし、所要時間はたいして変わらず、運賃はバスの方が安い。僕も普段なら、旭川や室蘭ならバスを使う。
暮れなずむ室蘭本線を、「すずらん」はガラガラのまま快走してゆく。
旅の終わりは、いつも物憂いものだ。
この旅は明日も続くから、まだ終わりではないが、毎日札幌に帰らねばならないから、結果的に毎日旅の終わり特有のけだるい空虚感を味わうはめになっている。
外がだんだん暗くなってくるのもよくない。これでは、テンションも上がらない。
しかも、明日の最終日は、この旅で一番の長距離移動になる。移動時間が長くなるぶん、現地滞在時間が短くなるわけで、さらに憂鬱になる。
陽の落ちた外をぼんやり見ながら、明日のことを考えていた。
定刻20時58分、札幌に到着。(続く)