Little Friends -463ページ目

「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.6

(続き)検札に来た車掌に事情を話し、隣の車両に席を変えてもらった。

注意してもいいのだが、注意する僕だって気分が悪くなる。こういう時は、さっさと席を変わるに限る。

さて、朝食の駅弁タイムとしよう。

「えぞ賞味(980円)」。

カニ、ウニ、イクラ、鮭、タラコ、ホタテがのった北海風ちらし寿司の駅弁。

僕はあまり好きな駅弁ではないが、毎日のように札幌駅で駅弁を買っているためネタ切れ気味で、やむなくこの駅弁にした。

でも、久しぶりに食べたら、なかなかおいしい。(続く)

「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.5

(続き)定刻8時30分、「スーパー宗谷1号」は札幌を発車、最果ての町稚内への、長い道のりを駆け出した。

滝川までは富良野に行った時に通っているし、だいたい函館―札幌―旭川の間は数えきれないほど通った、言わば通い慣れた道だ。

そのせいか、最近は旭川までなら高速バスを使うことが多い。安いのもあるが、同じ広大な石狩平野でも、函館本線から見るのと高速道路から見るのでは、風景が違って新鮮だからだ。

僕の乗った指定席も7割程度席が埋まっていて、車内もにぎやかだ。それはいいのだが、うしろの方に座っているオバサングループは、にぎやかを通り越してうるさい。修学旅行だってもう少し静かだ。

何度か睨みつけたが効果なし。日本人というのは、1人だとおとなしいくせに、集団になると周囲の迷惑などいっさい考えなくなる。

迷惑だし、いいトシをした大人が恥ずかしくないのだろうか?

日本の文化の特徴は、「恥」の文化だと聞いたことがある。恥をかかない、恥をかかせないために、厳しい規律があり、恥をかかされれば、時には命をかけてでも名誉を守ろうとした。

今は…「赤信号、みんなで渡ればこわくない」、恥も外聞もない国になってしまった。(続く)

「北海道フリーパス」の旅~最終日Vol.4

(続き)今回、稚内に行こうと思ったのは、この特急「スーパー宗谷」の存在が大きい。

網走行の特急「オホーツク」は、国鉄時代から何度か乗っているが、所要時間も車両も国鉄時代とたいして変わっていない。

函館や釧路方面がほぼ新型車両になっているのに、乗車時間の長い「オホーツク」が改善されていないのは不満だが、輸送密度の低い宗谷本線の改善が先になったのは、おそらく道央自動車道の延伸対策だと思う。

しかも、「スーパー宗谷」登場以前の宗谷本線は、優等列車も特急ではなく急行列車で、札幌から稚内まで6時間もかかり、札幌からの直通列車も少なく、大変不便だった。

「スーパー宗谷」の車両は、簡易振子型とでも言うべきシステムで、「スーパー北斗」などよりもコストダウンを図ったそうだ。でも、旭川―名寄間しか線路改良をしていないにも関わらず、所要時間は一気に1時間も短縮された。

「スーパー宗谷」には乗ったことがなかったから、ぜひ乗ってみたかった。

それでも5時間かかるわけで、タバコも吸えないし、お尻や腰が痛くなるのは覚悟せねばならない。

「スーパー宗谷1号」は短い4両編成、たった1両しかない自由席は早々と満席だった。(続く)