Little Friends -414ページ目

祝津へ…小樽の海を見に行く②

(続き)海沿いの高島方面には行ったことがあるが、赤岩方面を通るのは初めてだ。

平地の少ない小樽らしく、起伏の多い土地に住宅がへばりついている。

アップダウンを繰り返しながら赤岩地区を走り抜けたバスは、祝津の手前で左折し海が見えてきた。

気が向けば水族館に入ろうと思って水族館で降りたが、バスを降りると、水族館の前には小学生の集団が整列して入館を待っている。

あっさりあきらめ、水族館を背に歩き出した。
↓右が水族館。

隣の高台には鰊御殿がある。
(続く)

祝津へ…小樽の海を見に行く①

(続き)小樽駅前バスターミナルに戻った僕は、バスの1日乗車券の強みを最大限生かし、今度は「おたる水族館」行に乗る。と言っても、水族館に行くのではなく、水族館のある祝津に海を見に行く。

間近で海を見たのは、去年の暮れの勝浦が最後。札幌は海がないから、小樽か石狩に来なければならない。

祝津まで行かなくても、小樽運河の先に海はある。でも、あれはあくまで小樽港で、僕は港の風景が見たいのではなく、潮風の香りを肺いっぱいに吸いながら、打ち寄せる波を見たい。

そうなると、小樽の中心部を離れないとならず、一般的には海水浴もできる朝里方面がよいのだが、今回はある目的がある。

僕が乗った水族館行のバスは、交通記念公園のある手宮から、海沿いの高島ではなく山側の赤岩を経由する。

ちなみにこの手宮という場所、明治時代には道央の幌内で採掘された石炭の積出港があった。

日本最初の鉄道は明治5年の新橋―横浜間だが、そのわずか10年後には、石炭輸送のために手宮―幌内間に鉄道を開通させている。

近代化を急ぐ明治政府の熱意が感じられる。

今は手宮には鉄道は走っていないが、小樽の町中には手宮線の線路跡が残っている。(続く)

小樽駅へ②

(続き)やがて、急坂を上ってバスが到着。

乗客を降ろし、折返しの小樽駅前行に変身したバスは、僕を含めて乗客3人を乗せ、天狗山を後にした。

すぐにキツい下り坂。まるでジェットコースターだ。

山間部にある小樽商大や高校の生徒は、徒歩や自転車通学が不可能で、バスに乗り遅れたらタクシーに乗るしかないそうだ。

僕が小樽にいた時も、通学の便の悪さと卒業後の進学や就職を考えて、札幌の学校に通う高校生も多かった。

小樽の地盤沈下は、このようなところにも原因がありそうだ。(続く)