祝津へ…小樽の海を見に行く① | Little Friends

祝津へ…小樽の海を見に行く①

(続き)小樽駅前バスターミナルに戻った僕は、バスの1日乗車券の強みを最大限生かし、今度は「おたる水族館」行に乗る。と言っても、水族館に行くのではなく、水族館のある祝津に海を見に行く。

間近で海を見たのは、去年の暮れの勝浦が最後。札幌は海がないから、小樽か石狩に来なければならない。

祝津まで行かなくても、小樽運河の先に海はある。でも、あれはあくまで小樽港で、僕は港の風景が見たいのではなく、潮風の香りを肺いっぱいに吸いながら、打ち寄せる波を見たい。

そうなると、小樽の中心部を離れないとならず、一般的には海水浴もできる朝里方面がよいのだが、今回はある目的がある。

僕が乗った水族館行のバスは、交通記念公園のある手宮から、海沿いの高島ではなく山側の赤岩を経由する。

ちなみにこの手宮という場所、明治時代には道央の幌内で採掘された石炭の積出港があった。

日本最初の鉄道は明治5年の新橋―横浜間だが、そのわずか10年後には、石炭輸送のために手宮―幌内間に鉄道を開通させている。

近代化を急ぐ明治政府の熱意が感じられる。

今は手宮には鉄道は走っていないが、小樽の町中には手宮線の線路跡が残っている。(続く)