Little Friends -367ページ目

ボツになったメニューたち⑬

(続き)それに、そぼろも大根サラダも家庭で作れる料理。

杏仁豆腐も、この頃の東京のラーメン屋ではごく普通のデザートだった。

さらに、ラーメン屋のメニューで、ミニラーメンのセットというのは感心しない。少食の人もいるが、あくまでラーメン屋はラーメンをメインに食べてもらうべきだ。

でも、ただ廃止では本部も納得しない。

セットメニューは、新たに作ったチャーシューご飯と、既存のご飯ものをランチタイムに100円引きにするという簡素なスタイルにし、あとはやはりラーメンだ。

新メニューとして、小樽の店の再建に貢献してくれた角煮風チャーシューを投入。苦しまぎれだったが、大好評だった。

さらに、つけめんを始めた。この頃の東京では当たり前のメニューだったが、札幌の熟成縮れ麺をつけめんにする店はなかった。主役の麺が全く未知のものなら、売れると思った。結果は予想どおりニコニコ

札幌に戻った僕が、早々につけめんを始めたのも、この時の実績があったから。

でも、織田信長は桶狭間の成功を二度と実践しなかった。窮鼠猫を噛んだだけとわかっていたからだ。

…僕など、柳の下のドジョウばっかし汗これじゃ天下は取れないなぁ( ̄○ ̄;)

ボツになったメニューたち⑫

「ランチセット」

これは、最後に勤めたチェーン店で、僕が最初に入った東京の店でのこと。

このチェーン、僕が入社する前にテレビの全国ネットで大々的に取り上げられ、その後、飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長、本格的に本州に進出した。

東京のこの店も、テレビに出た後は月商1500万も売ったそうだが、僕が入った時にはだいぶ売上が落ちており、テコ入れのため新メニューを始めていた。

と言っても、チェーン店の悲しさ、単独で新しいラーメンなどはできず、そこで始めたのがランチセット。

ミニラーメンに、そぼろご飯、大根サラダ、ミニ杏仁豆腐。

そこそこ出てはいたが、僕が研修を終えて店長になると同時に廃止した。

なぜか?

ひとつには、このランチセットでは、リピーターにつながる集客はほとんど見込めず、客数減少に歯止めがかからなかったこと。

もうひとつは、仕込みとロスの問題。

このランチセット、中華あがりの社員が考えたものだが、そぼろも杏仁豆腐も本格的な手作りで、それなりにうまい。

でも、他の社員が作ると味が違うし、仕込みに手間がかかるから結局作りだめ。

実際には、そぼろも杏仁豆腐も大根サラダも廃棄が多かった。(続く)

寝台特急「カシオペア」 シングルユース券

引出しを整理してたら、昔乗った列車の切符が出てきた。乗車券ではなく、特急券とかその類いだけど…。いくつかお見せします。

「北斗星」の寝台券は全部戦利品として手許にあるし、今年乗った「トワイライトエクスプレス」の「ロイヤル」のチケットも、もちろん持っている。

ただ、↓は知らない人も多いだろう。

全車2人用個室A寝台の「カシオペア」のシングルユース券。

「カシオペア」のデビュー当初、高価なこともありシーズンオフは空室が多かったので、「ロイヤル」とほぼ同じ価格で、2人用A個室「カシオペアツイン」が1人で利用できた。

「ロイヤル」とくらべたら個室内も狭いし、シャワーもミニバーセットもないが、新型車両ゆえ乗心地はよかった。

今はすっかり有名になったせいか、こういう割引サービスはやってません。