ドイツやアメリカで23年以上暮らしてきて

こんなふうにブログを書いていると

明るく楽しい生活を送ってきたんだろーなー、

なんて

思われるかもしれません。

でも、きっと誰にでもある、

孤独を感じる時期が

わたしにもモチロンありました。

 

 

こんにちは。

あきやましずえです。

 

 

この夜明け前の空のように

暗くて寒くて長〜い

ドイツの冬。
最初に滞在した海外は

ドイツはマールブルグという小さな大学街でした。

 

 

引っ越したのが11月の終わりでしたから、

お天気は、

メランコリックになるのに

ちょうどいい!?感じで。

 

 

ものすごいホームシックに襲われたのは

地元スーパーマーケットで。

 

 

日独のちいさな辞書を片手に

なんだったか調味料を探していたのですが

全く見つからず、

商品棚のまえをウロウロ。

 

 

まるで、ゴキゲンに海を泳いでいて、

気がついたら

友だちとはぐれてしまい

まわりに誰もいない!?

え?どうしたんだ?

ノー!

と海の真ん中で叫んでいるような

感覚でした。

 

 

だんだん情けなくなってきて

おもわず涙が......。

むすめを連れての買い物の途中です。

おいおい、こんなとこで泣くなよ!

どないしてん、泣いたらあかん。

と、涙をのみこみました。

 

 

結婚、出産、引っ越し、 

そして離婚や介護。 

女性の人生の場面転換は

自分自身で選んだモノでないことも

多々あります。

 

 

ドイツで泣きべそかきながら

生活をまわし、

だんだん鍛えられたわたし。

 

 

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その後、マールブルグの町にも

スーパーマーケットにも

慣れてきた頃。

 

 

少しずつ季節が巡り

クロッカスが咲く頃には、

人との出会いにも恵まれ

少しずつ少しずつ

元気になっていきました、とさ。

実は春がきた頃に、

日本から母と妹が

お米をかついで

応援に来てくれたことは内緒です〜。

(日本食食材店が全くなかったの、当時。)

 

 

今日もあなたらしい一日を。

Have a wonderful day♡

 

 

         

   海外生活ことはじめ

   ・子育て共同体 @ ドイツ
 

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