単身赴任中の亭主を尻目に若妻が痴女となり若い燕を…日活ロマンポルノ「奥戯快感・艶」小林ひとみ | 東映バカの部屋

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皆様、こんにちは。
 
 
昨日の20時に勤務を終え、月曜日11時迄の休みですが、現在うちの社内は新型コロナウイルスに感染し療養している者が続出しています、毎年そうなのですがこの時期は物量が落ち着いている為影響は殆ど無いのが救いではありますが…消毒・手洗い・換気の徹底等々緊急事態宣言時の対応策が再び発せられています。様々な規制が無くなった上にワクチンの効果も薄れて当然ですのでこうなる事は目に見えていましたしインフルエンザと同じと考えれば(人によってはインフルエンザの方が新型コロナウイルスより怖いと言う方も居られます)従来通りの感染対策をする事がやはり最善なのかと思います。
 
 
さて本日は此方の作品を…VHS化作品ですがDVDは未発売、U-NEXT(見放題対象作品)/FANZA動画/Amazonプライムビデオ内に於いて有料動画配信及び動画販売が行われています。俺と同様、何度と無く右手の恋人となってくれたと言う方が多いであろう「当時のAV女王」「初代AV女王」である小林ひとみが日活ロマンポルノの新機軸「ロマンX」(当時急速に市場を拡大していたAVに対抗し、主演女優が本番を行った作品群。但しこれによりAVとの壁があらゆる面で取り払われた上に映倫がこの基本姿勢に難色を示して短期間で終わってしまったばかりかロマンポルノの終焉を早めてしまった様な気もします)に降臨した作品(因みにロマンポルノ主演二作目です)。
 
 
「奥戯快感・艶」昭和62年1月6日公開・吉本昌弘脚本・池田賢一監督・日活制作。
 
 

単身赴任中の亭主を持つ欲求不満気味の若妻・小林ひとみが自らの奥に眠っていた淫乱さに気付き、野郎の性欲を爆発させる自撮りの写真を公衆便所等々に散蒔いて若い燕を見付け飼い始め、後戻り出来ぬ地獄の釜の蓋を開けてしまい…
 

 
結論から言えば、物語は取って付けた様であり面白さは皆無…しかしひとみさんの姿形や情交等々を堪能するには懐かしさも加わっていい作品ですが(AV作品群に関しては動画配信も無ければVHSのみの作品が大多数で再生機器も激減していますから、僅かなDVD化作品や配信中のロマンポルノ作品は貴重そのもの)苦渋の選択であっただろうとは云え先述した「AV業界との壁を取り去ってしまった事」加えて「後のソフト化を意識したかの様な、AVと何ら変わらぬ様な内容」が、これも先述しましたがロマンポルノの終焉を早めた様に感じます、本番を行った関係者の意気込みは大いに買いますが…そう云えば数年前にひとみさんがインタビューを受けられた際ネットで拝見しましたが、当時50代後半ながらも若い頃と然程変わらぬ印象を受けましたし「テレビゲームと少年漫画が大好きで保護猫も数匹飼っている」「度を超えた迷惑行為をした客には毅然とした態度で臨む雇われママ」等々、意外な一面や裸で商売をしてきたからこその優しさや周囲に対する思い遣り等々を感じました。