憧れの男が乱倫に陥った時、少女は…新東宝映画「緊縛の情事」岡尚美・東映chで放映中! | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんばんは。
 
 
勤務開始日の夜中です。本日は現在東映chで放映が行われている作品で4/22(日)26:30~28:00(=本日・これから約2.5時間後)・5/10(金)25:30~27:00の二回放映されます。尚、DVD化作品でAmazonプライムビデオ/FC2動画/FANZA動画/DMM.TV/ビデオマーケット/楽天TV等々に於いて有料動画配信及び動画販売が行われています。
 
 
「緊縛の情事」昭和54年4月10日公開・高橋伴明脚本/監督兼務(女優・高橋恵子の亭主)・新東宝映画制作。
 
 

 

 

 

 

酒場を営む悪源太義平に使われまた惚れていたアルバイト店員の島明海…しかし、悪源太さんが過去に交際していた、現在は裕福な初老男性の女房であった岡尚美と再会後に不倫交際が始まり、更には尚美さんが亭主から緊縛の調教を受けていた為「これ以上あたしと付き合うと貴方は駄目になる」と警告をされたものの一緒に墜ちる事を選択。これを知った島さんは酒場の男性客の公衆便所と化し清純さをかなぐり捨て…

 

 

 
 
内容はかなり好き嫌いが分かれる映画と思います、と言うよりも緊縛を題材としている時点でこの類の内容や描写を苦手とされている方々は多いでしょうから仕方がない…しかし「軍配が上がるのは女の貫禄か?性を知り始めた初々しさか?」「人生経験の差が生み出す好きな男に対する言動と行動」「エロと情念を剥き出しにしたかの様に一挙に描き上げた力強さ」等々、性描写のみに頼らず描かれた深層心理の濃厚さが魅力の一作ですし、この後高橋監督が名声を得る結果となった「TATOO<刺青>あり」との共通性も感じました(私感)。