一夜の過ちはオカマへの序章?日活ロマンポルノ「悶絶!!どんでん返し」谷ナオミ/鶴岡修/遠藤征慈 | 東映バカの部屋

東映バカの部屋

東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。
 
 
昨日の5時に勤務を終え、明日11時の勤務開始時迄の休み中です。勤務時間変更の為金曜日17時からでしたので3時間残業後の帰宅、更に何時もの事を済ませた後に自家用車の6ヶ月点検とオイル交換に冬用タイヤ購入の相談(グッドイヤー/ダンロップ/ヨコハマ/トーヨーであれば若干の価格差はあるものの組み替え工賃込みで3.5万円との事でしたので次回の定期点検時に購入すると口約束をしました。この中であれば恐らくヨコハマを選ぶかと・・・因みにブリヂストンは5万円を超えるとの回答)に行き帰宅後、12時間も就寝してしまいました、24時間近く寝ずに動いていたのですから当然か・・・昨日の昼間は積雪ゼロでしたが今朝方は10センチには満たぬものの雪化粧、でも平年以上の暖かさです。
 
 
さて本日は此方の作品を・・・DVD化作品でDMM.com/Google Play/WOWOWオンデマンド/FODオンデマンド/Amazonプライムビデオ内に於いて有料動画配信が行われています。又、東映chに於いて本日以降、2/22(木)24:00~25:30に放映されます(HD放映)。
 
 
「悶絶!!どんでん返し」昭和52年2月1日公開・熊谷禄朗脚本・神代辰巳監督・日活制作。
 
 

 

 

 

東京大学を卒業後、実父が常務取締役を務める会社に就職し、実父の秘書である宮井えりなと婚姻予定であった鶴岡修が実父にゴマすり気味の先輩社員に連れて行かれたピンクサロンの女給である谷ナオミに持ち帰られたのが運命の過ちの始まり・・・何故ならナオミさんのヒモである美人局の親玉であるヤクザ風の遠藤征慈との半丁博奕に負けてケツの処女ならぬ処男を奪われた為!その場では思い出したくもない行為であった鶴岡さんでしたが、美人局に引っ掛かった際に遠藤さんと再会し再度結ばれたのを機にオカマ化し、会社も辞めてオカマバーに勤め始め、遠藤さんと恋愛関係になりナオミさんが蚊帳の外となる事態に・・・

 

 

 
 
これは楽しいし面白い!実は当作品は「第二回ロマンポルノシナリオ募集」の入選作品を下地にしているのですが「ロマンポルノなのだから美人女優ばかりが主演である必要は無いし自由度が高いのだから女優陣が蚊帳の外となる男色傾向の作品が有ってもいい!」と言わんばかりに穴ならぬケツから発想を膨らませ最後に頭を完成させたかの様な趣も良し!この入選作品を書かれた方はかなりの東映ファンだと思いますよ、何故なら東映作品のお家芸の一つは「インテリ・エリートはホモと云う短絡的発想」で数々の作品でそれが具現化されましたから・・・更にその顔合わせが強烈な個性を持っていた遠藤さんとロマンポルノの常連で女性本能にも精通していたと思われる鶴岡さんですから相性の良さは保証付ですし、そんな二人にヤキモチをする、今回は縛りも辱めも一切無いナオミさんの出演作品史上最高の可愛らしさが味わえます。本当は小心者なのに美人局の面々や弟分の粟津號にただならぬ者である事を見せ付ける為に取る姑息な手段も笑わせ処!