東映剣会・福本清三先生ご逝去 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

本日二回目の更新となります。

 

 

16時半過ぎのスポーツニッポン(ウェブ版)で知りました…東映剣会・殺陣師でもあった福本清三先生が1月1日に77歳でご逝去されました。

 

 

 

 

 

役者稼業の第一歩からご逝去迄一貫して東映に籍を置かれていた姿勢は、数年前にご逝去された渡瀬恒彦と同じく「最も東映を愛した役者の一人」であり、その姿勢には感謝しか有りません。

 

 

そして、70代にして初めて主演に起用された「太秦ライムライト」は平成期の劇場公開作品群では個人的に五本指に入る傑作!テレビタレントとしての人気や各媒体の好感度調査等々に左右されるキャスティングが当たり前となった中で、長年努力と実績を重ねられた方にこの様な素晴らしい企画が用意され実現し「まだまだ日本の映像業界も捨てたものではない」と思わせた一面も…

 

 

 

 

 

 

2.3年前には東映chで放映された東映京都俳優部制作のショートムービー選にも出演されていました。

 

 

これ迄爽快感抜群の殺陣や灰汁をこれでもかと云う程効かせた悪党ぶりを見せて下さった事、最期迄東映に籍を置いて下さった事に心から感謝を申し上げると共に、ご冥福をお祈り致します。