東映京都「ラクビー野郎」Amazonプライムビデオ「JUNKFILM by TOEI」で配信開始 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

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皆様、こんばんは。本日は有料動画配信開始情報です。

 

 

 

今月より「ラグビー野郎」がAmazonプライムビデオ内の定額制チャンネル「JUNKFILM by TOEI」に於いて有料動画配信が開始されました!

 

 

昭和51年5月15日公開・鳥居元宏/野波静雄の共同脚本・山本麟一ラクビー指導・清水彰監督・東映京都制作。

 

 

尚、当作品には1月1日に77歳でご逝去された東映剣会の殺陣師でもあった福本清三先生が「指導陣の一人」として出演をされています。

 

 

 

 

 

 

関西の名門大学ラグビー部が「永遠のライバルとの伝統の一戦」に負け続け、初心に戻りチームを立て直し復興を目指す物語なのですが、物語の中心人物となるのは「高校時代に既に名声を得、それに胡坐をかき努力を怠り、チームの統制や人間関係を乱す存在」の「変身せずショッカーや改造人間等々と素手で戦っても仮面ライダーより強いのでは?」と「餓鬼連中の度肝を抜いた」矢吹二朗(=千葉治郎。因みに「千葉治郎から矢吹二朗への改名」は、当作品の主役名「矢吹二朗」をそのまま流用したものです)。一昨年我国で開催された「ラグビーワールドカップ」に合わせて東映chで「長い眠りから目を覚まさせたかの如く」初放映されましたが、有料とは云えより多くの方々に鑑賞頂ける環境となった事は大歓迎!

 

 

「公開当時の興行成績は大惨敗・作品評価もKINENOTEを読む限りは非常に低い」のですが、俺は好きですよ、この作品!しかも「現代であれば機動隊・自衛隊はおろか、本物の侠客や極道でも泣いて逃げ出すのではないかと思わせる程の顔触れが揃った東映顔面凶器軍団」には陸上競技やテニス等々は全く似合わないですが、野郎同士の魂がぶつかり合うラグビーは東映に非常に適した題材ですし、内容も「爽やかかつ敗者を美しく湾曲する事で感動を押し売りする青春スポーツ作品を蹴散らす、ヤクザ映画の延長戦の様な描写と展開」は正にボンクラ好み!

 

 

「矢吹さんの実兄・千葉真一が助け舟を出す姿」も含め、一見の価値有りの傑作です!

 

 

 

因みに今月「JUNKFILM by TOEI」に加わった作品は「ラグビー野郎」の他に「さらば愛しのやくざ」(陣内孝則/柳葉敏郎)「ダンガン教師」(大仁田厚)鈴木則文監督の「コータローまかりとおる」(黒崎輝)「暗黒街大通り」(高倉健)「産業スパイ」(梅宮辰夫)「悪の親衛隊」(渡瀬恒彦)宣弘社制作のテレビドラマ「闘え!ドラゴン」(倉田保昭)と、東映ファンには涎物!