局部移植の大騒動!イチモツ型日航ジャンボ機も登場!東映セントラルフィルム「生贄の女たち」放映中 | 東映バカの部屋

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東映制作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

皆様、こんにちは。
 
 
涼しく寝易い夜でしたが、今朝は隣地の新築工事の躯体工事の音で起こされました。クレーン車のアームの動作音は建築業時代には何も感じませんでしたが、今では「相当に煩いもの」と認識が変わりました。しかし、棟上迄終わる事で俺の部屋に入る西日が少しは緩和出来るだろうと思うと本日の工事は大歓迎でもあります。
 
 
 
さて本日は、今月と令和2年9月の東映ch「ミッドナイトシアター」の枠内の一作品から…ポルノ映画「ディープ・スロート」で一躍世界に名を馳せたハリー・リームスの日本映画初出演作品です。題目のみでは「売春絡みの人身売買か?連続強姦物か?」と想像していましたが、鑑賞してみたら「局部移植の大騒動の連続を描いた大馬鹿ポルノ映画」!
 
 
 
「生贄の女たち」昭和53年6月3日公開・佐治乾/山本晋也の共同脚本・山本晋也監督・東映セントラルフィルム/東映芸能ビデオの共同制作。
 
 
VHS化作品ですが未DVD化で有料動画配信も行われていません。尚、先述の通り東映chに於いて本日以降、8/23(日)26:00~27:30・9/5(土)25:30~27:00・9/25(金)24:00~25:30の三回放映されます(字幕付きHD放映)。
 

 

 

 

 

飛鳥裕子を伴侶としているアメリカ国防省戦略兵器研究所の研究員であるハリー・リームスは幼少時の交通事故の後遺症で「殻付きの落花生程度の短小かつ早漏」に悩んでいましたが、飛鳥さんの実母である松井康子を頼り「世界で類を見ないイチモツの移植手術の為」に極秘で来日し「日本初の心臓手術を成功させた名医」桑山正一を訪ねました。最初はこの移植手術に懐疑的かつ情交自体は人並みに好きな程度なのかと思わせる様子でしたが、飛鳥さんの学生時代の同級生でテクニシャンでもあるレズビアンの東てる美と(飛鳥さんの処女膜を破ったのも東さんの指と云う設定)ベッドインしハリーさんとのセックスでの物足りなさを満たす姿を見て一転移植手術を受ける事を決断します。

 

 

 

 

そして「馬並みのイチモツ」が桑山さん曰く「金玉銀行」「ペニス銀行」の協力も有り移植され、入院中にイチモツに宝石を隠し密輸を行う団巌・榎木兵衛に命を狙われたものの事無きを得ます。しかしその後「馬並みのイチモツを得た事で所構わず誰に対してもセックスを求めたりイチモツのデカさを強調する性格になったハリーさん」その為「移植後の待望の初夜が果たせず欲求不満」の飛鳥さんでしたが「もしかしたら移植したイチモツの持ち主の性格がハリーさんに乗り移ったのでは?」と考え調べ始めて行きましたが決定打には至らず…

 

 

飛鳥さんは再び桑山さんの元を訪れ一考を求めた所「飛鳥さんが桑山さんの助手の草薙良一と情交している場をハリーさんに目の当たりにさせる事で愛情を取り戻せないか?」となり実行に移しますが、果たして待望の初夜及び夫婦関係の修復に寄与するのか?そして本国・アメリカに久方振りの帰国を果たす事が出来るのか?
 
 
 
 
 
当作品は「大馬鹿に徹した娯楽ポルノ映画。しかも敬遠される傾向の強いイチモツ主題の物語を移植と云う方向性から持って行き、心臓移植を受けた患者が心臓提供者の嗜好・性格等々に変化する可能性も否めない事実を生かして仕上げた東映ファン・大馬鹿映画ファンのボンクラ野郎にとっては大傑作!」他作品の紹介の際にもよく使う表現ですが「物語の整合性・辻褄等々が破綻しても全く関係無く、目の前に映し出される場面と遣り取りを楽しめればそれで良く、内容を全て忘れてしまっていたとしても滅法面白かったと言える娯楽映画の神髄を貫いた作品」です。心理描写も「情欲の赴くままに!」に徹しており寧ろ潔い!
 
 
飛鳥さん・東さんの他に岡尚美(=丘ナオミ・丘なおみ・丘奈保美)等々も淫靡さを見せ付けていますが(このお三方と松井さん以外は名前と顔が一致しない女優でした。又、ポスターに表記されている宮崎あすかや一部作品情報に記載されている岡本麗等々は未出演です)「食事が特大フランクフルト!」「バッカバカシイ!等々、端々に挿入されるハリーさんの片言の日本語」「冷凍されているイチモツから本当に出て来た宝石」「飛鳥さん・松井さんがハリーさんの特大イチモツに我慢が出来ずに桑山さんに無断でギブスを割り、亀頭をペロッと一舐めする姿」「性転換手術を受けた元・男性を訪ねたハリーさんが「あんたに付いているモノは元々あたしにぶら下がっていたもの!倒錯の世界だわ!」と「新旧のイチモツの持ち主同士の一戦」を交えてしまった上に、そのオカマの元・恋人にも出刃を振り回しながら追いかけられ「あたしのモノ!」と馬乗り情交されてしまう顛末!」「公衆便所・銭湯・キャバレー等々で男女構わず特大イチモツを見せ捲り逃げられるハリーさん!」等々「東映だからこそ思い付き撮影させ公開させた、他社なら絶対にさせない場面描写を過積載」!
 
 
 
 
 
 
「巨大イチモツに隠された事実とアメリカ帰国後のハリーさんの動向」も東映らしいのですが「ここ迄遣ったかさすが東映!」と思わせるのはこれでしょう!
 
 
これは俺がパソコンの画面に映し出した当作品を撮影した小汚い写真ですが「アッパーデッキの膨らみがアレを想像させる日本航空のボーイング747」が…
 
 
 
 
 
次の画面ではこの通り!まんまでしたので写真に修整を加えましたが機首が亀頭になっています!
 
 
 
 
 
 
「東映の重役名優・片岡千恵蔵の三男である植木義晴・現日本航空会長が既に日航に入社していたから出来たのか?」それは無いでしょうねぇ…神仏に留まらず暴力団・政治結社とも対等に渡り合える岡田茂・前東映名誉会長と云う守護神が居たからこそ出来た芸当でしょう!
 
 
文句を付けなかった日航も立派!当時は「半官半民の特殊会社」「責任事故が続発していた時期」でしたからそれが間接的にいい方に働いたのかもしれませんが、懐の大きさと娯楽に対する正しい理解です。