皆様、こんにちは。
今日も予想より早い6時半終了。金曜8時迄の休みに入りました。
帰宅後、冬タイヤに交換・ウィンドウォッシャーを冬向けに原液のまま投入・洗濯。
その後、昼過ぎ迄仮眠して飯を食い、落ち着きました。
そして、さっきまで先日東映chで放映された「恐怖女子高校・暴行リンチ教室」(昭和48年・東映京都・鈴木則文監督。恐怖…シリーズ第2弾)を見ていました。
一般には藤本美貴が「ミキティ」。
しかし、俺にとっては…これが「ミキティ」。杉本美樹。
今回も助演として池玲子が登場。
この二人は同じ作品「東映二大ポルノ女優」としてデビューし、初めは池がスター、杉本が池には酷な拷問シーンを請け負う様になりましたが、池が歌手転向を表明した事で東映との関係が一時悪化。
それにより杉本の主演作が数作連続で上映され、後に関係修復に至った池が復帰した後も杉本のポジションは維持される結果に。
この女子高・希望学園は全国の不良を更正させた実績が謳われていますが、実態は…
教頭(中盤に校長へ)の今井健二。
お飾り校長(本編中盤、在学生とネンゴロになりクビ=杉本チームの陰謀。今井に校長交代)に代わり、学園を実質支配する悪徳教頭。
今井が指揮する、学園の不良から選抜された風紀委員。
金で雇われていますが…多分教頭の「喜び組」も兼ねていたでしょう…
血を抜き死に至らしめたり、セックスチェックと称して風呂場で暴行、貼り付け獄門等々、豊富なリンチの数々。
夜は飲み屋で遊んでいます。
リーダーの衣麻遼子(手前)とこの時点で新人の叶優子。
衣麻はどう見ても飲み屋のママ。
杉本とも乱闘を繰り広げます。
叶はあどけなさが残る可愛らしさが有ります。
衣麻は教頭の愛人でもあり、他のメンバーよりも多くの金を貰っています。
教頭には婚約者も居るのに…
学園と昵懇の刑事に近藤宏。
今井を囲んでの校長昇進のお祝いの席。
因みに市長は名和宏。
これらの連中も杉本チームの陰謀に嵌り、学園内で乱交パーティーに参加し写真にパシャリ!
コレに協力した飲み屋のママ・三原葉子。
今回は本番も無ければ脱いでもいません。
そして、カツアゲ屋の…
いやぁ~格好いい!渡瀬恒彦!
そして…この恐怖学園を仕切る…
表向きは綺麗な国会議員…裏では金欲・名誉欲にドップリ!
そして…前作に続く…雌キチガイ…
金子信雄!
…やはりこういう役はネコさんだろうなぁ…
自ら奨学金を与えている女学生に「ホの字」になり、六法全書をよませながらナニに!
多分処女を奪われたと思われるこの優秀な特待生は学園内で首吊り自殺!
この日は創立25周年記念式典。
学園内はこの数年前の「大学闘争」を思わせる暴動!
池も他校の生徒と共に応援参戦!
そしてバリゲードを作る。
当然、警察総出動。
実力行使に投石・放水で対抗します。
そんな間も理事長・ネコさんは今井から報告の為に送られた婚約者とネンゴロ!
でもこの当時からマッサージ器はいい「大人の玩具」だったんですなぁ~!
ここ数年の流行りかと思っていたんだが…
そこに杉本チームと渡瀬さんが現れ、五千万頂き!ついでに理事長の外車もせしめます…
ネコさん、アレが抜けなくなり…イタタ…と、この表情…
爆笑!最高!
ネコさんも東映ファンのアイドルだわ!
この後、合体したまま式典会場に連れて行かれいます。
因みに、金と外車は…
暴動の餌食!
渡瀬さんガッカリ…
「エライこっちゃ…五千万…」とあたふた…
最後には…
「(咥え煙草で)…五千万の一服…つかの間の夢…」
…と呟き歩き出し…コケる…
ラストは完全なコメディリリーフになっています。
こんな一面も自然に出来るのが渡瀬さんの大きな魅力だし、早くから才能を開花させ、芸域を広げていたのを思わせる場面です。
一方の杉本・池連合軍は全員連行。
でも学園の膿を出し切り、崩壊させた満足感からか全員笑顔。
杉本美樹、他作品も含めて案外笑顔の場面が少ない女優。
そういう役が多かったのも有りますが、そのたまに見せる笑顔が凄く魅力で可愛らしい。
しかしまぁ~女優主体の作品ですが、このシリーズや東映不良学園作品を見てしまうと、金八や他の学園モノが本当につまらなく感じてしまいます。
方向性が違うので単純比較は本来不可能ですが…
こんな痛快作品、今後新作では二度とお目にかかれない傑作!
DVD化もされていますから、男女関わらず絶対お薦めの一作です!
嫌な事が有った時はそれらも吹き飛ばしてくれますよ、ストレス解消に!
この作品は11/28(水)25:30~27:00=11/29(木)AM1:30~AM3:00にCS・東映chcで再放映される予定です。